股関節が柔らかい人は体が衰えにくいといわれる理由について解説

股関節が柔らかい人は体が衰えにくいといわれる理由について解説

TRAINING 2019.01.05

Share :

股関節の柔軟性が身体にもたらすメリットを知ろう

股関節は歩行をスムーズに行うだけではなく、重い上半身をしっかりと支える役割を持っています。そのため柔軟性を持っていないと姿勢が悪くなったり、歩行が難しくなってしまいます。股関節が柔軟になっていると、身体にとっていい効果を得ることができます。そのメリットについてご紹介したいと思います。

股関節が柔らかい人のメリット

股関節が柔らかいと、スムーズに歩行ができるだけではなく、様々なメリットがあります。見た目だけではなく、健康やダイエットの点でも効果が期待できるのです。ここで股関節が柔らかいことで得られるメリットについて説明したいと思います。

太りにくい体質になる

股関節を鍛えたり柔軟性を持たせることで、筋肉量がアップします。また血行も良くなります。そのため、新陳代謝も活発になり、基礎代謝が上がります。そのため、太りにくい体質にすることができます。

DODA

筋肉量が多いほど、エネルギーの消費量も上がります。また血行が良くなると、筋肉に必要な栄養や酸素の運搬もスムーズになります。そのため、基礎代謝が上がるのです。股関節を柔らかい状態に保つことは、ダイエット効果がある点でもメリットがあります。

疲労が溜まりにくくなる

股関節の部分には大きなリンパ節がありますが、このリンパ節は血液や水分を循環させる役割を持っています。股関節が柔らかい人は、筋力がありますし、柔らかくて動きもスムーズです。そのため、疲労物質が排泄されやすく、疲労が溜まりにくい体になります。

股関節が柔らかいと、血行がいい状態を保つことができます。そのため、疲労を起こさせる乳酸が溜まりにくくなります。疲れにくいため、股関節の動きを常にスムーズにすることができるのです。 

肩凝りや腰痛の改善効果

股関節が柔軟な人は、腰の部分にある骨盤を支える筋肉がしっかりしています。骨盤がしっかりしていることで上半身を支えることができます。そのため、姿勢が良くなり、肩こりや腰痛を改善することができます。

上半身の姿勢が悪いと猫背になってしまいますし、首も前のめりになりがちです。猫背は腰に負担をかけて腰痛の原因になってしまいます。また首が前のめりになっていると血行が悪くなり、肩凝りになりやすくなってしまうのです。股関節が柔らかいと、肩凝りや腰痛を予防することも期待できるのです。

自律神経を整える

骨盤の周りにある筋肉には自律神経のセンサーがあります。骨盤がしっかり支えられていると、自律神経のバランスを良い状態に保つことができます。

自律神経が乱れていると、体が疲れやすくなりますし、食欲が安定せずに食べ過ぎて太ってしまうことがあります。またなかなか寝付けないといったことにもつながってしまいます。股関節が柔らかいことで、自律神経のバランスを良くして健康に役立たせることができるのです。

姿勢が良くなり若返り効果

股関節を柔らかくすると、骨盤を支える筋肉を強化させることにつながります。骨盤がしっかりしていると、姿勢が良くなります。それによって若返りの効果も期待できます。

姿勢が良くなると猫背が解消されますし、骨盤の筋肉が強化されることでヒップアップ効果も期待できます。血行が良くなり、代謝もアップして健康増進につながります。また見た目が美しくなるため、見た目を若くすることができます。

股関節の重要な筋肉の柔軟性をチェックしよう

股関節が柔らかいと様々なメリットがありますが、そのためには股関節の周辺にある筋肉に柔軟性があることも重要です。自分の筋肉にどの程度柔軟性があるのか、一度チェックしてみるといいでしょう。ここで股関節の周辺の筋肉に関して、柔軟性をチェックする方法をご紹介したいと思います。それぞれの筋肉について、1つずつ確認してみてください。

大腿四頭筋

前ももにある筋肉が大腿四頭筋ですが、走ったりするときに重要な筋肉です。この筋肉の柔軟性を調べる方法として、仰向けになってチェックするやり方があります。

まず正座の状態になり、そのままゆっくりと仰向けになります。この際にゆっくりと仰向けの姿勢を作ることができない場合は、大腿四頭筋の筋肉が硬いといえます。

また仰向けになったとしても、腰を浮かせないとできない場合も大腿四頭筋が硬いといえます。腰を浮かすことなくスムーズに正座の状態で仰向けになれると、大腿四頭筋が柔らかいと判断できます。

