タープとは。必要とされる理由や種類を知ってキャンプを楽しもう

タープとは。必要とされる理由や種類を知ってキャンプを楽しもう

CAMP 2019.03.10

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タープはテントと何が違うのか

お洒落なアウトドアに人気が集まっている近年、キャンプで使用されるグッズや装備も、機能性だけの追及でなくお洒落さも加わり、女性や若者など誰でもアウトドアを楽しみやすい一つの要因になっています。

キャンプやBBQで人気のタープは、昔から使用してきたテントと何が違うのでしょう?ここでは、タープの基礎情報からキャンプで利用するメリットや、種類別の違い、使用する人数に応じたタープのタイプなど解説していきましょう。

タープとは

キャンプやBBQなどのアウトドアアクティビティに使用することの多い「タープ」。そもそもタープとは、どのようなものなのでしょう?テントとタープはどんな違いがあるのか?タープに関して詳しく解説していきます。

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屋根を役割をするもの

タープの役割は、日差しや雨風をしのぐためのいわゆる「屋根」。使用する環境や目的によっても異なりますが、基本的なタープの役割は、屋根替わりに使用するものと考えればよいでしょう。屋外の屋根施設がない場合でも屋根の下にいる環境と同じように、タープには日差しや雨、風から人や物を守る役割があります。

タープの種類の中には、屋根の基本的役割のほかに、防水効果や紫外線効果、防虫効果などプラスアルファの役割を果たしてくれるものが多くなっています。テント以外に、屋外でも快適空間を作るために必要なのがタープなのです。

テントとタープとの違い

タープと似た用途を持ち、同じようにアウトドアで使用する道具の中には「テント」があります。

テントとタープの違いは、その形状や用途の違いによります。四方を囲まれたプライベートな空間を作り出すテントは、就寝したり着替えたりする「プライベートな寝室」として使用する場合が多く、タープは屋根だけを付けた形状なので、テントに比べるともっとオープンな空間を創り出し、食事を楽しんだり調理をしたりする「皆が集まるダイニング」のように使用します。

形状の違いからもわかるように、屋根だけの壁がないオープンな空間を作り出すダイニング的なものを「タープ」、屋根や壁や床など、より一層のプライベートな空間を作り出すものを「テント」と分けることができます。

タープを使うメリット

キャンプやBBQやイベントなどでも人気のあるタープ。タープを使うと、どんな効果や便利さが生まれるのでしょう?アウトドアで多くの人が利用する、タープを使うメリットを調べてみましょう。

タープは日焼け対策や虫除け対策もできる

タープのメリットとして真っ先に考えられる点は、暑い夏の陽射しや紫外線を遮断し、タープによって日陰を作り、日除け対策ができるメリットにあります。アウトドアの醍醐味である屋外では、日除けを確保することが重要になります。タープによって作り出される日陰は、人間に対する日射病や日焼け対策だけでなく、食材や物を直射日光から避ける働きもあります。

タープ自体の素材の違いによっては、紫外線効果の高い、日除けに有効な素材が使用されている物や、虫よけ効果のある防虫素材でできているタイプあり、タープを使用することで陽射しや害虫から保護されるメリットが生まれます。

急な天候悪化時はタープでBBQも可能

タープのメリットには、強い日差しを防ぐ日除けの役割だけでなく、急な雨などでもタープがあれば雨に濡れずにキャンプを楽しむことができる点です。アウトドアでは、急な天候悪化で、今まで晴れていたのに急に土砂降りの雨になることも多くあります。タープを用意していれば、急な雨でもタープの下でBBQを楽しむことも可能です。

ただしBBQは、火を使用するためタープ内でおこなう場合、火事などにならないよう、換気と通気性が良く、十分な広さが確保できるタープであることや、コンロなどの火起こしはタープ外で行い、火が落ち着いてきたらタープ内にコンロを移動して使用するということが、望ましい使用方法です。

タープの種類はどれくらいあるか

アウトドアブームの影響もあり、ショッピングモールやホームセンターでも、キャンプグッズやアウトドア用品が豊富に販売されています。タープも多くの種類が販売され、素材の違いや大きさの違いも豊富にあり、自分の目的にはどんなタープを使用すればいいのか、迷ってしまう場合があります。ここでは、目的に応じたタープの種類や、おすすめの使用人数について解説していきましょう。

スクリーン型タープ

屋根だけしかないものが、タープと考えている人も多いと思いますが、テントのように壁があるタイプのタープもあります。壁があるタイプのタープを「スクリーンタープ」といいます。

テントとの大きな違いは床がなく直に地面に建てられるタイプで、壁には透けるメッシュ素材が使用されている点になります。スクリーン型タープのメッシュの壁は、通気性に優れているだけでなく害虫の侵入を防ぐ効果もあります。大きさは比較的広いタイプのものが多いのが特徴で、陽射しが強い時期には壁があるため日除け効果がより高く、暑い夏でもメッシュの壁は風通しが良く人気が高いタープです。

スクリーン型タープは、使用する人数が多い場合や、子どもが多いファミリーにおすすめのタープです。

ウィング型タープ

ウイング型タープとは、屋根の両サイドが長く、設営した状態が鳥の翼(ウイング)のようなひし形の形状になることから名付けられています。ひし形の1枚の布を2本のポールで立てて使用するため、ポールが少ない分キャンプの荷物が少なく済み、一人でも簡単に設営することができるメリットがあります。

