股関節の炎症の原因とそれが原因が引き起こる症状について解説

股関節の炎症の原因とそれが原因が引き起こる症状について解説

TRAINING 2019.01.21

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股関節に炎症が起きるときの原因と対処法

股関節は歩いたり、椅子に座るときに関係しています。そのため、常に健康な状態でなければなりません。しかし場合によっては炎症を起こしてしまうこともあります。その場合には、正しい対処が必要になります。

股関節の健康を守るためにも、炎症が起こる場合の原因について理解しなければなりません。中には病気にかかっていることもあり、注意が必要です。そこで炎症が起こる場合の原因について、また正しい対処法について説明をしていきたいと思います。

股関節炎症の症状

上半身を支えたり、スムーズな歩行は股関節が健康でなければ難しいものです。股関節が炎症を起こしていると、様々な症状を生じてしまうようになります。最も大きな症状は股関節の痛みです。痛みも初期の段階では、単に疲労感のようなものですが、炎症が強くなると痛みに変化していきます。

股関節の炎症によって起こる症状は、日常生活の様々な動作に影響を与えてしまいます。悪化すると、生活自体が困難になってしまいます。ここで股関節の炎症が起こった時の症状について説明したいと思います。

股関節に痛みを感じる

体に炎症を起こしている時には、多くは痛みを感じるものです。股関節の炎症も同様で、歩行時や足を組んだ時に痛みを引き越してしまうことがあります。初期の段階では痛みは強くなく、疲労感や股関節が張るような感覚がある程度が多いものです。しかし、症状が強くなっていくと、疲労感から痛みに変わっていきます。

朝起きた時に股関節に痛みを感じる、また時々痛みを感じるように症状が変化していきます。さらに歩いているとき、足を組んでいるときに痛みを感じるようになります。これが悪化していくと、何もしていなくても常時痛い、痛みも以前に比べてより強くなったというように、段々と症状が変化していきます。

可動範囲が狭まる

股関節の痛みがなく、単に疲労感がある程度であれば、それまでと同じく股関節の動きが制限されることは少ないものです。しかし症状が進行し、痛みが強くなっていくと、股関節が開く範囲が狭まってしまうようになります。股関節を動かす動作ができなくなってしまいます。

歩行や足を組む際に痛みを起こし始めると、痛みのためにあまり股関節を開くことができなくなります。常に痛みを感じるようになってくると、股関節を少し動かすだけでも痛みを感じてしまい、どんどん可動範囲が狭くなっていきます。この段階では日常生活に支障をきたしてしまうため、早期に整形外科に受診しなければなりません。 

股関節に炎症が起きる原因

股関節に炎症が起きる原因として、何らかの病気にかかっている場合があります。その病気は様々あり、多くは病院での受診が必要になります。ここで股関節に炎症が起こる原因とされる病気について説明したいと思います。

股関節疾患の中で多い変形性股関節症

股関節に関する疾患の中で特に多いとされているのが変形性股関節症です。この疾患は股関節の形の異常や老化が原因とされています。股関節が徐々に変形していくのが主な症状です。

変形性股関節症は2種類に分類されます。一時性変形性股関節症と呼ばれる疾患は老化が主な原因で起こります。二次性変形性股関節症と呼ばれる疾患は先天性股関節脱臼、また発育性股関節形成不全が原因とされています。

変形性股関節症は一時性と二次性に分類されます。しかしどちらの変形性股関節症も痛みが起こったり、可動域制限が起こることがあります。

年齢と共に起こりやすくなる骨粗鬆症

年齢を重ねていくにつれて骨密度が減少するようになると、骨の構造が壊れてしまいます。それによって骨がとてももろくなり、折れやすくなってしまいます。この症状が骨粗鬆症です。原因としては、女性ホルモンが関係していると言われています。閉経後の女性に多いとされる病気です。

骨粗鬆症になると、ちょっと転んで手を周囲の物などに当てただけで骨折をしてしまいます。ちょっとした衝撃で骨折をしやすくなるため、日常生活が困難になりますし、高齢者の方になると自立が難しくなってしまいます。

手術が必要な股関節骨折

加齢によって起こりやすくなる股関節の症状として多いのが股関節骨折です。骨粗鬆症と同じく、加齢が原因で起こる病気とされています。骨粗鬆症の女性に多く見られます。股関節骨折を起こすと、腰や背中の痛みを生じてしまいます。腰や背中に痛みを感じるため、股関節骨折だと気づかないこともあります。

