ロードバイクでダンシングができるようになる方法を徹底解説

ロードバイクでダンシングができるようになる方法を徹底解説

CYCLING 2019.01.17

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正しいダンシングの方法を身につけよう

ロードバイクに乗っている方はダンシングに憧れている方も多いです。ダンシングをするためにはまず正しい方法を知ることが大切です。

ダンシングの特長

これからダンシングに挑戦したいならば、ダンシングについて基本的なことを理解しておくことが大切です。こちらではダンシングの特長についてまとめました。

ダンシングとは

ダンシングとは簡単に言えば立ち漕ぎのことです。ロードバイクではサドルから腰を浮かせた状態のままペダルを漕ぐことをダンシングと呼んでいます。したがって、上半身が立っているかどうかはあまり関係ありません。通常はハンドルとサドル、ペダルの三点荷重となっているのが、ハンドルとペダルのみの二点荷重になるのがダンシングです。

基本的にダンシングは体全体を用いて走ります。そのため、大きなパワーを出すことができるのですが、体力の消耗も激しいです。たとえばスプリント勝負をしたり、激坂を上がるときにはダンシングは有利とされています。

ダンシングを使うタイミング

ダンシングは全身の力を最大限に利用するため、大きなパワーを生み出すことができます。そのため、加速の際に使うとイメージする方が多いのですが、実は休むときにも使えるのです。ダンシングをしている間は呼吸を整えることができて、脚で踏まないため脚に乳酸が溜まるのを防ぐことができます。

たとえば上り坂を進んでいるときにスピードを維持しながら休みたいときにはダンシングは便利に使えます。ただし、巡航速度を上げるために用いるのは疲れてしまうためおすすめしません。瞬間的に急加速したいときにのみ使いましょう。

ダンシングには2種類ある

ダンシングには踏み込むダンシングと休むダンシングの2種類が存在しています。踏み込むダンシングはベースアップをするために用います。体全体の力をつかって漕げるようになります。ゼロ加速や後期加速、スプリントなどの際に用います。

一方、休むダンシングはスピードを出すのではなくて筋肉を休めるために用います。体重を使ってペダルを踏むことができるため、主に脚を休ませることができるのです。乳酸が溜まりそうなタイミングで意識的にダンシングをして脚を休めることが大切なのです。

ダンシングの方法

ダンシングは自己流ではなく正しいやり方を身に着ける必要があります。こちらではそんなダンシングの方法について詳しく紹介します。

正しいダンシングとは

ダンシングではバイクの重心に乗ることが大切です。両脚には均等に体重をかけるようにして、バイクの上にキレイに立ち上がった状態になるのが理想的です。ハンドルによりかからないように気をつけましょう。ペダリングも均等に体重を乗せるようにして、後ろ足に荷重をかけず、前脚でどんどん踏み込みましょう。

重力を意識して、バイクの中心に乗ることによって、上手く体重をバイクにかけることができます。ただし、道の勾配によって立つべき場所は変わります。脚だけを使わず全身を使うことが大切なのです。

ダンシングをするときの正しい姿勢

ダンシングの基本は腰の高さを常に一定に保つことです。そうすることでパワーがロスしてしまうのを防ぐことができます。上半身は起こしすぎないようにして、腕は曲げて前傾姿勢になりましょう。

重心はクランク中心であるBBに乗せるようにしてください。上り坂の場合は重心をBBに保つために体を少し前に移動させましょう。体重はペダルに乗せるようにして、手に体重をかけないように気をつけてください。また、ロードバイクでは体を左右に振るのですが、それでも体の軸を動かすべきではありません。ロードバイクでは、バイクを左右に振るのです。

ダンシングの前にシフトチェンジする

ダンシングをする直前にギア1枚から2枚分ギアを重くしましょう。そうすることで踏みごたえが出るため、上手くペダルを回せるようになります。シフトチェンジをすることによって、パワーロスを防いで効率よくペダルを回せられます。

