ショアジギング基礎知識。種類・おすすめ時期・道具・仕掛けを学ぼう

ショアジギング基礎知識。種類・おすすめ時期・道具・仕掛けを学ぼう

FISHING 2018.02.27

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ショアジギングの基本

ショアジギングとは

ショアジギングとは、「メタルジグ」と呼ばれる鉛を加工したものを海の底に沈めて、動き(アクション)を加えることで、獲物をゲット、釣りあげるフィッシングスタイル。ジグの種類によっては100g以上もするものもあるので、重く、体力を使うフィッシングともいえるでしょう。

「ジギング」はボートをチャーターして沖まで行って、魚探で魚を追いかけながら釣りをするスタイル。「ショアジギング」のショアは英語のshoreで、岸辺の意味で、海上で釣りをするジギングに対して、ショア(陸)からするジギングで、陸から狙う釣りを指します。

船をチャーターする必要がないという点で、船代がかからず、経済的にらく、手軽にできることから人気。船チャーター代は1人1万円~になるので、かなり出費がかかるため、少しでも安く釣りを楽しみたい人におすすめです。

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オフショアジギングとは

オフショアジギングは、メタルジグと呼ばれる疑似エサ(ルアー)を用いて、船から狙う釣り。主にブリ・ヒラマサ・マダイ・サワラ・カンパチ・シーバス・タチウオと高級魚を狙うことができることから高い人気を誇っています。

ジグを海の底に落として、ジグを小魚に疑似させるので、自然なアクションを加えるテクが必要。獲物がヒットしたらだんだん糸を巻いていきます。やり方はショアジギングと変わりませんが、船をチャーターするため、船代がかかってしまうのが難点です。

ただし、沖に出ることで、より多くの種類の魚をゲットすることができる点では、マニアにとっては魅力的な方法といえるでしょう。

ショアジギングで釣れる魚種は

岸辺で魚を釣るスタイルのショアジギングで釣れる魚種は、青物・根魚・フラットフィッシュとさまざま。青物の代表といえば、カンパチやサバ・サワラ・イナダなどで、中でもカンパチは人気が高い魚種です。

大型になると沖に行かないと釣れませんが、幼魚であれば難易度も低く、初心者でも釣りやすくなります。ブリは出世魚であり、幼魚の名前は地域によって違い、例えば関西ではハマチ、関東ではイナダと呼ぶのです。

名前は違いますが、味はおいしく、沿岸近くを回遊することが多いので、初心者でも比較的狙いやすい特徴を持っています。

ショアジギングの種類

大物を狙うショアジギング

巨大な青物を捕りたいと思っている人は、巨大青物専用ロットを使います。大物を釣るには、強靭なパワーと硬さが必要ですが、むやみに硬くても、使う本人がうまく曲げるテクを持っていないと、無駄な釣りとなってしまうでしょう。

本格的な青物ロッドは、人・魚の両方とのガチンコ勝負を想定して作られているので、実際に手にとって選ぶことがポイント。ネットでは試すことができないのが難点で、希望通りのものでなく、返品といったことになりかねません。

大物狙いであれば、大体10kgほど対応できるロッド選びが必要でしょう。初心者でいきなり大物は難しいので、マニア上級者が目標とするショアジギングです。

一般的なライトショアジギング

ライトショアジギングは、ルアー(ジグ)を使って、堤防・磯などの海岸から、青物・根魚・シーバスなどを狙う釣り方。20~60gほどのメダルジグ・プラグを使って釣ります。それほど大きくないので、ターゲットも小~中型の青物・根魚・シーバス・ヒラメなど。

一般的で初心者でも扱えるレベルですが、本格的にライトショアジギングを行いたい場合は、専用モデルを使うとよいでしょう。ツバス・シオ(ブリ・カンパチの幼魚)がよく釣れ、そこから腕をあげることで、サバ・カマス・アジ・太刀魚・ヒラメゲットが目指せます。

タイミングに合わせて、万全の準備をすると、80cm以上の魚、100cm以上の魚が捕れる可能性も十分あるので、幅広くう魚種が狙えるのが、ライトショアジギング最大の楽しみでしょう。

ライトタックルで狙うスーパーライトショアジギング

全体的に軽装備で、ルアー初心者でも扱いやすい釣り方。しかし、大物を狙うチャンスがあるので、とてもロマンに満ちた釣りといえるでしょう。陸から誰でも青物を釣れる魅力があります。ただし、大物が狙えますが、かかったときに獲物をばらしてしまうリスクも。

