必見ロードバイクとクロスバイク|双方のメリットとデメリットを解説

必見ロードバイクとクロスバイク|双方のメリットとデメリットを解説

CYCLING 2018.09.06

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ロードバイクとクロスバイクどっちがいいのか

ロードバイクとクロスバイクは、似ている自転車でどちらがよいかわからないと思われがちです。ロードバイクは舗装路向けのスピードに特化していて、長距離に向いている自転車です。クロスバイクは適度なスピードを出すことができ、かつ乗り心地も快適な自転車です。
見た目は似ているため、実際は乗る用途によるのですが、初心者の方にはわかりにくく、どちらがよいのか迷うことも多いと思います。今回は、比較しにくいロードバイクとクロスバイクのどちらを選ぶべきかのポイントについてご紹介していきます。
ロードバイク

ロードバイクの特徴

ロードバイクと言えば、ドロップハンドルを想像することが多いのではないでしょうか。それだけではないロードバイクの特徴をご紹介します。

最も速いスピードが出る自転車

ロードバイクはレース用に作られた自転車で、舗装された道路で最もスピードがでる自転車です。ラウンド形状の下に曲がったドロップハンドルや、細いタイヤを採用しています。空気抵抗を抑える前傾姿勢をキープでき、地面との摩擦が抑えられるメリットがあります。ギア変速の数は標準で20段階前後を搭載しているので、スピードはもちろんのこと、長距離やヒルクライム(登り坂)に長けている自転車です。
スピードや長距離を求める場合は、ロードバイクがオススメですが、初心者の方は最初に乗る際、十分に注意してください。ドロップハンドルや細いタイヤに慣れていないとかなり乗りにくいと思います。最初は交通量の少ない道で慣らし運転をするのがいいでしょう。

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驚くほど軽量化されている

一般的な自転車と比べて、ロードバイクの車体は驚くべきほど軽いです。重さはママチャリが20kg近くあるのに対して、軽いモノで6kg~10kgとその差は歴然です。フレームの素材は、アルミ、カーボン、スチール(クロモリ)が使用されていることが多く、中でもカーボンは抜群の軽さです。
アルミはエントリーモデルに使われる事が多く、一般的にロードバイクの中では重い部類になりますが、近年ではカーボンに負けない軽いタイプのモノも登場してきています。スチール(クロモリ)は鉄なので、アルミやカーボンと比べると重くはなりますが、その分耐久性が抜群でしなやかという特徴があるので、特に長距離のサイクリングに向いています。

高価なものが多い

ロードバイクはエントリーモデルで10万円前後、プロのロードレーサーが使うようなハイエンドのモデルになると100万円を超えるものもあります。
エントリーモデルはアルミフレームのモノがほとんどで、コンポーネント(ギアやブレーキ、チェーン)も価格を抑えたモノになっていてほぼ完成車になっていることが多いです。カーボンモデルになるとフレームだけで20万円を超えてきて、それぞれコンポーネントを加えていくと価格が上がっていきます。

速く走ることに特化している

ロードバイクは、とにかく速く走ることに特化しています。舗装路で脚力に自信のある方は原付バイク並のスピードが出ることも珍しくありません。対して段差やデコボコしている道には全く向いていません。
サスペンションがついていないので衝撃が全て体に伝わってきますし、タイヤが細いので非常に危険です。また、長距離の場合は、速く走れることで短時間で遠くに行けるので、結果的に疲れにくいというメリットもあります。
クロスバイク

クロスバイクの特徴

ロードバイクと比べて明確な特徴がないと言えるクロスバイク。それがクロスバイクのよい所です。クロスバイクの特徴をご紹介します。

ロードバイクとシティバイクの中間の自転車

クロスバイクは、ロードバイクとシティバイクの機能を掛け合わせたモノで「クロス」と呼ばれています。一般的にはシティバイクより軽くて早く、ロードバイクよりは重くて遅いです。
ロードバイクとマウンテンバイクなどのシティバイクの中間の自転車と言えるでしょう。見た目はロードバイクに近いですが、タイヤが太く、ハンドルはストレート形状という違いがあります。色々なモデルが存在し、タイヤを細くしたロードバイクに近いタイプのモノやよりタイヤを太くしたマウンテンバイクに近いタイプのモノなどがあります。

