登山靴メーカーのおすすめは?種類と手入れ方法を徹底調査

登山靴メーカーのおすすめは?種類と手入れ方法を徹底調査

CLIMBING 2018.02.27

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登山靴メーカーの種類と特徴

登山靴の老舗であるローバー

登山で最も大事な道具は、登山靴です。初めて登山靴を購入する人には多くの種類の登山靴からどれを選べばいいのか悩みます。登山靴はメーカーやデザインで決めるのではなく履いた時のフィット感で相性が出てきます。

ローバーは1923年にドイツのバーバリア地方で創業されたドイツの登山靴やアウトドアシューズのメーカです。創業当時から完璧を目指すという職人気質の靴づくりの姿勢が現代にも受け継がれて、手間を惜しまず足にフィットする快適な靴作りを続けています。比較的幅広で甲高なので、幅広で甲高が特徴な日本人の足にもフィットするメーカーの一つです。

北欧の幅細めのホグロフス

ホグロフスは1914年に創立したスウェーデンから生まれたメーカーです。創業者のヴォクトル氏が自宅の農作業小屋で通学用バックパックを製造したのが始まりです。その後アウトドアアイテムを多く手掛けるようになり、高い品質から多くのファンができました。しかし日本ではまだまだ知名度が低いです。

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北欧らしいおしゃれでデザインが魅力が特徴です。さらにカラーバリエーションが豊富です。幅が細めなので、日本人の足には向き不向きが出てくる靴です。

価格が安く軽量なコロンビア

コロンビアは創業1930年のアメリカのスポーツウェアー製造のメーカーです。自然環境で行うスポーツに適したウェアーからアウトドアギアまで幅広い製品の製造を行っています。防水に関しては、コロンビアが独自に開発した防水透湿素材を使用していて、雨から足元を守ってくれます。

種類が多く、洗練されたデザインや価格が安い理由から幅広い層から支持されています。また軽量で柔軟さも備えた靴なので普段履きとして楽しめる靴です。

イタリアの幅細めでシンプル多めのアゾロ

アゾロは創業1975年のイタリアの登山靴メーカーです。アゾロは設立時から機能や体温調節機能などの最新テクノロジーを積極的に靴作りに取り込んでいました。またかかとやつまさきがねじれや伸縮が自在にできる構造にすることで、柔軟性や耐久性を高めて快適さをもたらすシステムも採用しています。革新的で性能が高いアゾロの靴は数々な賞を受賞しています。

デザインはシンプルなものが多いのですが、幅が細めなので日本人の特徴である幅が広い足には合わないこともあります。

イタリア老舗で日本人も比較的履きやすいザンバラン

ヨーロッパ登山創成期の1929年に創立されたイタリアの登山靴専門メーカーです。北イタリアのドロミテ山麓に本社があり山を愛するスタッフにより靴を製造がおこなわれています。靴底には世界に広く知られるゴム製アウトソール製造会社、『ビブラム社』のものを使用しています。ビブラム社が誇る高いグリップ力と耐久性が登山をしっかりサポートしてくれます。

またイタリアの商品ですが、日本人の足にも比較的合いやすい靴になっています。

初心者向けが多く軽登山靴が人気のキャラバン

キャラバンは日本のアウトドア先駆者的メーカーです。初心者からプロまでの幅広い人が使用しています。

海外製のメーカーに比べて日本人の特徴である甲高や幅広に合わせて作られたデザインでフィット感が強く、初心者には抵抗なく履きこなせることができる靴です。足に負担がかからないようにしっかり設計されているにもかかわらず、価格帯も低価格となっています。

日本人向けのモンベル

モンベルは1975年に大阪で創業した日本のアウトドア総合メーカーです。『迅速と軽量』『function is Beauty』をコンセプトにアウトドア用品などを取り扱っています。日本のメーカーなので、日本人の足に合う設計で製品作りが行われています。

迅速と軽量をコンセプトにして商品開発されてるにもかかわらず価格はお手頃で手に入れやすい靴です。初心者の人にも抵抗なく履きこなせる靴の1つです。

やや幅狭めが多く甲が高めのスカルパ

スカルパは1938年にイタリアで創くしたクライミングブーツのメーカーです。イタリアらしいデザインと色使いで人気です。

素材はほとんどの製品に足の形が馴染みやすい本革を使用しています。また製法にもこだわりがあり、ストレスのかかりやすい指先から縫い目を避けるなど、高度で手間がかかる縫法で使いやすさを優先して製造しています。しかしやや幅が狭めのものが多く、甲が高めなため日本人の足に不向きかもしれません。

幅広めで履きやすいメレル

メレルはアメリカのアウトドアアパレル、シューズメーカーです。1970年代にハイキングシューズから作り始めました。

メレルの魅力の1つが独自開発したテクノロジーです。アウトドアシーンから普段履きまで、どんな路面でも快適に歩けるように開発したオリジナルテクノロジー『M-SELECT』が搭載されています。

M-SELECTにはいくつかの機能があります。まず外部からの水の侵入を防ぎ、シューズ内の蒸れを逃がす防水透湿素材です。次に匂いの発生を防ぐ抗菌機能。汗の中にいるバクテリアの繁殖を抑えて、優れた消臭、殺菌効果を発揮します。

幅広めで日本人にも履きやすい靴の1つです。

比較的幅広でデザイン性が高いスイスのマムート

マムートは1862年に創立したスイスのアウトドア用品、山岳スポーツ用具の専門メーカーです。本場アルプスの雪山ならではの、クライミングへの深い知識と経験がものづくりに生かされています。軽量、高い耐久性と機能性など、アウトドアブランドの中でもトップレベルを誇る商品を展開しています。

