股関節の痛みの原因と解消方法や日頃からできる予防法を紹介

股関節の痛みの原因と解消方法や日頃からできる予防法を紹介

TRAINING 2019.01.23

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股関節の痛みの原因は様々考えられる

40代になると運動不足から生活習慣病になる方も多く、健康診断で指摘されたり、たるんだお腹を何とかしたいと運動を始める方も多いです。しかし筋肉痛や疲労に悩まされたり、中には股関節の痛みがひどくなり治療に通う人もいます。特に股関節の痛みは生活にも支障をきたすので大きな問題です。

股関節に痛みが生じた場合に考えられる原因

股関節の痛みは運動によって引き起こされることもありますが、まれに病気が原因ということもあります。痛みをそのままにしておくのではなく、原因をはっきりつかむことが必要なのです。では股関節に痛みが生じる主な原因を紹介します。

病気が原因の場合

運動から来ているということが明らかな場合は、安静にする時間を増やしたり、運動を一旦ストップさせることで次第に和らいでいくはずです。しかし運動もしていないのに痛みがある、運動をやめてしばらくしても痛い時には病気が原因となっている事もあります。

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骨や関節などの病気

股関節という部分は体重を支えて立つ、歩くなどの行動で常に利用する大切な関節です。股関節に痛みがあり、運動などの原因要素がない場合には病気を疑うことも必要となってきます。

股関節の骨、また関節の病気には様々なものがあるのです。例えば年齢を重ねることで多くなる変形性股関節症、また突発性大腿骨壊死症、関節リウマチなどがあります。

またこのような病気を持っている方で股関節の痛みが継続している場合や、動くことが難しくなってきたという場合には急ぎ、整形など医師に診てもらうことが必要です。

その他の病気

骨や関節の病気以外で、鼠経ヘルニア、鼠経リンパ節症などの疾患によって股関節に痛みを感じたり、重だるく感じることもあります。

鼠経ヘルニアは小腸が部位の隙間に出てくることをいい、子どもに多い病気です。大人の場合は子どもと原因が違い、加齢によって体内の組織が弱くなって怒ることが多いといわれています。

リンパ管炎の一種となる鼠経リンパ節炎症では、腫れが見られたり熱が出るということもありますし、全身に倦怠感が出てくるので、痛みとともにこうした症状がある場合、医療機関を受診する方がいいでしょう。

生活習慣が原因の場合

日頃の生活習慣が原因となって股関節に痛みを生じることもあります。メタボリックシンドローム、生活習慣病予備軍といわれた方は、内臓、血液の疾患についても注意が必要ですが、股関節などの関節にも支障が出てくることがあり、より注意が必要なのです。

肥満により股関節への負荷が大きくなる

何を食べても太らないと安心していたのに、30代後半くらいから一気に体重が増える人が多くなります。体内の基礎代謝が落ちて今までのように脂肪を燃焼しにくくなっていること、また運動不足などが要因となり肥満傾向が強くなるのです。

体重が増加すると関節に大きな負担がかかります。適正体重の方でも、片足で立った時体重の3倍くらいの荷重が股関節にかかるのです。歩いている場合でも着地の時には体重の10倍の負荷がかかっているといわれています

。適正体重でもこんなに負担がかかるのに、体重が多くなればなるほど股関節、また膝関節などに支障が出てくるのも無理のないことです。体重が重くなると関節の間にある軟骨がすり減り変形することで立つ、歩くなどの動作でも痛みを感じることになります。

運動不足により股関節への負担が大きくなる

運動のし過ぎで股関節が痛くなるのはわかりますが、実は運動不足でも股関節が痛くなることがあるのです。運動が不足すると色々な筋肉が弱くなっていきます。同じように股関節周辺の筋肉も弱ってしまうのです。

股関節周辺の筋肉が弱くなると関節自体に負担がかかり、股関節の軟骨がすり減っていきます。すると摩擦が起こりやすくなり痛み、違和感を生じるのです。

冷えなどで筋肉が硬化し股関節への負担がかかる

最近はオフィスの空調がかなり聞いているので男性も冷えに悩む人が多くなっています。冷えていると血管が収縮し体を寒さから守ろうとしますが、この収縮によって股関節周辺の筋肉にも影響が来てしまうのです。

股関節周辺の血管も収縮し筋肉が硬くなります。筋肉の動きが悪くなると関節に負担が生じ、股関節の痛みが出てくるのです。股関節に負担がかかると動きが鈍くなるので、ますます血液の巡りが悪くなり悪循環となってしまいます。

 

股関節の痛みの原因を解消するには

股関節は立つ、歩くなどの基本的な動作にも必要なので痛みはとてもつらいものとなります。寝ていても寝返りをうつなどすると股関節に力が入るので痛みで目が覚めるという人もいるでしょう。そんなつらい痛みを持ったままにしておくと、生活にもかなりの支障が出てきます。

股関節の痛みは放置せず、原因を解消することを考えましょう。痛みが強い場合には医療機関に相談するということも必要なのです。

医師に相談して薬剤を処方してもらう

股関節の痛みが継続しているなら、原因を見つけること、また痛みを取るためにも医師に診てもらう方が安心です。まれに病気が隠されている事もあるので、何が原因で股関節に痛みがあるのかを検査し、その結果によって対応を考えます。