乗り心地がよい

クロスバイクはストレートハンドルなので握りやすく、ロードバイクと比べるとタイヤが太いので、多少は衝撃を吸収する効果があり、乗り心地はよいです。ちょっとした悪天候や利便性においてはロードバイクより優っています。
シティバイクとの違いはスピード感と軽快さで、ひと漕ぎするとそれらの違いに気づくはずです。近くに買い物に行く、通勤等の移動は、クロスバイクがオススメです。

手頃な価格で購入できる

クロスバイクはロードバイクと違って、5万円から10万円程度あればそこそこの機能を持ったクロスバイクが手に入ります。フレームの素材やコンポーネントによっては20万円を越えてくるモノもありますが、ロードバイクと比較するとエントリー以外のモデルも手頃な価格で購入できます。その手頃さもクロスバイクの魅力の一つです。

適度なスピードで走れる

クロスバイクは、ママチャリなど一般的なシティバイクよりは前傾姿勢になり、車体も軽いので、適度に早く走ることが可能です。一度クロスバイクに乗るとその快適さが体感できると思います。
タイヤ交換をして、ロードバイク並のタイヤの細さにすると10km/hほどスピードが上がると言われています。街乗りメインだけどスピードも求めたい方は、クロスバイクでタイヤを細くするのもよいです。
クロスバイク

ロードバイクが向いている人

ロードバイクとクロスバイクの特徴をご紹介した所で、ロードバイクを乗るのに、向いている人の特徴をご紹介していきます。

15km以上の通勤ならロードバイクがおすすめ

あくまでも交通事情や混雑状況、舗装路の状況によりますが、15km以上の長距離の通勤をされる場合には、ロードバイクがオススメです。ドロップハンドルは、最初慣れないうちは違和感を感じることもありますが、慣れてくると一番疲れることなく走行できます。
前傾姿勢が風の空気抵抗を軽減してくれるので、疲れを感じにくくなります。また、ひと漕ぎあたりのエネルギー効率がいいので、より速く遠くへ進めるので結果的に長距離のライディングに向いています。通勤時に疲れてしまっては元も子もないので、長距離の通勤にはロードバイクがおススメです。

長距離のツーリングを楽しみたい人

長距離のある程度舗装されている道路を走る場合は、エネルギー効率や疲れなどを考慮するとロードバイク一択だと思います。50km以内のツーリングであればクロスバイクでも可能ですが、100km以上になるとロードバイクでのツーリングが断然オススメです。

スポーツとして自転車に乗りたい人

ロードバイクは競技用として開発されたので、スポーツの一環としてレースなどに参加したい方にはオススメです。フレームやコンポーネントをハイエンドなモノにすればより速さを追求できますし、自分好みの自転車に仕上げることができます。
ただ、最初からロードバイクに乗ってスピードを求めるのが不安な方や、価格が気になる方は、クロスバイクに乗ってライディングに慣れてから、ロードバイクに乗り換えるのもいいと思います。

サイクルイベントに参加したい人

特に決まりなどはないので、ロードバイクでもクロスバイクでも大丈夫です。しかし、イベントに参加すると長距離のツーリングなどになると思うので、結果的にロードバイクがオススメになります。
初心者でロードバイクに慣れていない方は、クロスバイクの方が最初は楽だと思います。クロスバイクにある程度乗って、限界を感じてきたらロードバイクに乗り換えましょう。クロスバイクとは違う快適さを体感できると思います。
ロードバイク

クロスバイクが向いている人

ここまでロードバイクを見てきましたが、次に街乗りにも適している、クロスバイクの特徴をご紹介していきます。

日常的に自転車に乗りたい人

買い物や普段使いで日常的に自転車に乗りたい人は、クロスバイクがオススメです。多少の段差や道が悪くてもクロスバイクなら快適に乗れますし、それなりのスピードも出ます。
また、頻繁に乗り降りする場合などはより手軽に乗れるクロスバイクがおススメです。前カゴや泥除けをカスタマイズしてつけるとなお便利に使えると思います。

15km以下の通勤ならクロスバイクがおすすめ

15km以下の中距離の通勤は、クロスバイクで十分だと思います。その距離だとスピードをだすメリットもそこまでありませんし、クロスバイクのスペックで十分快適に移動できると思います。
疲れもそこまで感じる距離ではないので、姿勢も気にする必要があまりありません。また、15km以下なら途中で止まることも多いと思いますが、始動回数が多い場合も手軽に乗れるクロスバイクがおすすめです。