とはいっても軽装備は力のない女性などの間ではおすすめで、基本はあまり波風がないところで行うと、大物ゲットの可能性が増えるので、性別・年齢問わずに多くの人に人気のスタイルです。釣れる魚は、ボトムが砂地の場合、ヒラメ・マゴチ、少し岩がゴツゴツしている場合、カサゴ・アイナメ・メバルなどが釣れます。

ショアジギングがおすすめの時期

5月から7月の春シーズン

春になると、極端に下がっていた水温も、だんだん回復してきます。水温が上がれば、魚たちの活動も大きくなって、釣りでヒットしやすくなるでしょう。気温も安定すると、釣り人にとっても寒さがあまり気にならなくなってきます。春が近づくにつれて、青物の釣果情報も増え、同時に他の魚の釣果も安定。

一応青物を狙いつつ、他の魚もターゲットにしてみるといった戦略が狙えます。春に釣れる魚は主に、メバル・ヒラメ・クロダイ・マダイ・エソ・マハタなど。気温が上がり、春を感じたら、ショアジギングを始めてみましょう。

9月から11月の秋シーズン

ショアジギングだけでなく、秋シーズンは最も釣りに適した時期。いろんな魚を狙えるので、釣りが楽しく感じます。休日など、時間の許す限り、フィールドへ足を運ぶようにしましょう。秋と言えば実りの秋・食欲の秋です。

釣った魚を焼いたり、煮たり調理すると、食欲も増して、より一層おいしく感じます。自分で釣った魚と思うと、よりおいしさを実感できるでしょう。秋に釣れる魚は主に、青物全般・シーバス・太刀魚・アジ・カマス・マダイ・ヒラメ・その他ルアーで釣れる魚全部と幅広いので、初心者からマニアまで、このシーズンのショアジギングは外せません。

ショアジギングの魅力とは

大物や高級魚が釣れる

ショアジギングの魅力は、何といっても軽装備なのに、大物が狙える点でしょう。季節ごとに狙える魚種が豊富で、ロッド操作によるアクションにより、魚を仕掛ける高いゲーム性が多い点でも、思った以上の獲物をゲットできるチャンスは広がるのです。また、魚種・時間帯によってジグの色を変えたり、ロッド操作を変えるだけでも釣果にも変化が。

いろいろな魚種を狙えるからこそ、何度釣りをしても飽きることなく、より大きな獲物を狙う目標が高まり、ショアジギングにどっぷりはまるのです。シーズンに応じてゲットできる魚も異なるので、その季節に回遊する魚をたくさんゲットするために、日々鍛錬していきましょう。

初心者でも簡単に釣れる

ショアジギングは、初心者でも簡単に釣れる特徴を持っています。軽装備なので、女性や子供でも容易にアクションしやすいため、多くの人がチャレンジ可能。とはいっても、ジグ(鉛の塊)をうまく操り、魚の活性をあげて魚をヒットさせるという高いゲーム性を持っています。

そのため、最初のころはコツがつかめず、ルアーの選択も間違ってしまいますが、何度もトライしていくうちにコツをつかんでみるみるうちに上達してくるので、これからショアジギングデビューしたいと思っている人も、将来上級者になれる可能性は十分にあります。

ショアジギングで必要な道具とは

最低限必要な道具類

ショアジギングを始めて、ブリなど大物をゲットしたい、それを実現するには、まず第一歩として、最低限必要な道具類を揃えることです。魚を釣るには道具が必要。持参しないと魚釣りができないので、必ず揃えましょう。

ショアジギングは、他の釣り方に比べるとかなり豪快な釣りなので、それなりに強い道具が必要です。とはいっても初めから高い道具を揃える必要はなく、しかしどれが自分に合っているのかも分からないので、まずは安価で平均的なものを選ぶのが無難でしょう。

ショアジギングで基本となる道具は4つ。ロッド(竿)・リール・ライン(釣り糸)・ルアーなどです。この4つは最低限必要な道具なので、ショアジギングをする場合、必ず持参してください。

あると便利な道具類

ショアジギングで必ず必要というわけではないけれど、あると便利な道具類として、フィッシュグリップ・雨具などが挙げられます。フィッシュグリップとは、食いついた魚を釣りあげるときに、ダメージを最小限に抑えるためのランディングツール。

