焼岳は登山におすすめ|ルートや注意ポイントなどまで徹底解説

焼岳は登山におすすめ|ルートや注意ポイントなどまで徹底解説

CLIMBING 2019.03.12

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登山をする前に必要な下調べ

「新しい登山コースを探している」「今まで登山してきた場所には飽きた」という人におすすめしたい山は、焼岳(やけだけ)です。1DAYで登れる山として人気があり、周囲にある温泉を楽しめる場所でもあります。また、初心者におすすめのルートから長いコースもあり、決して飽きることはありません。

そんな焼岳を登山する前には、しっかりと下調べしておきましょう。このページでは、焼岳の詳細やおすすめのルート、登山時の注意ポイントについて徹底解説します。登山を趣味にしている人などは、ぜひ参考にしてください。

焼岳とは

まずは、焼岳とはどのような山なのか見ていきましょう。長野県と岐阜県の間にある山であり、活火山です。また、1日で登れる山として評判がよく、周辺にさまざまな温泉地があります。こうした焼岳の細かい内容について詳しく解説していきましょう。

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飛騨山脈に属する活火山

岐阜県高山市と長野県松本市の間にある焼岳は、「北アルプス」と呼ばれている飛騨山脈と並ぶ火山帯に属している山です。標高2,455メートルであり、今も火山活動を続けています。日本百名山としても知られ、その美しい景色は、登山家だけではなく、写真家にも人気です。また、「硫黄岳」という名称でも親しまれている山です。

1DAY登山として人気が高い

焼岳は、1DAY登山としても、登山を趣味にしている人や楽しんでいる人から人気を集めています。短い距離のコースであれば、登頂まで2時間半、下山に2時間ほどです。「活火山=岩山」というイメージがありますが、焼岳では、さまざまな草花が生えており、プロ並みの登山をしなくても楽しめるスポットです。

周辺に温泉をもたらしている

活火山だからこそ、周囲には温泉がたくさんあることも、焼岳の魅力です。源泉掛け流しである「上高地温泉」、安曇にある公園内の「中の湯温泉」、渓谷沿いにある「坂巻温泉」などが主な温泉です。登山を満喫したあと、ゆっくりと温泉に浸かり、体を休めることができます。

焼岳のおすすめ登山ルート

焼岳には、3つの登山ルートがあります。上高地(かみこうち)からのルートや、初心者におすすめの新中の湯ルート、少し距離が長くなる中尾高原ルートという種類です。それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

上高地からの焼岳登山ルート

上高地バスターミナルから焼岳登山口に向かい、焼岳山頂を目指すルートがあります。このルートは、登り始めはなだらかであり、整備もされていますので、歩きやすさを実感できるでしょう。途中から、梯子がかけられる場所や橋なども渡り、段々と斜面もきつくなります。

蒸気が立ち上がる焼岳小屋の展望台などを通り、焼岳北峰の山頂に到着します。休憩スペースがあり、火口湖も観れるスポットです。登りは4時間20分程度、下りは3時間10分程度を目安にしてください。

最短で登れる新中の湯ルート

新中の湯ルートは、初心者にもおすすめできるコースです。新中の湯登山口から歩き始め、最初はなだらかながらも、段々ときつくなりますが、歩くことだけに集中するような山道ではありません。広場まで80分が目安です。トイレは登山口に設置されていませんので、近場で済ますようにしてください。

そして、広場から焼岳北峰を目指します。おおよそ100分で到着です。稜線に行けば、目の前にはカルデラ湖があり、途中も季節の草花を楽しむことが可能です。山頂に到着すれば、はっと驚くような、美しい景色を存分に満喫でしょう。

帰り道に温泉もある中尾高原ルート

長い距離を楽しみたい人は、9.4キロの中尾高原ルートがおすすめです。時間的には、おおよそ7時間40分かかりますが、日帰りも可能です。樹林帯を歩き、珍しい植物や白水の滝、小屋を超えると大正池なども見ることができるルートです。温泉もありますので、しっかりと休息できます。

焼岳の登山をするときに気を付けること

1DAY登山として人気があり、魅力的なルートがある焼岳ですが、登山時に注意すべきポイントがいくつかあります。まずは、危ないエリアや禁止とされている場所に近づかないことです。事前に安全対策をしておくとよいでしょう。こうした焼岳の登山をするときに気を付けることについて紹介していきます。

禁止エリアや危険な場所に近づかないこと

焼岳の頂上近くには、火山だからこそ噴気孔があり、そこから水蒸気が出ています。非常に高温になっていますので、湯気を吸いこむのは大変危険です。有毒ガスが火口湖に溶けている可能性もあり、水にも近づかないようにしてください。

かつては頂上までの登山が禁止されており、現状でも南峰を登ってはいけません。北峰は登山可能ですが、煙などが出ている場所は、なるべく近づかないようにしましょう。山だからこそ、急な雨や雷雨、気温の変化、熊の出没などもありますので、事前対策は必要不可欠となります。

禁止エリアや危険な場所に近づかないことは必須ですが、その他の場所では、存分に季節の草花や絶景を満喫しましょう。ゴミなどは捨てずに持ち帰り、動植物はぞんざいに扱わないでください。

ヘルメットなど安全対策をしておく

活火山であれば、噴石の可能性があります。また山だからこそ落石もあり、ケガ防止のためにヘルメットなどの安全対策は欠かせません。焼岳を登山している人は、ヘルメットを持参していることも少なくありません。焼岳小屋では、無料でヘルメットの貸し出しもしています。

焼岳を登る際、水や食料だけではなく、ヘッドランプや雨具は必須です。また、雨が振ると非常に滑りやすくなり、夏であっても雪が降ることもありますので、滑り対策や防寒グッズも忘れずに用意してください。疲れたときは、食べ物や水分を補給して、しっかりと体を休めましょう。

登山では、予想通りにスケジュールが進まないこともあり、気づいたら真っ暗になっていることもあります。そんなときにヘッドランプは欠かせません。天候がわるくて帰れそうにないときは、山小屋に宿泊することをおすすめします。

安全には十分注意して焼岳の登山を楽しもう

登山愛好家たちに人気のある焼岳は、活火山です。だからこそ、周辺に温泉をもたらし、しかも1DAY登山として高い評価を得ています。さまざまな草花や火口湖を楽しめるだけではなく、帰りに温泉を満喫できる有名登山スポットです。登山ルートは3種類あり、上高地からの山ルート、最短の新中の湯ルート、帰り道に温泉もある中尾高原ルートはどれもおすすめです。どのルートからも、絶景を楽しめます。

登山時に気をつけることは、有毒ガスが出ているような危険なエリアには近づかないこと、噴石や落石に備えてヘルメットなどの対策グッズを持っていくことです。急な天気の変化などにも対応できるようにしておきましょう。登山をする前にしっかりと下調べして、安全面も考慮しながら、焼岳の登山を満喫しませんか。

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