ウイング型タープは、比較的面積が狭いタイプのものが多いので、1人〜2人の少人数のキャンプにおすすめです。

ヘキサ型タープ

ヘキサゴン(六角形)の形状をしたヘキサ型タープは、ウイング型タープの拡張版と考えてよいでしょう。一人でも慣れていれば設営しやすく、六角形の形状が広い面積を確保できるメリットがあります。テントの入口部分の前室に設営して、テントの延長として使用するなどアイデア次第で便利に利用することができます。

ヘキサ型タープは、ウイング型に比べて広域面積が使用できるので、3人〜4人程度のファミリーやグループにおすすめのタープです。

レクタ型タープ

レクタ型タープは、長方形(レクタングル)の形状からそう呼ばれるタープになります。長方形だけでなく正方形などの大きめの布を、2本〜6本程度のポールを使用して設営するタープで、設営面積がとても広く、周辺付近の視界が確保できるメリットがあります。

多くの人が集まる運動会や屋外イベントなどで目にすることが多いレクタ型タープは、面積がとても広く確保できるため、大人数のグループやファミリーにおすすめのタープです。

ソロ型タープ

ソロ型タープは、主に一人でキャンプする際に使用することが多い、面積の狭いタイプのタープです。テントの前室として使用したり、荷物を置くスペースとして使用する場合や、ハンモックの上にソロ型タープを使用してテント代わりにタープ泊を楽しむことも可能です。

大自然の中で一人のプライベートな空間を楽しんだり、テントなどのように壁に邪魔されることなく、新鮮な空気をいつも味わって過ごしたい場合などに利用される場合が多く、ソロ型タープの設営次第では周囲の視界をシャットアウトすることも可能なので、思う存分プライベートを楽しめる一人用のタープです。

カーサイド型タープ

近頃、キャンピングカーやワンボックス車を、キャンピング仕様に改造して楽しむ人も多くなっています。車の乗り入れが可能なBBQ広場やキャンプ場も増えていることから、キャンプが手軽に利用できると人気があります。

車を乗り入れてキャンプやBBQを楽しむ際に使用するカーサイド型タープは、車だけの空間でなく、車のサイドにタープでもう一つの空間を創り出すことができるおすすめのタープです。設営方法も簡単で、設営後は車からの荷物の出し入れや、貴重品の管理もしやすいことから人気があるタープです。

タープのようなものがついているテントもある

テントやタープなど用意するものが多く、荷物が大量になることが心配な場合は、2ルームタイプのテントやテントの入口にタープのような屋根が付いた「キャノピー」の前室が確保されたタイプのテントを選ぶことがおすすめです。なぜならテントのほかにタープを用意する必要がなくなり、荷物も少なくすることができるからです。

テント前室のキャノピーが広い場合や、寝室となる空間とは別に、リビングとして利用できるもうひとつの空間がある2ルームタイプテントなら、タープのようにみんなで食事やお茶を楽しむことができます。

タープがないときに代用品になるもの

専用のタープを用意していなくても、タープの代用品として利用できるものがあります。キャンプやBBQなど、行ってみないとわからないことや、行ってから必要だったと思っても、急にタープを用意することはできません。そんな時には、タープの代わりになる代用品を用意しておくことで、便利に使用することができます。

ブルーシート

百円均一ショップなどでも手に入れることが可能なポールとロープがあれば、「ブルーシート」をタープ代わりに代用することができます。

ブルーシートは、建築現場や土木作業でも使用されることも多いため、水や風に強く、合成樹脂でできているので軽く、折りたためばコンパクトになるメリットがあります。キャンプなどのアウトドアで、突然雲行きが怪しくなってきたり、予定より荷物が多く荷物置き場が確保できない場合など、ブルーシートで簡単にタープを作ることができます。

大きなブルーシートであれば大人数を収容できるタープも作ることが可能です。日常的に言葉にするブルーシートですが、日本では一般的に青色でできているために「ブルーシート」と呼ばれていますが、アメリカではブルーシートを「タープ」と呼んでいることからも、タープとしての利用に優れている商品だといえます。

ブルーシートは、テントのグランドシート替わりや、テントの防水・保温効果アップなどにも利用できるため、キャンプに行く際には必ず用意しておきたい万能シートです。

防水シート

ホームセンターなどで販売されている防水シートがあれば、タープの代わりに利用できます。百円均一ショップなどであらかじめ購入するポールとロープを用意しておくことで、防水シートを緊急用タープとして使用できます。

防水シートは、荷物を雨から保護したり、頭からかぶって雨に濡れないように利用するために使用するタイプが多いので、面積的には広くないものが多くなりますが、2人〜3人で利用するキャンプタープとしてなら十分利用できる広さが確保できます。

タープを有効活用してキャンプをもっと楽しもう

キャンプは、大自然の中で楽しめる人気のあるアクティビティです。テントと合わせていろいろなタイプのタープを使用すれば、利用できる空間が多くなり、グループや家族利用も楽しさが倍増します。楽しむために出かけるキャンプで不自由さを感じないために、この記事を参考にタープを有効活用して、キャンプを今まで以上に楽しみましょう。

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