釣りあげた魚はルアー・針にかかっているので素手では危険な上、暴れるととがった背びれやエラが刺さるおそれが。フィッシュグリップで魚の口に入れて、持ち運びしやすくします。また、雨具を準備しておくと、突然の雨でも体を濡らすことがありません。

ショアジギングのロッド選びの基準

魚種や釣り場に合わせて長さを選ぶ

ロッドの長さは、メインにするフィールドによって基準が異なりますが、9~10fのロッドを使う人が多いようです。飛距離を必要とする大規模サーフは短いロッドでは対応しきれないことも。そのため、長いロッドを選びましょう。

一方、足元にも青物がいる場所では、長いロッドはかえって厄介になってしまうので、短いロッドと必要に応じて長さを変えます。できれば2本ぐらい違う長さのロッドを準備すると、どんな場でも使い分けることでヒット率が高まりますが、最初は短いロットの方がアクションつけやすいです。

重さも軽く、腕にかかる負担も減るので、疲れ方も違います。初心者の場合、まずは9fから始めてみるとよいでしょう。

狙う魚種の重さで硬さを選ぶ

ショアジギングで大物を狙う場合、ロッドは硬めのものがおすすめです。硬さの基準はメーカーごとに異なるため、選ぶときは、メーカーごとの基準をチェックしましょう。一般的に大きく分けると、柔らかい順から、L・ML・M・MH・Hとなります。

基本は、ショアジギングで使うロッドの硬さは、MやMHが多いようです。初心者の場合は、まずメタルジグが扱いやすい硬さを選ぶことがポイント。ショアジギングは、メタルタグにアクションをつけて釣るスタイルなので、操作性の悪いロッドを使うと、アクションのキレが悪くなるからです。

手に負担がかかると疲労して、釣果が伸びないこともあるため、ロッドの硬さ選びは慎重に行うようにしましょう。

適合ルアーウェイトを確認する

ショアジギング用のロッドを選ぶとき、ルアーウエイトについても考慮しなければいけません。各ロッドには、推奨されるルアーウエイトが設定されているので、その範囲内で選ぶようにしましょう。

例に出すと、30gのメタルジグを使う場合、20~60g位のジグが投げれるものを選びます。また、フィールド選びにもこだわり、水深が浅く、潮流が穏やかな場所は、20~40gのメタルジグで、水深が深く流れが速い場所では、軽いジグは流されてしまうので、60~80gのジグを使いましょう。

入門編でおすすめのロッド

シマノ コルトスナイパー

http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/3846

スタンダードなショアジギングロッドとして注目されている「コルトスナイパー」の進化版。スパイラルX構造を採用することで、ネジレを軽減できます。その分、遠投性能やルアーの操作性が向上するので、よりパワフルなゲームを堪能できるでしょう。

ロッドの硬さは7アイテムあり、ライトゲームにぴったりのMパワー・大物青物狙いが可能なMH・パワーゲームにおすすめのHパワーと勢ぞろい。フィールドや魚種に合わせて選べます。ショアジギングデビューの人も中級以上の人も満足できる性能ロッドです。

ダイワ ジグキャスター

http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/rod/salt_rd/jig_caster/index.html

軽量肉厚チューブラー設計されたショアジギング専用ロッド。ショアジギングは、遠投性能が重視されます。遠くで回遊している魚を狙うので、できる限り広い範囲を狙うことができる遠投性能はもっとも大事。

小型・中型の青物狙いといったライトショアジギングから、重量のあるジグを使って、はるか遠くの魚を狙うスタンダードなショアジギングまで幅広く対応しているので、初めてでも選びやすいでしょう。まずはフィールドや狙う魚種で、長さや硬さを決めてみましょう。

メジャークラフト ソルパラ

http://www.majorcraft.co.jp/roditem/4435

ライトショアジギングにこだわった釣りを楽しんでいる人向けのロッド。コストパフォーマンスが高いので、初心者でも手が出やすく、始めやすく設定されています。リーズナブルに青物を狙いたいと思っている人にぴったり。

サゴシ・サバ・カツオ・タチウオなど、メジャーな魚をもっと身近でヒットしやすいように、工夫されています。例えば、「SPS-962MH」は、ハマチ・小~中型カンパチ・カサゴ・サワラが狙えるモデルで足場のよい波止場から狙うと操作性が伸びるモデルといった具合に、狙うフィールドや魚種に合わせて、ロッドを選んでみましょう。