自覚症状が少ない病気ですが、股関節骨折を起こすと痛みのため、歩行が困難になってしまいます。また日常生活も難しくなります。そのため手術を起こって治療をする必要があります。

大腿骨の血流が悪くなる大腿骨壊死症

大腿骨に血液を送る際に、大腿骨栄養血管の部分の血流が悪くなることがあります。これによって骨の細胞が死んでしまう病気が大腿骨壊死症です。

大腿骨壊死症は国の特定疾患に指定されていますが、原因の多くは不明とされています。ただステロイド剤を多く使用した場合や、アルコールを多く飲む人に発症することが多いと言われています。

足の付け根の違和感から始まる鼠径ヘルニア

小腸はもともとお腹の中にあるべき臓器ですが、その小腸が股関節の部分に飛び出してしまうことで起こる症状が鼠径ヘルニアです。飛び出してしまう臓器は他にもありますが、小腸であることが多く、鼠径ヘルニアは脱腸を指すことが多いとされています。

鼠径ヘルニアは成人だけではなくどの年齢層でも起こる症状とされています。鼠径ヘルニアになると、股関節が膨らむだけではなく、腸が腐ってしまう場合もあります。一般に自然治癒で治るものではなく、手術によって治療を行います。

股関節の炎症の予防法

股関節に炎症が起こると、日常生活が困難になってしまうことがあります。そのためにも、股関節に炎症が起こらないように日頃から予防をすることが大切です。ここでその予防法について説明したいと思います。

股関節周辺の筋肉をほぐす

股関節の炎症を予防するためには、まず緊張したり硬くなった筋肉をほぐす必要があります。血行を促進して、筋肉に必要な栄養を届けやすくするためにも、筋肉をほぐすことが大切です。

股関節の筋肉をほぐすために効果的なのがストレッチです。自宅でも簡単にできる方法ですし、自分のペースでじっくりと実行していくことができます。また屋外での予防法としては、ウォーキングが最適です。ウォーキングは器具を使用しませんし、空いた時間を利用していつでも実行できます。

体の冷えを改善する

股関節の筋肉をほぐし、血流を良くする方法として、体の冷えを改善することも効果的です。体が冷えていると、血管が収縮してしまい、血流が悪くなってしまいます。

体の冷えを改善するためには、体を温めることが有効です。温かい食べ物を積極的に食べる、また飲み物は温かいものを選ぶといいでしょう。また入浴では、38度から40度程度の温かいお湯に浸かり、全身を温める方法も体に過度な負担をかけない方法としておすすめです。

減量をする

体に余分な脂肪が付いていると、上半身を支えている股関節に過度な負担がかかってしまいます。それによって股関節の炎症を招く恐れがあります。そのため減量をして、股関節への負担を軽減させることが大切です。

減量のためには、脂肪の多い食事をできるだけ控えるようにしなければなりません。また脂肪の代謝を促進するビタミンB2を多く含む食品を積極的に食べることも大切です。ビタミンB2を多く含む食品は、卵や乳製品が挙げられます。また植物性の食品としては納豆が挙げられます。

病院を受診する

股関節に疲労感や痛みを感じた際には、すぐに整形外科を受診するようにしてください。継続した痛みがなくても、疲労感や痛みが出た際には何らかの病気にかかっている可能性もあります。

病院で診察を受けたり、レントゲンなどの検査を受けることによって股関節の状態が客観的にわかります。自己判断によって病気が進行してしまう恐れもあるため、股関節に少しでも違和感を感じたら整形外科の受診をすることが大切です。

股関節に炎症があれば早めに対処しよう

股関節は歩行を始め、日常生活でのあらゆる動作に関係している重要な部位です。その股関節に炎症を起こしてしまうと、痛みや疲労感などが起こってしまいます。また痛みは徐々に悪化し、より強い痛みを感じてしまうこともあります。

股関節に炎症を起こさないために、予防をしていくことが大切です。しかし、炎症を起こしてしまった場合には速やかに対処をしなければなりません。自己判断で病気の存在に気付かないといったことがないように、炎症を起こした場合には、早めに整形外科の受診をする必要があります。

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