FELTロードバイクの魅力。ロードレースから生まれた本格派バイク

FELTロードバイクの魅力。ロードレースから生まれた本格派バイク

CYCLING 2019.02.17

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トップチームでも使われているFELTのロードバイク

FELTロードバイクの魅力といえば、当時からトップチームでも使われているFELTのロードバイクとして、アルミ素材フレームに定評がありました。当時から高級素材で知られたカーボン素材フレームのラインナップの展開で、低価格を実現させた事から業界はもちろんの事、多くのロードレースファンに強烈な印象をあたえたものです。

FELTとは

もともとFELTは、創業者のジム・フェルトが、1989年に創設したブランドメーカーで、自らトライアスロンのアスリートであった経験を生かし創業されたドイツの自転車ブランドです。

このFELTは、現在のトップレースに見られるエアロロードバイクブームに、先鞭をつけたとされているブランドとしても知られ、驚く事に最初に作り上げた製作フレームで、シクロクロスとトライアスロンの、世界チャンピオンを生み出すという実績を打ち出したのです。

ドイツの自転車ブランドであるFELTは、もともとモトクロスのメカニックだった創業者を中核として、数々の実績を上げたロードバイクの中堅的レーシングブランドといえます。現在でもロード以外に、MTBやトライアスロンでも成果を上げ、トップチームへのバイク・機材の供給を行っているメーカーです。

FELTロードバイクの特徴

もともと、創業者自身が、イーストンのパイプ設計者でもあった為に、アルミ素材フレームに定評のあるメーカーとして知られていました。現在では、カーボン素材フレームを、全面に押し出すラインナップの展開を図っている為、そのカーボンフレームが人気の主流となっています。

このカーボンフレームは、モノコック構造で、フレーム部分はカーボン素材で作られており、直線的な形状と洗練されたデザインが人気となっています。

素材がカーボンですので、とにかくフレームが軽く、乗り心地はしなやかで疲れにくいというのが、FELTロードバイクの特徴と言えるものです。デザインも、初心者からプロまで親しみやすく、エントリーモデルからハイエンドモデルまで揃っているのも、根強いファンがいる証でもあります。

FELTロードバイク最新シリーズのラインナップ

ブランド名称となっているFELTは、創業者であるジム・フェルト氏の名前から名付けられたもので、設計者とともに自らがトライアスロンアスリートという事もあり、ロードバイク作りにはかなりのこだわりがあるのは言うまでもありません。

特に、2006年から販売開始されたカーボン素材フレームは、時代のニーズとともに多くのファンを取り込み、中堅のロードバイクメーカーでありながら、ロードレーサーたちの心をつかむ事となりました。

それらは当然実績となり、現在では3大グランツールとして知られている、ジロ・デ・イタリアやブエルタ・ア・エスパーニャ、そしてあまりにも有名なツール・ド・フランスといった、世界最高峰レースを競うチームへのサポート行う、トップブランドへと成長したのです。当然ですが、最新シリーズのラインナップにも、その技術の粋が集められています。

ARシリーズ

ARシリーズといえば、FELTブランドのロードバイクの中でも、レース向けのエアロロードバイクとして知られています。もちろん、最速のロードバイクを必要とするプロ仕様の為、価格的には、288,000円から468,000円といった値段になっていますが、それだけ充実の加速を体現できるというわけです。

具体的には、一般的なロードバイクと比較して、28.7%~31.1%の空気抵抗の削減と軽量性を実現した為、従来のラウンドチューブで構成されたロードバイクと比べても、その破格のスピードとボディーの軽さは、触れてみて初めて実感する事でしょう。

このARシリーズは、2008年のツールドフランスに、初めて披露される事なりました。当然の事ながら、高い次元で高性能を持つ初代ARは、会場をざわめかせるほどの注目を集めたのです。現在も、年々進化し続けるARシリーズは、平地での走行にその威力を発揮します。

FRシリーズ

FELTブランドシリーズの中でも、史上最も軽量で硬くしなやかなフレームが特徴のFRシリーズは、FELT自慢のレース向けロードバイクとして洗練されたモデルです。その特徴として、旧モデルのFシリーズと比較してみると、5%の軽量化が実現されており、ヘッド剛性は4%アップでリア三角の横剛性は30%アップといった優れものです。

最新のコンポーネントは、有線・無線両方の電動式に対応した、シンプルなケーブルシステムを開発したもので、パーツに最適化されたデザインを取り入れているのもその特徴です。

当然の事ですが、丈夫で軽いフレームで平地はもちろんの事、急峻な超級山岳へのヒルクライムからテクニカルなダウンヒルまで、山や峠でもどこでも走れる万能性がその魅力となっています。価格は、89,800円から548,000円幅広い為、初心者から上級クラスまで幅広く楽しむ事ができます。

FR Discシリーズ

FR Discシリーズは、FELTブランドのラインナップの中でも、とりわけ小柄な日本人にもマッチするロードバイクといえます。FR Discシリーズは、FRの名称が示す通り、レース向けロードバイクであるFRシリーズのすべての性能を引き継いだロードバイクで、その違いはスルーアクスルとディスクブレーキを採用したモデルとなっています。

特にディスクブレーキは、こまめなメンテナンスが必要な事と、ホイールを取り付けるのが面倒といった意見も聞かれますが、特にホイールの交換がしやすくなるようアクスルの基準化を行っています。

安全性に優れたディスクブレーキは、リムブレーキと比較すると強力な制御性や優れた操作性を持っている為、雨天でも比類なきコントロールを行う事ができ、特に小柄で手が小さな人にも、最適なブレーキングが可能というわけです。価格帯は、288,000円から388,000円を目安にご検討ください。