【画像ページhttp://www.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/spin_rl/exceler_17/index.html】

初心者向けのリール選び

ロッドに合わせたスピニングリールを選ぶ

釣りで使うリールの種類は、現在は、「スピニングリール」「ベイトリール」が主流になっています。「スピニングリール」にはスピニングリール用のロッド、「ベイトリール」にはベイトリール用のロッドが必要。

スピニングリールは、人差し指を離すタイミングが重要なので、若干テクニックが要りますが、釣り糸がモジャモジャになるトラブルリスクが低いため、初心者に適したリールといえるでしょう。逆に、ベイトリールは、ロッドを振りぬくとき、間違ったタイミングや親指でブレーキを忘れてしまうと、釣り糸がモジャモジャになってしまいます。

そのため、ベイトリールの方が若干慣れが必要なので、初めてリールを選ぶときは、ロッドに合わせたスピニングリールを選ぶことがポイント。

ダイワ エクセラー

http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/spin_rl/exceler_17/index.html

トラブルレスで快適に使えるリール。滑らかな回転性能を長期間維持する防水・耐久テクノロジー「マグシールド」をはじめ、魚の引きに応じて滑らかに対応する「ATD(オートマチックドラグシステム)」、スムーズな回転と巻き感度を誇る「エアローター」、ネジリの力に対する変形度の低さ(高剛性)に定評がある「スーパーメタルボディ」などを採用しています。

数多くのすぐれた機能を持ちながら、価格をできるだけ抑えたハイバリューモデルで、淡水のバスやトラウト・海でエサ釣りからオフショアのルアー・ダブルハンドルモデルなど、豊富にラインナップ。

シマノ ナスキー

http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/4613

人気のナスキーの進化版。強く滑らかな巻きごこちのハイギア、高い防水性能を誇るコアプロテクトを搭載しています。金属の塊を圧力プレスしてミクロン単位で仕上げた精度の高いドライブギア、ピニオンとドライブ両ギアでより頑丈な負荷に強い軽快なリーリングが可能。

また、ハンドルはアルミ素材を熱することなく常温で加工することで、ソルトシーンでも使える強い強度と耐久性を実現します。スプールは前後運動させるためにリール上部に配置して、重心を手元に近づけることでロッドとの一体感を向上させました。

11アイテムという豊富なラインナップが特徴的なリールで、リーズナブルな価格ながら、シマノが手がける先進テクノロジーを思う存分堪能できる進化モデルとなっています。

ショアジギングのライン選び

ラインの種類

ショアジギングで大物青物を狙うとき、ラインシステムについて重要視することが大切。ラインの選び方や結束のしかたを間違えてしまうと、飛距離・強度に大きく差が出てしまい、貴重な大型ブリ・カンパチ・サワラを逃してしまうかもしれません。

PEラインは数あるラインの中で、糸径が細いので、キャストのときに抵抗を受けにくく、飛距離が出やすいラインです。また、伸びが少ない特性を持っているため、感度が高くてジグから伝わる情報をしっかり伝えることができるので、ショアジギングに適しています。

逆にナイロンラインはすごく伸びてしまうので役不足、フロロラインもナイロンほどではないものの、伸びがあるため、ショアジギングに適しているのはPEラインでしょう。

メインラインにはPEラインを使う

伸びが少なく、飛距離が出やすいPEラインをメインラインとして起用することは、ショアジギングでは基本的なことかもしれません。しかし、初めて使うとき、どれくらい巻いておいた方がよいのか悩んでしまうでしょう。

ラインは少なすぎると足らなくなり、多すぎると飛距離が落ちたり、トラブルの火種となるので注意が必要。ショアジギングでは、キャストした時点で100mぐらい飛ぶこともあり、追い風などがプラスされると150m以上飛ぶことも予想されます。そのため、最低でも200mは巻いておいた方が無難です。

ショアジギングはメインラインにPEラインを使い、長さは、少なくても200mぐらい巻いておくようにしましょう。

ショアジギングの仕掛けは

リーダーとスナップを繋ぐ

リーダーとは、PEラインとルアーをつなぐラインのことで、PEライン以外のナイロンラインを釣る魚種によって使われることもあります。ルアー釣りの場合は絶対つける必要のあるライン。PEラインはすりきれに弱いので、魚がかかったときに魚の刃で切れてしまうことがあります。

