川釣りの餌をかえるだけで釣果がふえる|工夫しだいでランクアップ

川釣りの餌をかえるだけで釣果がふえる|工夫しだいでランクアップ

FISHING 2018.09.16

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雑食性の川魚は何餌が有効なのか

川魚は雑食性のため、エサの選択肢が広く、逆に何が定石というものがありません。川釣りで使われる一般的なエサの種類と、エサに対してできる一工夫のメソッドをご紹介します。

また、普段使っている一般的な釣りのエサがない時に、代用できるエサのご紹介もいたします。現地の川で取れる川虫や、意外なところでは自宅やコンビニでも入手できる身近な食品が、ちょっとした工夫で効果的な釣りエサとして使えるようになります。エサを釣具店で買ってくるだけから、オリジナルのエサづくりまで、川釣りをワンランクアップいたしましょう。
ルアー

一般的な川釣りのエサ

川釣りで使われる、エサの種類を分類しました。川釣りの現地で入手できるものもあり、覚えておくと、何かのトラブルでエサが足りなくなってしまった時に役立ちます。特に渓流釣りは、一度でかけてしまうとエサを買うために場所を離れるのは大変ですし、時間経過で釣り場の状況も変化してしまいます。現地でとれるエサと、エサの代用品を調べておく事は保険にもなります。

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生き餌の種類

釣りエサの定番、生物をそのまま使う、「生き餌」の種類をご紹介します。

川釣りのエサによく使われるミミズ

川釣りだけでなく、淡水(湖など)釣りの生き餌の代表といえるミミズ。釣具店で購入も可能ですが、自分でスコップやシャベルを使って捕まえる人もいます。ドバミミズは川の近辺のU字側溝や、林や公園の北側で日陰の湿気の多いところに生息しています。

5~7月の梅雨の時期に最も見つけやすく、真夏は少なくなりますが、秋以降涼しい季節になるとまた増えます。川釣りのシーズンであれば真夏以外は入手可能です。対象はイワナ・ニジマス・コイ・フナなど多数。

小物釣りには欠かせない赤虫

ユスリカの幼虫。300円程度で釣具店で購入可能で、容量も多い安価な生き餌です。対象はワカサギやメダカなど、小物釣りに。

蛾の幼虫でもある柳虫やブドウ虫

渓流釣りのエサとして有名です。棚虫は柳やポプラの木、ブドウ虫はその名の通りブドウの害虫です。釣具店で購入できます。対象はイワナやニジマスなど。

ヤゴやカゲロウの幼虫である水棲昆虫

川虫の幼虫もブドウ虫と同じく、渓流釣りのエサとして有名です。上流または中流域の川底の石をひっくり返すと見つけられます。川底の砂利をかき回して、中の川虫をすくうことでも取れます。水がきれいな上流域より、人里に近い中流域のほうが取りやすいと言われています。

出先で手に入れることができ、またその川の魚が普段食べているエサなので、釣果が期待できます。川釣りのエサとしては最も優れているという釣り人も多いです。しかし見つけるのにはコツや慣れが必要なので、初心者はあまりあてにせず、購入したエサも持っていくほうが無難です。対象はヤマメやニジマスなど。

色んな種類があるサシ

ハエの幼虫。いわゆるウジ虫のことを指します。白サシはウジ虫、赤サシはそれを食紅で色付けしたもの。赤いサシの方が食いつきが良いと言われており、値段もやや高い事が多いですが、基本的には1パック百円程度から購入できます。ラビットウォームはワカサギ釣り用の小型タイプです。釣具店で購入できます。対象はヤマメやニジマスなど。

使い残しは冷蔵庫などで低温にすることで保存することもできますが、気温の高い季節だと一晩で幼虫からさなぎ化してしまうことがあります。サナギになると釣りエサとしては使えなくなってしまいます。持ち帰ったらすぐ低温の場所にしまうか、一回で使い切るようにしましょう。

イクラなどの死に餌

「死に餌」は、イクラや蚕のサナギなど、動物性のもので、生き餌以外を指します。イクラは鮭やマスの卵です。釣り餌用のイクラは粒が破れないように塩漬けにされているため扱いやすく、また日持ちします。イクラの加工は、油漬けや砂糖漬けなどもありますが、釣りエサとしてはやや価格が高い方です。