VRシリーズ

FELTがこの世に送り出したVRシリーズは、まさに時代のニーズにマッチした、ロングライド向けロードバイクといえましょう。現代人の、ロードバイクに対するニーズが実に多種多様で、ロードバイクに乗って旅に出たり、ツーリングを行いたいといった半面、通勤にも使いたいといった人も増えており、こういったニーズを叶える為にVRシリーズが開発されたのです。

勾配のきついコースなど、オフロード以外のすべてのライディングに対応可能で、幅広タイヤが装備できますので、振動吸収性と路面追従性に秀でており、疲れにくく軽々と坂を登れるワイド&ローのギアも、その特徴となっています。

もちろん、23Cタイヤを装着し、ハンドルを下げる事によってロ、ードレースにも対応する事ができるオールラウンドタイプのロードバイクと言えるでしょう。価格帯は、198,000円から598,000円とかなり幅が広いものとなっています。

おすすめのFELTロードバイク

日本でも、40代前後を境として、ロードバイクの人気が急速な高まりを見せつつあります。もちろん、体力増強もその一つですが、軽量なロードバイクを自由に目的地に持ち寄り、現場で組み立ててツーリングを楽しむというスタイルもよく見かけるようになりました。

そこで、おすすめのFELTロードバイクとして、FELTロードバイクの最新シリーズをよりすぐり、価格帯を200,000円から300,000円とひとつの目安にし、それぞれの持ち味やどういったスタイルに向いているかを検討してみたいと思います。

選定条件の一つとして、バリバリのロードレーサータイプではなく、初心者でも気軽に乗っていただけるような、そんなマシンを選択していきます。もちろん、レースにも対応可能です。

AR5(ARシリーズ)

FELTのARシリーズでもおなじみの、AR5はその価格が288,000円となっています。カラーは、エレクトリックブルーという事もあり、海や空の色に非常にマッチしています。AR5ロードバイクのサイズは、48、51、54、56と揃っていますので、身長155センチから180センチ程度の方まで選ぶ事ができ、日本人の身長の幅にも適正なサイズ帯と言えるでしょう。

もともとARシリーズは、アタックやスプリント、そしてクリテリウムなど、瞬発力を必要とするプロレーサーの為に開発されたものですが、当然AR5もその地を引き継いでおり、最速・最軽量を実現したものとして認知されています。

またARは、トライアスロン用のバイクから、スタートしたFELTのシンボル的なバイクといえるもので、サイクリングロードなどの平地の走行を楽しむのであれば、こうしたエアロロードバイクが最適と言えるでしょう。

FR5 日本限定モデル(FRシリーズ)

日本の根強いFELT人気の高さから、限定モデルとして選ばれたこのFR5は、カーボンエントリーモデルからハイモジュラスカーボンを使用した、ミドルグレードフレームを採用したこだわりのモデルとなっています。プロレーサーも、満足させる性能を実現したFR5は、イタリアPrologo社製セミラウンド形状の、オーソドックスでなおかつシャープなレーシングサドルを装着し、価格は248,000円と手ごろな価格帯を実現しています。

カラーは、マットカーボンですが白抜きのFELTロゴと、赤のワンポイントが全体をさらに引き締めたデザインとなっています。サイズは47, 51, 54, 56と、身長150センチクラスの方から180センチの方まで、自由に乗り込なす事ができるでしょう。

初心者でも、将来的にレースに出たい人やアップダウンを楽しみたい人まで、あらゆるシーンで活躍してくれる万能性が特徴となっています。

FR5 Disc(FR Discシリーズ)

FR Discシリーズとして、新たなラインナップで登場したFR5 Discは、FR5の性能を見事に引き継ぎ万能性に優れたディスクブレーキモデルとなっています。価格は288,000円で、サイズは47, 51, 54, 56と用意されていますので、日本人の体形にはぴったりの日本限定モデルと言えるでしょう。

さらにフルカーボンフレーム&ディスクブレーキを搭載したFR5 Discは、カラーがミッドナイトストームブラックという事もあり、色調にあまり変化を求めないユーザーにはよく合う、シックで洗練されたスタイリッシュなモデルといえます。

比較的、メンテナンスの難しいといわれるディスクブレーキですが、FELTでは今後互換性を徹底するとの見解もあり、今後はディスクブレーキモデルを選んだ方が、性能面でも、今後のパーツ互換性でも良いと思われます。

VR5(VRシリーズ)

万能性が高いと評判のVR5は、VRシリーズの中でも特にマルチロード車としての地位を、確立したロードバイクで、トップレースや極端なダウンヒルコースでなければ、この一台でどこでも走破可能という優れものです。

価格帯は、298,000円と多少高めに設定されていますが、同様のVRシリーズとして発売されているVR6と比べてみると、価格差3万円でかなりグレードアップされている事がお分かりになるでしょう。

カラーには、ついた色調のミッドナイトストームフェードを採用し、サイズは日本人の身長に合わせた47, 51, 54, 56をチョイスする事ができます。特にお薦めしたいのは、シマノ105の新型R7000シリーズを搭載し、ブレーキも油圧式という高性能のロードバイクという事もあり、これらの点を踏まえてみても、VR5の方がおすすめできるといえるのです。

ロードバイクはFELTのバイクを選ぼう

洗練されたデザインと、これまでに実際のレースで、培われてきたノウハウが詰まったFELTのロードバイクには、まさに男の夢が詰まっているといっても過言ではありません。ロードバイクの魅力は、ユーザーの自由な意思によって、様々に走行スタイルや活用方法を変える事ができるというところにあります。

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