この部分をリーダーで補うのです。リーダーに使われるラインは、ナイロン・フロロ。次に必要なのがスナップで、ルアーにつける金具のことです。リーダーとして選ぶラインにはサイズがあり、釣る魚の大きさで強度を選びます。

ライトショアジギングで使うリーダーは、使用するPEラインと同等かそれ以上の強度のものを選ぶようにしましょう。

リーダーにはナイロンやフロロを使う

リーダーに使うラインは、フロロかナイロンです。どちらがよいのかはそれぞれですが、フロロカーボンのリーダーは、すりきれに一番強いラインなので、おすすめといえるでしょう。すりきれに強いということは、障害物ですれることでライン切れを少なくするメリットがあります。

特にテトラ帯・磯場はゴツゴツしてすれやすいので、こういった場所で釣りをする場合は、すれてラインが切れないように、衝撃に強いフロロを使いましょう。何度も釣りを楽しむ人は、できるだけ耐久性にすぐれたラインを使うようにしてください。

FGノットの結び方

FGノットとは、PE(メインライン)とリーダーを結束させるための結び方を指します。若干練習が必要ですが、結束強度が高まり、短時間で結べるので、実用性があるのです。定番ノットの結び方は、まず、PEラインをリールから引っ張って口にくわえ、ピンと張った状態で、その上にリーダーを乗せます。

親指と人差し指で交差部分をつまみ、リーダーをPEラインの手前側、下から上へくぐらせ、リーダーにPEラインを巻きつかせてください。今度はリーダーをPEラインの奥側、下から上へくぐらせ、さらにリーダーにPEラインを巻きつかせましょう。

この手順を10~15セット繰り返し、巻きつけていきます。PEラインとリーダーをPEラインの端糸で片結び、ゴム軍手を使って力いっぱい締めてください。締めこむことで、巻きついたPEラインがカチカチに硬くなって色が変わります。

リーダー端糸とPEラインをつまんで、PEライン端糸でハーフヒッチを3回かけ、今度はPEラインの本線だけハーフヒッチを2・3回かけましょう。2回ほど巻いて、PEライン端糸をカットしたら、リーダー端糸も1mm残してカットし、完成。

メタルジグの基礎知識

メタルジグの種類

メタルジグとは、鉛の塊のルアーのこと。初めての人は、こんな塊で本当に釣れるのかと疑問に思ってしまいますが、実際そんな心配がいらないほど、食いつきがよいです。メタルジグといっても形状や種類は多く、使い方をしっかり把握しておくことで、釣果につながるでしょう。

形状の違いでは、ストレートタイプ・左右非対称タイプ・ロングタイプ・ショートタイプ・スロータイプがあります。また、重心をどこにするかで動きは変わり、3通りのウエイトバランスに分類。フロントウエイトは、ロッドを動かした通りについてきて、キビキビ動きます。

センターバランスタイプのウエイトは、フォールがジグの中心から落ちるため、水平姿勢でフォールしながらゆっくり落ちます。リアバランスタイプのウエイトは、お尻部分に重心があるので、そのまますっと落ちるため、沈下速度が速いのが特徴的。

メタルジグの重さ

専用のショアジギングロッドの場合も違うロッドを代用してショアジギングを楽しむ場合でも、「上限ルアーウエイト」の確認が必要。20~60gで扱えるロッドや、50~100gと重たいジグしか使えないロッドもあります。ロッドによってメタルジグの重さが違ってくるので気をつけなければいけません。

例えば、20~60gが推奨されるルアーウエイトロッドで、80gのジグを使うと、飛距離や精度が落ちて、悪くするとロッド自体が壊れてしまうおそれも。メタルジグの重さを決めるときは、水深・根がかりの有無・潮の流れ・飛距離など、環境や使用条件を考慮しながら選びましょう。

メタルジグの色の違い

機能的な問題で、ジョアジギングを行うのに、ジグのカラーはそこまで重要視されません。とはいっても、長く愛用していると、同じ色では、ジグを投げ続けるのに飽きがでますし、釣れる気持ちも薄れてしまいます。そのため、ほどほどにカラー別にジグを持っていると便利。