さなぎの粉などの粉餌

「粉餌」は、さなぎの粉などがあります。蚕のさなぎを粉末にしたもので、ベースになる練りエサに混ぜて使います。
釣具店で購入できます。蚕のさなぎ粉は集魚効果の高いエサとして、昔から釣り人の間で愛用されています。

日持ちのする練り餌

練った状態ですぐ使える形状のエサ。粉餌に混ぜたり、粉餌や虫餌をメインにした時のサブとして使えます。撒き餌にするタイプと、直接針に付けるサシ餌タイプがあります。サツマイモなどがベースとなっているエサで、日持ちするために常備しておくと重宝します。釣具店で購入できます。対象はコイやフナなど。

デンプン質は食パン、スパゲティとかマカロニなどのパスタものや、動物性のものであればかまぼこや魚肉ソーセージでもエサの代用にできますが、やはり人間用の食べ物だけでは釣果が期待できません。また流れの早い川ではエサ持ちが悪く、すぐにハリから落ちてしまいます。それらを使うのであれば、上記のように別のエサを混ぜるなどの工夫をすることでより効果をよくしましょう。
釣り 魚

釣果を上げるためのエサの工夫

エサの種類に続いて、そのエサをより効果的に魚のくい付きを促すひと工夫のテクニックを集めました。エサは魚が好む味・香りの要素と、ハリへの付け方が重要になってきます。

デンプン質のエサにサナギ粉を投入

でんぷん質(うどん粉やメリケン粉)に、動物性のサナギや、魚粉・エビ粉などの粉餌を混ぜて練り餌にします。取り扱いやすいデンプン質の練り餌のメリットが活かせます。

また、家庭にある手軽な代用エサとしてご飯粒やうどんなどを使うこともできますが、それらを使う時にさなぎ粉をまぶすことによって、より効果の高いエサにすることができます。

香りをよくして魚を集める

サナギ粉などを混ぜた練り餌に、さらにさなぎ油や酒粕を入れてよく混ぜると効果的な練り餌となります。それらが魚にとって魅力的な香りを出すからです。川魚は川の流れにのってくるエサの匂いに反応します。意外なところではチーズも乳製品の香りで魚が集まる効果があるそうです。

イクラはハリの付け方に注意する

エサはつけるときも注意が必要です。針につける時に、イクラは真ん中の赤い玉にハリを刺さないようにしましょう。ハリの付け方でエサの持ちも大きく変わります。エサは消耗品なので、コスパを考えるとイクラは釣り餌としてはやや高価ですが、賢く仕掛け、使い切るようにしましょう。川

おすすめの川釣りのエサとは

川釣りでエサの選び方の基本的考え方をご紹介します。

これは確実という川釣りのエサはない

川釣りは魚とエサの相性で釣れる魚が決まってくるため、「コレ一つでなんでも釣れる」というエサは存在しません。魚にとって、生息している川に住む川虫や昆虫が一番の好物で、食べ慣れているものですが、その川虫でも日や魚によって効果が変わります。ターゲットの好みを探ることが重要です。また渓流釣りなら、現地で採取できるエサも探してみましょう。

釣りたい魚に合わせてエサを決める

魚によって好みも違うため、当然同じ環境でもエサによって釣れる魚が変わります。釣りたい魚や、釣り場の環境に合わせてエサを考えるのが重要です。

たとえば練り餌を使うときは、ばらけ具合を調整してエサをつけなくてはなりません。水深があり、流れが強い場合は早くエサがばらけないように調整しないとすぐエサが落ちてしまいますし、逆に水深が浅いポイントを狙う場合は、早めにバラけるようにエサを作ることで魚にアピールする必要があります。

エサを工夫して川釣りをもっと楽しく

エサを現地で採取するもよし、市販のエサを使うのでもひと工夫することで魚の食いつきが変わってきます。
釣具店で買えるお仕着せ・定番のエサは便利で手軽ですが、自分のオリジナルの練り餌や、現地で採取した生き餌を使うことで、釣果も期待できます。

何より、エサの選択で釣果を増やすことは、自分の釣りのレベルアップした実感が得られるはずです。釣りは魚とのファイト(駆け引き)を楽しむスポーツです。エサを選ぶ段階でもその駆け引きが始まっているのです。

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