気軽にサイクリングを楽しみたい人

街中の散策や景色を楽しむサイクリングの場合は、クロスバイクがオススメです。やや前傾姿勢とはいえ目線を上にむけやすいですし、タイヤも太いため、安定感のあるライディングが可能です。
多少の段差などは問題なく走行でき、ロードバイクと違ってパンクの心配もそこまで気にする必要がありません。街中に自転車を止める際、高価なロードバイクだと盗難の恐れもありますが、クロスバイクなら気軽に止めることができます(鍵はしっかりかけてください)。

ダイエットや健康維持目的で乗りたい人

今まであまり運動をしたことがない方や、健康維持目的等で自転車を検討されている方は、クロスバイクがオススメです。ロードバイクはドロップハンドルの前傾姿勢のため、初心者の方が乗ると違和感を感じると思います。
クロスバイクは乗り心地が一般の自転車とあまり変わらないので、手軽に乗り始めることができます。また、価格もロードバイクほどではないのでそこまで負担になりません。
クロスバイク

購入するときに注意すべきポイント

どちらにするか決まったら、自転車を購入しましょう。ここでは購入するときに注意すべきポイントをご紹介します。

乗る目的をはっきりさせる

自転車を買いにショップへ行くとたくさんの自転車が並んでいて、どれを選べばいいんだろうと悩むと思います。その時に力になってくれるのがショップスタッフの方です。スタッフに、「自転車通勤をしたい」「休日にサイクリングをしたい」「運動不足を解消したい」など乗りたい目的をはっきり伝えることが肝心です。
ロードバイクなのか、クロスバイクが最適なのか、その中でもどのタイプがいいのか、などアドバイスをしてくれると思います。高い買い物をするのですから、絶対満足をする買い物をしましょう。

自分にあったサイズのものを選ぶ

ロードバイクやクロスバイクは最初から完成しているものもあれば、フレームやタイヤの大きさ、ハンドルの幅などを選ぶこともできます。この際、自分に合ったサイズのものを選びましょう。一般的な自転車よりもタイヤが細く、車体も軽く、前傾姿勢になりがちなので、サイズが合わないとマイナスの影響が大きいです。
特に、通販の場合は注意が必要です。デザイン先行で買ってしまって、届いてみたらサイズが合わないことはよくあります。ロードバイク等はデザイン性が高いモノが多く、デザイン基準で購入してもよいのですが、サイズが合わないのは論外なので、不安な方は実店舗での購入をオススメします。また、その際に試乗して、実際の乗り心地を確認するのもいいと思います。

付属品は別売りになっている

ロードバイクやクロスバイクは基本的に付属品が別売りになっています。ロードバイクに至ってはペダルも別売りであることが多いので、自転車以外にも購入するものがあると認識しておきましょう。特にペダル、鍵、ライトは必要なので忘れずに購入しましょう。
ペダルは一般的な足を置くものと、主にロードバイク用の専用靴を履いてペダルに足を固定させるモノなどがあります。固定させるタイプは、初心者の方は違和感を感じて若干怖いかもしれませんが、慣れてくると驚くほどこぎやすいです。固定タイプにするだけでスピードも変わるので興味のある方にはオススメです。
鍵は、盗難の恐れがあるのでなるべく頑丈なタイプを選び、複数用意することを推奨します。特に、高価なフレームのロードバイクは盗難されるリスクが高いので、必ず短時間でも鍵をかけるようにしてください。ライトも特に夜道は危険になるので、車等からの視認性を高めるために、前後共に装着するようにしましょう。

格安のスポーツ自転車は避ける

通販でよく目にする格安のロードバイクやクロスバイクは、なるべくやめた方がいいでしょう。写真で見るとそれっぽくは見えますが、実際は一般の自転車と変わらないことが多いです。
一番わかりやすいのが重さで、ロードバイクは8〜10kg、クロスバイクは10〜12kgを目安にこれら以上の重さだとシティサイクルと変わらなくなってきますので注意してください。商品詳細を見れば重量等の記述があるのでよく確認しましょう。そういう事態を避けるためになるべく実店舗での購入をオススメします。
ロードバイク

自分の目的に合った自転車を選びましょう

ロードバイクかクロスバイクを選ぶ際に、重要なのはあなたの状況と、どういった目的で自転車に乗るのかということです。スピードを求めたい方はロードバイク、、手軽にツーリングを楽しみたい方はクロスバイクがよいでしょう。快適な自転車ライフを送るにあたって、少しでも参考になれば幸いです。

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