主に必要になるのが、ブルー系とピンク系で、この2カラーがあれば、十分です。基本は、ピンク系が光量の低いマズメのとき、ブルー系は日中に使うとよいとされています。

ショアジギングで魚を釣るポイント

釣りやすい時間帯

ショアジギングで釣れる時間帯は、まずマズメのとき。特に朝マズメの方がよい釣果がでるとされています。朝4時からスタンバイして9時ごろ納竿をするスタイルが定番。この時間帯は魚の活性があがるので、エサとなるベイトフィッシュの活性もあがることになります。

水面近くまで浮いたり、接岸したりといった動きを見せることで、よりリアルになり、それを追って大物の青物がヒットしやすくなるのです。昼ごろが釣れないというわけではなく、魚やベイトフィッシュの活性が下がることで、アクションが鈍くなってしまうことを考えると、やはりマズメのときを狙った方が無難でしょう。

また、潮の微妙な変化を魚も感じとり、それが釣果に影響を与えることもあるので、プラスにはたらくかマイナスになるかはそのとき次第で、安定した釣果を求めるのであれば、マズメがねらい目でしょう。

魚がいやすい場所

ショアジギングといっても、さまざまなスポットがあるので、場所によって捕れる魚も違ってきます。例えば、堤防は海釣りで最もポピュラーで、基本的なポイント。湾内はターゲットをしぼることで十分対応できます。

河口域では、マゴチやヒラメをねらえるでしょう。地磯・沖磯は、外海に面していると、大物をゲットできるチャンス。沖一面は足場がよくて、長居がしやすく、釣りテクによって大物をヒットする可能性も十分あります。

場所によってねらえる魚が異なるので、自分が目標としている魚にしぼり、潜みやすいスポットを決めて、粘ることがポイント。

潮の動きを見る

青物を釣りやすいショアジギングをやる上で、潮周り(潮の流れ)も重要です。魚は潮の流れで向きを変える習性があり、潮周りを知ることで、魚の動きを把握することができるからです。そうすることで、釣れるタイミングが分かり、釣果を伸ばすキーポイントに。

人によって考え方は違いますが、潮周りのときに魚が釣れない原因は何なのかを、しっかりと見極めることも大事でしょう。釣れる理由だけでなく、釣れない理由もきちんと発見することで、将来的な釣果の伸び率につながってくるはずです。

ショアジギングのアクションの仕方

リトリーブでジグを泳がせる

1.高速または中速でただ巻きをする

リトリーブとは、リールを巻いてメタルジグを引っ張ってくる動作(ただ巻き)のこと。高速でリールを巻く行為を「高速リーブ」、遅めにリールを巻く行為を「低速リーブ」と呼んでいます。このときにロッドを立てながら巻くのと、ロッドを倒しながら巻くのでは海面に上がるスピードに変化が。

ゆっくり上昇したいときは、ロッドを倒しながら巻きましょう。逆に素早く上昇させたい場合は、ロッドを立てながらリールを巻いてくるようにすると、アピール度も上がってきます。

2.たまに止める

ただ巻きにメリハリをつけて、メタルジグが生き物のような動きをさせることで、魚の食いつきをよくします。そのため、高速リーブではげしく上昇させた後は、たまに止めるようにしましょう。まるで生き物が激しく泳いだあとに、休息をとるような感じに。

ただ単に動き回るだけでは不自然なので、動きを止めるノーアクションを加えることで、よりリアルなメタルタグとしての役割を果たします。

3.繰り返す

休息したあとは、また再び高速リーブでアクションしましょう。この動作の繰り返しで、本当の生き物のような動きをまねることができます。リアルな動きに近づけるように、普段から練習しておくと、アクションのタイミングが向上します。

水族館などで、魚のリアルな動きを生で観察しておくのも、将来、釣果に十分関係してくるので、時間があれば、水族館やアクアショップめぐりをしてみるのもよいでしょう。

ジャークによるアクション

1.ロッドをシャクる

ジャークとは、ロッドを大きく素早く動かすことで、ルアーに激しい動きをプラスするテクニック。しゃくる動作を指します。基本は、ロッドを勢いよくしゃくる、通常のしゃくりが「ジャーク」と呼ばれるのに対して、ロッドを大きくしゃくる動作が「ロングジャーク」。

逆にロッドを小さくしゃくる動作が「ショートジャーク」、1回のジャークでリールのハンドルを1回転させる動作が「ワンピッチジャーク」、1回のジャークでリールのハンドルを2回転以上させる動作が「ハイピッチジャーク」、1回のジャークでリールのハンドルを半回転以下動かすのが「スローピッチジャーク」と呼ばれています。