また、ダンシングの前にシフトチェンジをすることによって、機材を守れます。ダンシング中はチェーンが強く張った状態となっていて、このタイミングでシフトチェンジするのは負荷が大きいのです。

ダンシングとシッティングのタイミング

自転車に乗っているときはどんどん身体に疲れが溜まっていきます。そこでダンシングとシッティングを入れ替えることで、ずっと同じ筋肉を使い続けるのを防いで、疲れを分散させるのです。たとえば太ももに乳酸が溜まってきそうならばダンシングをしてください。逆にダンシングで太ももがつりそうならば、シッティングしましょう。

ダンシングの方ばかり頑張ってしまう方が多いため、意識的にシッティングに早めに移行することを心がけてください。そうすれば、上手く疲労をコントロールできます。

ダンシングが上手くできない理由

上手くダンシングができないのは上半身の筋肉が不足している可能性があります。ダンシング時にはバイクが左右に暴れてしまい、それを抑えるために上半身の筋肉が必要です。特に腕や背筋が重要なため、これらの筋トレを行うことをおすすめします。

ダンシングが下手な人はすぐに速度が落ちてしまったり、ダンシングを維持することができません。ダンシングは全身の筋肉をバランスよく使うことです。そのため、筋肉が不足していると、そもそもダンシングができません。これまであまり運動をしてこなかった方は、まず筋トレをしてみましょう。

重量級向け休むダンシングのプッシング

体重のある方はそれだけでダンシングを諦めている方がいるかもしれません。しかし、ダンシングはハンドルを押すだけで身体を休めるダンシングとなります。これはプッシュダンシングといものです。ペダルを踏み込む脚とは反対側のハンドルを押すだけで良いです。これによって、上半身を立たせて、ゆっくりと新鮮な空気を吸い込めるようになります。

身体の重い方は特にロードバイクに乗っていると疲れやすいです。そのため、定期的に身体を休めるようにしましょう。身体への負担が大きいため、休みを定期的に取らないと怪我するリスクが高まってしまうため気をつけてください。

攻めるダンシングと休むダンシング

ダンシングには攻める方法と休む方法の二種類があります。それぞれの特長についてまとめました。

攻めるダンシングの特長

攻めるダンシングとは速度を上げていくことです。そのためには空気抵抗を最低限に抑えることが必要であり、それはエアロフォームと呼ばれています。また、上手く全身の力を利用することが大切であり、特に上半身の力を上手く伝えられるように工夫してください。

車体を左右に振るようにして、さらに踏み込んだ脚と同じ側のハンドルを身体に引き付けるようにしてください。これらの動作を取り入れることによって、上半身の力をペダリングに込めることができるようになります。脚の筋肉のみを使っていたときよりも、さらに楽に高速で走れるようになるのです。

休むダンシングの特長

休むダンシングを上手く活用することによって、身体を休めながら長時間バイクに乗れるようになります。休むダンシングは上手く体重を活用することが大切です。ペダルは上死点から下死点へと落とし込むようにしましょう。上死点は12時であり、下死点は6時の位置のことです。そして、ハンドルには体重をかけないようにしましょう。

膝を伸ばすような感覚を意識しながらダンシングをすると身体を休められるようになります。ただし、休むダンシングをするときには、ギアは軽くしておいてください。そうしないと体重のみでペダルを下げることができなくなってしまうからです。重いギアだとどんどん速度が落ちてしまい、フラフラしやすくなってしまいます。

ダンシングをうまく使って体力を調整しよう

ロードバイクに乗っている方は上手にダンシングを活用してください。そうすれば、脚だけで漕ぐ状態から脱することができます。上手く自分の身体全体を使えるようになり、体力を温存しながら効率よく進めるようになるのです。無駄な体力を使わずにロードバイクに乗れるようになれば、より長距離を高速で進めるようになります。

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