秋の魚でご存知の秋刀魚、釣り方を知って大人の余暇を楽しもう

秋の魚でご存知の秋刀魚、釣り方を知って大人の余暇を楽しもう

FISHING 2018.02.23

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秋刀魚の釣り方

丈夫な仕掛けとタックルが必要

秋刀魚は、大きな群れで漁港などに回遊してくるため、サビキ仕掛け(枝状に5-10本の針が付いた仕掛け)で狙うと効率よく釣ることができます。竿は手返しのいい渓流竿がおすすめで、サビキの種類はスキンやサバ皮、ハゲ皮など、何でもOK。オモリはやや重めにしておくと、多点掛け(一度に何匹も魚が掛かること)したときに仕掛けが絡まりにくくなります。

仕掛けを投入すると、誘う間もなくサンマが食いつくので、すべての針に魚が付いたのを確認してから竿を立てます。秋刀魚釣りは、通常のサビキ釣りで使うコマセ(魚を寄せる為の撒き餌)は必要ありません。秋刀魚は想像以上の強烈な引きを楽しませてくれます。

5本程度でのサビキ仕掛け

群れで回遊する特性のある秋刀魚は、サキビ釣りで釣ることができます。使用する釣り竿は、サキビ仕掛けを自在に操れる長さ、そして硬さのあるものを使用します。竿の長さは約5m前後で、硬さはのべ竿であれば渓流竿の超硬調がよいでしょう。リール仕掛けであれば、長さは同じくらいで、2500番のスピニングリールをセットします。

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ラインは、ナイロン2~3程度、スナップ付きより戻しで、市販の8~9号程度のサキビ仕掛けと網かごを接続。また、枝針は5本程度に抑え、サキビ仕掛けの先には、ナス型オモリの5号くらいをセットするようにしましょう。

 

さんま釣りの仕掛け

丈夫なタックルが必要

秋刀魚を釣るためには、丈夫な仕掛けとタックルが必要になります。秋刀魚は、大きな群れで回遊する魚なので、効率よく秋刀魚を釣るには、サキビ仕掛けが一般的と言われています。しかし、ライントラブルの観点からは、枝針は5本程度に抑えた方が、手返しがいいようです。秋刀魚は、体の大きさは30cm~40cmほどで細身ですが、脂が乗った30cm以上の良型の秋刀魚ともなると、引きは相当なパワーになるはず。

そのため、これに耐える仕掛けとタックルが必要になるので、うまく枝針に多点できても、貧弱な仕掛けとタックルでは無事に秋刀魚を取り込むことが難しくなるので、仕掛けとタックルは頑丈なものを利用しましょう。

針は5本程度のサビキ仕掛け

サビキ仕掛けとは、「コマセ餌」という魚をおびき寄せる効果のあるアミエビ、または練り物を餌カゴの中に入れ、それを海中で拡散させて魚の群れを引き寄せ、寄ってきた魚を「サビキ針」と呼ばれる小エビに見立てた疑似餌バリで釣る釣法です。サキビ釣りは、魚の群れさえいれば誰にでも簡単に楽しめるため、回遊する魚である秋刀魚を釣る場合、最も効果的な仕掛けと言えます。

市販されているサキビ仕掛けには、ウキと餌カゴの間に「サキビ針」が3~6本付いています。秋刀魚釣りの場合、枝針は5本程度に抑えた方がいいと言われているので、市販されているサキビ針を使うことで、十分に釣りが楽しめます。

 

さんま釣りのポイント

全国的に釣れる

秋刀魚は、夏はオホーツク海を中心に活動し、水温の低下とともに、群れで移動します。秋刀魚釣りのメインフィールドは北海道ですが、小型のものなら関東や瀬戸内、九州など全国各地で秋刀魚が釣れる可能性はあります。秋の魚として知られる秋刀魚は、産卵のために東北、関東沖を通過し、近畿、九州お聞けと南下。

そのため、秋刀魚は東北や関東沖は秋のはじめに、近畿や九州沖は秋の終わりにかけて釣ることができます。秋刀魚釣りは、餌が大切というよりも釣れる場所が大切になります。前もって釣れる場所をリサーチして、釣りに行くことが大切です。

