プロテインをお湯で溶かして飲む際の注意点。効果の変化や対処法とは

プロテインをお湯で溶かして飲む際の注意点。効果の変化や対処法とは

LIFE STYLE 2018.09.30

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プロテインをお湯で飲むのはOKか

プロテインとは「タンパク質」のことであり、筋肉の材料として、筋力トレーニングでは欠かせない栄養素です。一般的には、運動後などに水で溶かして飲みますが、お湯で溶かした場合も同じ効果が得られるのでしょうか。

お湯で溶かした場合の効果の変化や、注意すべき点などを、ぜひこの機会に理解しましょう。
水

プロテインは基本的に冷たくして飲むもの

プロテインは、水などで溶かして飲む、粉末状タイプのものが主流で、主な成分はタンパク質から作られています。タンパク質は熱に弱く、その影響を受けやすいため、凝固したり変性したりするなどの特徴もあります。

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そのため、プロテインは熱の影響を受けない、水や牛乳などの冷たい飲み物で溶いて飲むべきでしょう。しかし、どうしても温めて飲みたい場合は、注意点を踏まえた上でお湯などで溶いて飲むことも可能です。
お湯

お湯で溶くと効果に変化はあるのか

寒い季節や朝食、就寝前などにプロテインを飲むとき、温かくして飲みたいと思うことはありませんか?プロテインをお湯や温めた牛乳などで溶いても、タンパク質に含まれるアミノ酸の成分が失われることはないため、基本的に効果の変化はありません。

しかし、いくつかの注意点に気を付けて飲まなければ、効果が薄まったり、味が変化してしまったりするデメリットが出てきます。しっかり注意点を把握してから、飲むことが大切でしょう。
トレーニング

プロテインをお湯で溶いて飲む際の注意点

プロテインをお湯で飲んだ際に起こる、効果の変化とは一体なんでしょうか。タンパク質の特性や、栄養素にあたえるデメリットをみてみましょう。

体内への吸収スピードが遅くなる

プロテインをお湯で溶かすことにより、タンパク質が熱で固まる「熱変性」が起こってしまうため、体内への吸収や消化などのスピードが著しく落ちます。筋力トレーニングなどは、運動後にプロテインを摂取することでより効果が発揮できるため、吸収や消化などのスピードが落ちることは、そのプロテインの効果も落ちるといえます。

お湯で溶かしてプロテインを飲みたい場合は、その性質を理解した上で飲む必要があるでしょう。

味がまずくなる

プロテインをお湯で溶かすと、プロテイン中のタンパク質が、熱の影響で構造が変化するため、味が変わり、水で溶かすよりも飲みにくく感じることがあります。

お湯で溶かす場合は、少量ずつ作り、試し飲みしながら作るのがよいでしょう。また、フルーツ味やカフェオレ味、ココア味やコーヒー味など、ホットで飲んでも美味しく感じられるプロテインも販売されています。酸味がおさえられることで、飲みやすいプロテインへと変わります。

溶けにくくダマになる

プロテインをお湯で作ると、タンパク質が熱変性して、プロテインそのものの溶解性が著しく落ちます。プロテインは水の場合でもダマになりやすく、さらに溶解性が落ちることで、ダマがたくさん出来、非常に飲みにくいプロテインとなります。

また、コップの底についた部分を飲み残してしまうと、必要量を摂取できなくなる恐れもあるため、注意が必要です。

ビタミンなどの栄養価が下がる

プロテインの中には、ビタミンやミネラルなどを一緒に摂取できるものもあります。たとえば、骨格を作る「カルシウム」や、筋肉などを支え、コラーゲンを生成するために必要な「ビタミンC」、疲労の蓄積を防ぎ集中力を高める「ビタミンB1」、汗などで失われる「鉄分」など、その種類はさまざまです。

しかし、プロテインをお湯で溶かすことで起きる、「タンパク質の熱変性」により、ビタミンやミネラルなども栄養価を下げてしまうので、摂取する際に注意が必要です。

爆発する危険性がある

熱湯でプロテインを溶かしシェイカーで振ると、密閉した容器の中で空気が膨張し、容器のふたが勢いよく開き、プロテインが爆発する危険性があります。
このような行為は、火傷などを負ってしまう恐れもあるため、シェイカーなどの密閉容器を使ってのプロテイン作りは、必ず熱湯以外でおこないましょう。
トレーニング

プロテインの種類による違い

プロテインには、牛乳から作られている動物性の「ホエイプロテイン」、「カゼインプロテイン」と、大豆から作られる植物性の「ソイプロテイン」の3種類あります。
通常だと、ホエイプロテインは約2時間、カゼインプロテインは約8時間、ソイプロテインは約5時間で体内へ吸収されます。しかし、お湯でプロテインを溶かすと、いずれのプロテインも吸収するスピードが遅くなります。

たとえば、ホエイプロテインは、80度前後から熱変性を起こし、溶けにくくダマにもなりやすくなります。そのため、沸騰させたお湯や牛乳で溶かすことは避け、レンジなども短時間で高温になるため、途中で混ぜるなどの注意をしながら、温める必要があります。

一方、カゼインプロテインやソイプロテインは、100度程度では熱変性は起こりません。ホットドリンクに適したプロテインといえます。原料によって、プロテインの熱変性が起きる温度帯が違うため、お湯で溶かす場合は、種類に気を付けて選ぶ必要があるでしょう。
クエスチョン

お湯でプロテインが固まるの防ぐには

これまで、プロテインをお湯で溶かすと、タンパク質の熱変性により、ダマになりやすいと紹介してきましたが、以下の注意点に気を付けることで、それらを防ぐことができます。
適切な飲み方で、お湯でも効率よくプロテインを摂取しましょう。

お湯の温度は人肌程度にする

プロテインは、80度前後から熱変性を起こすため、熱変性を起こさないためには、お湯の温度を人肌程度にするとよいでしょう。そうすることで、ダマのように固まることなく飲みやすくなります。
また、100度程度でも熱変性を起こさない、「カゼインプロテイン」や「ソイプロテイン」を中心に、選ぶのもよいでしょう。

シェイカーを使う

プロテインは水で溶かす場合でも、普通に混ぜただけではダマになりやすいです。そのため、お湯ではそれ以上に溶けにくくなります。
プロテインを飲みやすく溶けやすくするためには、シェイカーの使用が必要不可欠といえるでしょう。

また、シェーカーを使用する場合は、水分を入れてからプロテインを入れることが何より大切です。
手順が逆だと、混ぜる前からダマになったり、容器の底に粉が固まる原因になります。そして、作ったらなるべく早めに飲むことも、ダマを防ぐ予防になります。

ストレッチ

注意点を守って温かいプロテインを飲もう

プロテインは、筋力アップや栄養バランスの改善、健康維持など、人によってさまざまな用途で使われます。プロテインの特徴を知ることは、理想の体や健康を得る近道ともいえます。

プロテインをお湯で溶かすことは、デメリットも多少ありますが、注意点を守ることでそれらを防ぐことが可能です。しかし、お湯で作ることで殺菌効果が得られるからと、作り置きや飲み残しを摂取することはやめましょう。

鮮度が落ちて味が悪くなるだけでなく、溶かした時点からタンパク質の熱変性が始まるため、栄養価も下がります。お気に入りの飲み方を見つけ、さらに注意点にも気を付けながら、素敵なプロテインライフを送りましょう。

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