医師が検査し痛みの原因がわかれば治療することが出来ますし、痛みや炎症に関しては薬剤による治療もできるでしょう。痛みを我慢していて炎症が広がったり、病気が進むということもあります。我慢せずまず検査を行い必要な治療を開始すべきです。

重い症状の場合は手術を行う

股関節の状態がかなり悪く、薬剤やそのほかの治療では解決にならない場合、手術という選択をしなければならない場合もあるでしょうす。手術の方法も色々あり、症状に合わせてどのような手術になるか医師が判断します。ある程度の期間がかかることになりますが、症状が進み手術が必要であればしっかり治すことを考えることが必要です。

人工関節置換術を行う

変形性股関節症で変形がひどくなると歩くこともできなくなります。この場合に行うのが人工関節置換術です。変形した股関節を人工的な関節に換える手術で、関節症が進み痛みがひどいという人の根本的な治療ともいえます。

この手術を行う必要がある症状の目安としては、保存療法で効果が見られない場合です。薬物や運動による治療を行っても改善がない、見込めない場合に行います。日常生活に支障をきたしている人はこの手術を行うことが必要と考えましょう。

骨切り術を行う

骨きり術なんて言うと非常に怖いというイメージがありますが、股関節の痛みを取る有効な手段とされています。骨の一部を切り取り関節の構造を変えるという施術です。

骨を削って整える、一部切除してぶつかる部分をなくすなどし、股関節の痛み、可動域の狭さを改善します。

関節固定術を行う

加齢や病気によって骨が弱くなっている人はこの術式ができませんが、骨が丈夫な人なら内固定術という手術を行うこともあります。大腿骨へ正常に血液が流れている事も必要となりますが、骨折や変形性股関節症などの方に有効な手術です。

股関節の軟骨を取って金属の器具を挿入、固定します。これによって痛みが改善され、動きもよくなります。

筋力トレーニングや水中運動を行う

股関節に痛みがある場合、動くのがつらくなり運動を避けるようになります。しかし運動を避けてしまえば、股関節の筋肉がますます弱くなり、股関節への負担が大きくなるのです。

股関節に痛みがあっても水中なら負担をかけることなく筋力アップのトレーニングができます。水中は重力がかからないこと、また体重の負担も軽減できるため、股関節に負担の少ない運動が効率よくできるのです。

全身の筋肉へのリラックス効果もあるので、ストレスがあり常に身体が緊張している方にもお勧めできます。

股関節の痛み解消におすすめのストレッチ

股関節をほぐして伸ばすストレッチ

股関節の痛みがある人は股関節の筋肉が弱くなっていることで痛みを生じることもあります。この場合、股関節周辺の筋肉を鍛えることが必要ですが、激しい運動を行うとより痛みが増すこともあるのです。そのため、ストレッチなどの負荷がかかりにくい運動から筋肉をほぐし、徐々に筋肉を鍛えるようにトレーニングします。

股関節の前側を鍛えるストレッチは、床にうつ伏せになってテニスボールなどを股関節に充てて、その上に覆いかぶさるようにしてから膝上あたりまでボールの上を移動するストレッチが効果的です。また片膝立ちで両手を壁につけて反らす等のトレーニングでも股関節前側の筋肉を鍛える運動になります。

股関節の後ろは床に仰向けに寝て片膝を立て両手を体の横に沿えて、立てた膝をゆっくり開く、閉じるという運動を両方行うといいでしょう。左右ともい20回程度行います。

股関節の内側は足を伸ばして座り、片方の膝曲げて股関節側にかかとをぐっと寄せて、太ももの付け根辺りの筋肉をぶるぶる揺らすトレーニングです。引っ張ったり、持ち上げる箇所を変えて行います。こちらも左右20回程度行うといいでしょう。

股関節の可動域を広げる大殿筋ストレッチ

股関節の可動域を広げるためには、大臀筋、いわゆるお尻の筋肉がしっかりしていることが必要です。大臀筋のストレッチを行うことで股関節の可動域も変わってきます。

床に座り両膝を立てて、体重を後ろの方にかけから右足を曲げ、左足太ももにくるぶしで引っ掛けるように乗せてから体を前に軽く倒す運動です。これを20秒程度キープし、左足も同様に行いましょう。

股関節の痛みで悩まない為には

股関節が痛いと思うことがないように、股関節周辺の筋肉を鍛えて股関節に負担が少なくなるようにしなければなりません。なかなか運動するということは難しいと思いますが、今40代のうちにしっかりと股関節周辺の筋肉を鍛えておくことで、年齢を重ねても気持ちよく歩くことが出来ます。

また日頃から栄養バランスのいい食事を心がけることで肥満にならない生活を送ることが必要です。仕事をして栄養バランスのいい食事をとり、適度な運動をすることで生活習慣病やメタボリックシンドロームのリスクも回避できます。

股関節の痛みの原因を知ることが大切

股関節が痛いな、もう老化が始まっているなと思うのではなく、どうして股関節が痛くなるのか、その原因を理解する事が重要です。痛みをごまかしたままでいれば症状が信仰し、最悪、手術が必要となることもあります。

手術となってから後悔するのではなく、その前に、体重コントロールやトレーニングを行い、関節に負担がかかることがないように保護、予防していくことが大切なのです。痛みが継続している時には迷わず医療機関を受診し、痛みの原因を突き止め解決策を探しましょう。

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