シンプルでおしゃれなデザインでカラーのバリエーションも豊富です。マンモスのトレンドマークがかわいいと女性から人気です。

高機能なものが多く、デザイン性も高いので価格は少し高くなります。しかし生死にかかわる登山に行く人は、高くても質の良い製品を選ぶでしょう。比較的幅広で日本人でも履きやすい靴です。

登山靴の手入れ方法

使用前は靴紐を取って防水スプレー後ブラッシング

登山靴を購入して使用するまで何もせずに片付けてはいけません。使用前にもお手入れが必要です。これは実際の使用に備えてです。

最初のお手入れは、まず靴紐を外します。それから、防水スプレーなどをまんべんなく塗布します。まんべんなくスプレーしばければ使用中水漏れして靴の破損につながります。防水スプレーを使用する時は、換気の良い室外で行いましょう。靴が乾いたら靴用のブラシでブラッシングをします。

使用後は靴紐と中敷きをとる

登山のあとすぐにお手入れを始めます。このお手入れで靴の消耗状態や劣化など確認もできるし、靴の老化も防ぎます。

まず中敷きは取り出します。さらに靴紐も外します。こうすることで、靴の内部も乾きやすくなります。靴紐は外した時に切れそうになっていないか点検をしときましょう。

使用後の靴の中は汗などがこもって水分がいっぱいです。しっかり乾燥させないとカビの原因になってしまい、靴が破損したり老化を早めてしまいます。

靴紐の汚れがヒドイ場合は中性洗剤で洗う

靴紐は汚れたまま使用していると、登山の途中で切れることがあります。このせいでケガや事故につながる危険性があります。

靴紐を長く使用できるように、使用後は靴紐を外し汚れを確認します。水洗いをしてしっかり乾かしましょう。またドロドロに汚れていたら、中性洗剤で洗います。こうするとドロドロ汚れもきれいに落ちます。

中敷きは水洗い後しっかり乾かす

使用後の靴の中には、砂や小石などが入っているかもしれません。これを放置してそのまま使うと、靴の内張りが破損してしまい、穴があいて漏水の原因になります。さらに汗を吸った中敷きを入れっぱなしにすると、湿気がたまりにおいの原因やカビの原因になります。靴の中の汚れや匂いが気になるからといって靴の中を水洗いすると水圧がかかってしまい、防水機能が低下するのでやめましょう。

中敷きは取り出し、そのあと必ず水洗いをししっかり乾かすようにしましょう。これで靴の中の匂いや汚れはだいたいなくなるはずです。

靴表面の軽い汚れはブラシで綺麗にする

靴の汚れは時間経てば経つほど、取れにくくなります。登山から帰ってきて疲れて面倒だと思うかもしれないですが、すぐにお手入れをするとお手入れのかかる時間も節約できます。

靴の表面の汚れが乾いた泥やほこりなど軽い場合は、靴用ブラシで綺麗に落としてあげます。

靴表面のヒドイ汚れは濡らしたスポンジで綺麗にする

靴用ブラシで汚れが落ちないひどい汚れの場合は、そのまま放置せずにすぐに水で濡らしたスポンジか、固く絞ったタオルで汚れを取り除きます。放置して時間経つと汚れは取れなくなります。硬いタワシなどでゴシゴシすると表面を傷つけ、生地を傷めるのでやめましょう。また水で靴全体を丸洗いもやめましょう。繊維に傷つけて撥水性能が落ちてしまい、登山靴の質の低下、ケガにつながるかもしれません。

靴底に詰まった石を取り除く

靴底は一番汚れがつく場所です。使用後は底の部分だけ水洗いをし、頑固な泥や土は歯ブラシで取り除きます。また、詰まった石にはマイナスドライバーやヘラなど平らなものを使用すると簡単に取り除くことができます。

石が残っている状態で使用するとグリップ力が低下してしまいます。グリップ力低下防止のためにもきちんと石を取り除きましょう。

靴が乾いたら防水スプレーをする

靴の汚れなど取り除きしっかり乾いたら、忘れずに防水スプレーをします。防水スプレーを忘れると次使用する時に、水濡れがあった場合に靴の中まで染みて破損の原因やケガの原因にもなります。

防水スプレーをする前に乾燥している皮の部分に専用のクリームを塗ります。そのあと靴全体をまんべんなくスプレーし、よく乾かしましょう。

風通しの良い場所に保管する

お手入れがすべて終わったら、風通しのよく湿度が高くならない場所に保管します。湿度が高い場所だとカビの原因になるからです。さらに直射日光が当たる場所だと靴底のゴムの部分や接着剤の劣化する恐れがあるので避けましょう。また購入時の靴箱や袋などに入れての保管も避けましょう。風通しが悪いからです。

収納時に靴の中に丸めた新聞紙を入れておくと型崩れを防げるし、湿気対策にもなります。新聞紙を入れる場合は、時々取り替えるようにしましょう。

登山靴はフィットするものを選び正しい手入れが大切


登山靴にはいろいろなメーカーがあります。メーカーやデザイン性で選ぶのではなく自分の足にフィットする靴を選ぶことが大切です。それは登山道では岩や苔などもあり、普段歩く道より足に負担がかかるからです。自分の足に合っていない靴を使用すると足に負担がかかりこけやすくなりケガをしたり、靴づれの原因にもなります。

 

登山靴を買いに行くときは、試し履きをして店員さんなどに相談しながら買うことが自分に合った靴を見つける近道です。またせっかく自分に合った靴を見つけたのにお手入れを怠ると、靴の寿命は短くなり、さらに山登りの時に靴底が剥がれてきたりしてトラブルの原因になります。登山にとって靴はとても重要なものです。だからしっかりとお手入れ方法を把握し、楽しい登山にしましょう。

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