夏から秋が釣り時

秋刀魚の食の旬は秋ですが、釣りの場合は夏から秋にかけてが最も釣り時と言われています。秋刀魚は日本全国の近海を回遊するため、全国的にどこでも釣ることができます。秋刀魚は夏にオホーツク海で回遊し、エサを食べて大きくなって南下。このことから、夏にたくさんエサを食べた秋刀魚が南下してくる夏から秋頃が釣り時で、秋が脂が乗って旬だと言われる所以です。

 

九州でのさんま釣りについて

沖縄方面から回遊してくる

九州では、沖縄方面から回遊してくる秋刀魚が釣れる事があるようです。ただし、通常の秋はまだ気温が暖かいため、冬に近い秋の方が秋刀魚釣りには適しています。

水深がある港湾で釣れる

九州方面で秋刀魚を釣る場合は、福岡県の博多湾沖や、佐賀県の伊万里湾、七里ヶ曽根など、水深が深い港湾で釣ることが可能です。

 

大阪でさんまを釣る時のポイント

満潮の3時間前に釣り場に行く

大阪で秋刀魚を釣る時のポイントとして、満潮の3時間ほど前に釣り場に行くことがおすすめ。昔から「上げ潮3分下げ潮7分」と言われており、釣りにとって好結果をもたらすと言われています。干満潮の時差を6時間とすると、干潮のピークから1~8時間後、満潮のピークから2~4時間後が最も潮の動きが大きくなり、秋刀魚の活性も上がるのです。

それゆえ、満潮のピークを基準として、大体3時間前に釣り場に行くことが秋刀魚を釣る上で効果を上げるコツになります。

餌はキビナゴがおすすめ

キビナゴは、釣り具屋やスーパーで気軽に手に入れることができます。手もそれほど汚れず、秋刀魚以外でもいろいろな魚が釣れる餌。キビナゴは、塩で漬け込むと強度が増すので、スーパーで買った場合は塩を漬け込み、強化するといいでしょう。強化と言っても特殊なことをするわけではなく、方法は簡単で、塩を軽くまぶして冷蔵庫で保存するだけです。

塩をまぶす前に、キッチンペーパーなどでキビナゴの水分を抜き取とり、塩はしわしわにならない程度にまぶします。冷凍庫ではなく、冷蔵庫に保存することでキビナゴの強度を増すことができます。

 

関東でのさんま釣りについて

釣り場は東京湾内

東京湾での秋刀魚釣りは、残念ながら、現時点ではあまり多くないようです。1982年に湾沖に位置する有明~月島近辺に秋刀魚の大群が押し寄せた記録が残っており、その資料には、東京湾では漁業の対象になっていないが、4~5月くらいに秋刀魚の小郡の回遊があると記されています。現在では、相模湾周辺で漁獲があったり、例年小郡の秋刀魚の群れが確認されています。

釣り方はジギングが良い

海のルアー釣り、いわゆるソフトルアーと呼ばれる釣りジャンルをジギングと呼びます。オフショアジギングで狙う水深は幅広く、20mほどしかない湾内のライトジギングから、200mを越す沖のディープ層までとさまざま。使用するルアーは、メタルジグと呼ばれるルアーで、細長く鉛やタングステンなどで作られており、素早く深くまで沈めることが可能になり、手返しの早い釣りを楽しめます。

釣り船は、岩礁帯など魚が生息しているエリアを流しながら釣るのが基本で、他のアングラーと同重量のメタルジグを使用します。また、船長からの指示があればそれに従うようにしましょう。個人的な判断で重量を変えてしまうと、潮の流れによって沈む角度が大きく変わってしまい、仕掛けが絡んでしまう可能性がありるので注意が必要しましょう。

メタルジグは、船の真下に落として巻き上げてくる方法と、キャスティングして探る方法があるので、ポイントに着いて狙い方がわからないときは、船長に聞いて判断を仰ぐことが大切です。

 

釣り初心者の為の基本的な道具

堤防釣りには必須の釣り竿

釣り初心者の人が持つ、最初の一本としておすすめしたいのが磯竿。1.5号か2号で、4.5m~5.4mのものがよいでしょう。磯竿は、魚がエサをくわえた時の抵抗感をなくし、力強いひきに持ちこたえます。魚を確実に取り込むことに重点を置かれているので、竿が柔らかく作られています。よって、大きなオモリを使って遠くまで仕掛けを投げる釣りには向いていません。