ハムストリングス

ハムストリングスは太ももの裏にある筋肉ですが、足を後に動かす時に関係する筋肉です。この筋肉の柔軟性をチェックする方法として、前屈が挙げられます。

まず姿勢を良くして立った状態で、ゆっくりと両手の指先を床につけていくようにしながら前屈をします。この時に膝は曲げないようにしてください。膝は真っ直ぐにした状態で、体を曲げていきます。

前屈をして手の平全体が床につけば、ハムストリングスに柔軟性があると判断できます。前屈をして指先が何とか床につく程度であれば、柔軟性があまりないといえます。しかし前屈を継続的に行っていけば、徐々に手の平が床についていくようになります。

内転筋

内転筋は太ももの部分にあり、足を閉じたりまっすぐな足にする時に重要な筋肉です。骨盤を支える役割を持っているため、柔軟性がないと正しい姿勢を維持知ることもできません。

まず床に座り、両足を開いていきます。この時に開脚した足の角度で柔軟性を確認することができます。180度足が開いた状態で、さらに上半身も床につくととても内転筋が柔らかいと判断できます。

両足が120度から140度程度であれば、比較的内転筋が柔らかいといえます。120度以下になると、硬いためストレッチをしてより大きな角度で両足を開くようにしていく必要があります。

腸腰筋

腸腰筋は股関節の辺りにあり、背骨を支える役割を持っています。そのため、この筋肉に柔軟性がないと、正しい姿勢をキープすることができません。腰痛の原因にもなるため、腸腰筋は常に柔軟性を持っている必要があります。

まずうつ伏せの状態になります。そしてゆっくりと膝を曲げてお尻の方にかかとが来るようにします。最大限かかとがお尻の近くに来た状態をキープします。お尻とかかとの距離が5~10cm程度であれば、柔軟性があるといえます。

硬くなった筋肉をストレッチで柔らかくしよう

股関節に柔軟性を持たせるためには、関係している筋肉が柔らかい状態でなければなりません。今現在関係している筋肉が硬いという方は、ストレッチによって筋肉を柔らかくしていくようにしましょう。

ここでそのストレッチの方法をご紹介したいと思います。どれも自宅で気軽に始めることができるものばかりです。継続的に実行して、徐々に筋肉が柔らかくなるようにしてください。

簡単にできる大腿四頭筋のストレッチ

大腿四頭筋のストレッチ方法はいくつかありますが、その中でも最も手軽で簡単に実行できる方法をご紹介します。まず、体を支えるために、壁を右にした状態で立ちます。右手を壁に置き、体を安定させます。

次に左手で左足の甲の部分を持ち、膝をゆっくりと曲げていきます。太ももの前側が伸びていることを実感しながら、20秒間その状態をキープします。その後ゆっくりと元の状態に戻し、右足も同様に行います。

ハムストリングスのストレッチ

 ハムストリングスに柔軟性を持たせるストレッチ方法の中でも、特に簡単にできる方法をご紹介します。まず床にお尻をつけずに、しゃがみこみます。その際に両手の手の平を床につけます。

両手とかかとを床につけた状態のまま、膝をゆっくりと真っ直ぐにしていきます。できる限り膝を曲げられる位置まで来たら、20秒間キープします。このストレッチは最初はなかなか膝を曲げることが難しいものですが、継続的に実行していくと徐々に膝を曲げることができるようになります。

内転筋のストレッチ

内転筋を柔らかくするするストレッチの中でも、誰でもすぐに覚えられる方法をご紹介します。まず床に座り、両足の裏側を合わせます。その状態で両手を膝の上に置きます。この時にかかとをできるだけ股関節に近づけておくようにします。

両手で膝を揺らします。膝が上下する高さは10cm程度が望ましく、20秒揺らします。股関節が伸びていることを実感できるように、しっかりと膝を揺らすようにしてください。

腸腰筋のストレッチ

腸骨筋を柔らかくするストレッチ方法の中で、特に器具などを使用せずにすぐに実行できるものをご紹介します。まず床に寝た状態で右足の膝を曲げ、太ももの前側が体に付くようにします。この時に背中は真っ直ぐの状態をキープします。また反対側の足が浮かないようにします。この状態を20秒キープします。ゆっくりと元に戻し、次に左足を曲げて同様に行います。

股関節を柔らかくして可動域を広げ健康的な身体づくりをしよう

股関節を柔らかくして可動域を徐々に広げていけば、健康やダイエットなど、様々な点でいい効果を得ることができます。継続的に股関節を柔らかくするためのストレッチを実行していけば、少しずつ硬くなっていた股関節も改善されていきます。

category

記事カテゴリー