糸を巻き取るリール

堤防釣りに挑戦したいと思ったときは、サビキ釣りやちょい投げ釣りに最適なスピリングリールのフロントドラグタイプを最初に手に入れるのが、トラブルも少なく丁度よいでしょう。サビキ釣りやちょい投げ釣りは、アジやイワシ、ウミタナゴなど、初心者でも数釣りを狙える魚に最適なタックル。

ただし、釣りに慣れてくると、もっと遠くにキャスティングしたいと思ったり、スムーズに巻けたらと不満が出てくるかもしれません。そんなときは、投げ釣りや浮き釣りなど、釣り方にあったリールを選ぶといいでしょう。

老化に注意する釣り糸

釣り糸は、魚と人の命を繋ぐ命綱で、非常に重要なタックルの一つ。釣り糸は老化するため、消耗品と割り切って常に万全なものを用意しておきましょう。初心者におすすめなナイロン素材の釣り糸は、柔らかく適度なハリがあり、比較的トラブルも少ないので扱いやすい釣り糸。

価格も低いので、コストパフォーマンスに優れます。ただし、吸水性や紫外線による劣化があり、長期間の使用には耐えられないため、一定期間ごとに巻き変えが必要になります。

釣り糸を切る為の釣り用ハサミ

ラインカッター

ラインカッターは重さ約5g、長さは約5cm程度しかなく、とても小さいハサミ。ラインカッターは、ナイロンやフロロカーボンラインはよく切れます。普通のハサミとは違い、フックのアイ部分に添わせやすく、結び目から切りやすのが特徴です。

PEライン用ハサミ

PEライン専用の釣りハサミなので、PEラインがスパスパ切れます。そのほかに、ナイロンやフロロカーボンラインもよく切れます。普通のハサミよりも切れ味は抜群。PEライン用ハサミには、ハサミがギザギザになっており、滑りやすく切りにくいPEラインに食い込み、よく切ることができます。

スライドハサミ

スライドハサミは、重さ約7.5g、大きさは刃を出している状態で約7cm、刃を閉じると4cmと、最も小さくなるハサミ。スライドハサミの名前の通り、刃をスライドさせてフレームの中に入れる事ができます。これで普段はハサミの刃が出ないので、バックの外に出していても安心です。ナイロンやフロロカーボンラインは、とてもスムーズに切る事ができます。

魚から針を外すプライヤー

フィッシングプライヤーとは、釣り用ペンチのことを言います。魚の針を外したり、ラインを切ったり、ガン玉を噛み潰したりと、アングラーの右腕と言っても過言では無いくらい使用頻度の高い必須アイテム。フィッシングプライヤーは、一見普通のペンチに見えるかもしれませんが、専用のペンチですので、釣りに非常に特化しています。釣りに使える機能満載なので、専用のプライヤーを用意しましょう。

また、フィッシングフライヤーを選ぶ際は、釣りに使う機能が充実しているもの、頑丈で壊れにくいもの、ノーズ(挟む部分)の長さに注意して選ぶようにしましょう。

魚に触れなくても良い魚つかみバサミ

釣った魚はかなりピチピチと跳ねるので、そのままにしておくと魚が痛んでしまいます。また、背びれや腹びれが鋭い魚や、バリコ(アイゴ)やゴンズイは毒を持って流ので、手でつかむのは非常に危険。

魚つかみバサミは、子供でも簡単に使用することができ、魚を初めて釣った時や、魚を触るのが怖い時など、魚に触れずに持つことができるので、非常に便利です。

釣った魚を持ち帰る為のクーラーボックス

釣った魚を新鮮な状態で保存するのが、クーラーボックスの主な役割。そのため、クーラーボックスは、その日の狙う魚の大きさや量にも左右されるので、自分に合ったものを選択することが一番よいクーラーボックスの選び方といえます。クーラーボックスを選ぶ際は、保冷力、使い勝手、持ち運びと釣りとの相性などから、最適なものを見つけましょう。

 

秋刀魚釣りはエリアと時期がポイント

秋の魚として有名な秋刀魚、釣るのは難しいと考えがちですが、エリアと時期をしっかりとおさえれば、誰にでも釣ることができます。気持ちのよい秋の季節、慌ただしい毎日の生活から抜け出して、秋刀魚釣りに挑戦して、新しい世界に踏み出しましょう。

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