2.戻しながら余った糸を巻き取る

ロッドを勢いよくしゃくり、あおった後はロッドを最初の位置に戻しながら、余った糸をリールで巻き取ります。これが基本の形であり、よりリアルなアクションに見せることができるのです。

初めは難しい動きですが、何度も練習して慣れてくると、手が感覚を覚えて、自然と適度なしゃくりと巻き取りができるようになってくるので、実際にロッドで練習してみましょう。

3.繰り返す

ロッドのしゃくりと最初の位置に戻しながら、余った糸をリールで巻き取る方法が、基本動作ですが、これを連続して繰り返し行います。一般的に「ジャーキング」「ジギング」と呼ばれる動作です。

ジャークを取りいれることで、ロッドをあおる大きさ・速さ、そしてリールを巻く速さにも強弱をつけることで、より変則的でばれにくい動きを演出することができるようになります。基本的な動作ですが、この動きによって釣果が左右されるので、きちんとマスターしておきましょう。

ジャカジャカ巻で魚を誘う

ジャカジャカ巻きとは、その名の通り、ジャカジャカとロッドをあおって速く巻いていくジグアクション。ワンピッチジャークを早くしたもので、難しそうなイメージですが、実際は誰でもできるアクションです。

魚の活性が高ければ高いほど、釣果率も高まるので、マスターしておきたい基本テクニックでしょう。ショートジャークとの違いは、1アクションにリールひと巻きのペースでジグを動かすショートジャークに対し、ジャカジャカ巻きは、リールの回数関係なく、ロッドをジャカジャカとしゃくりまくるのです。

フォールで喰わせる

ジャークによるアクションのあと、フォールで喰わせるのが基本の形。ゆっくりフリーフォールするジグが抜群の食わせアピールになるのです。潮の流れなども左右され、例えばジグが重くなると、潮に流されませんが、そのかわりフォールの滞空時間がなくなって、食わせアピールができません。

狙いたいスポットとともに、潮の流れなども普段からチェックしておくことで、よりリアルなフリーフォールで大物青物をジグに喰わせることができるでしょう。

釣りをする際の注意点

立ち入り禁止区域には入らない

釣りをする場合、立ち入り禁止区域があります。そこには絶対に入らないようにしましょう。関係者だけが入れる区域に入ると、漁港関係者とトラブルになったり、作業の邪魔をしてしまう可能性があるからです。

また、船やロープなどが置いてあると、足元を取られてケガをしてしまうおそれも。立ち入り禁止区域は、法律的にも禁止されており、実際に夜釣りのために入りこんだ中学生が、警察に見つかって、軽犯罪違法で前科がつくといった事例もあるので、注意が必要です。

ゴミや仕掛けは持ち帰る

釣りスポットとして知られる場所でも、釣り禁止区域が増えています。その原因は、ゴミや仕掛けなどをそのまま残して帰ってしまう釣り人が多いことも挙げられるでしょう。現在多くの場所で立ち入り禁止・釣り禁止規制が出ているのです。

人気スポットでも立ち入り禁止というケースも珍しくありません。1人でも軽い気持ちでゴミや仕掛けを放置してしまったら、それが10人、100人となってゴミ山になってしまいます。せっかく気に入った釣りスポットが立ち入り禁止にならないように、ゴミ・仕掛けは持ち帰るようにしましょう。

ポイントの割り込みはしない

防波堤などは、釣れる、釣れないポイントがはっきりしていることが多いです。そのため、釣れる場所を確保するため、朝から場所取りをする必要があります。後から来て、勝手に割り込みをすると、せっかく早く来た人が無駄足になってしまうでしょう。

いくら釣れるスポットといっても、皆で利用する場所だからこそ、マナーやルールを守る義務があります。割りこみは絶対しないようにしましょう。

後ろを確認してからキャストする

釣りをする人は単身の人もいれば、家族連れで楽しむ人もいます。中には小さい子供がウロウロしているかもしれません。後ろを確認せずに仕掛けが後ろを通っている人の目や口に当たってケガをさせてしまう可能性も十分考えられます。

場合によっては重傷を負わせてしまうおそれがあるので、投げる前に後ろに誰もいないことを確認してから、仕掛けを投げるようにしましょう。

道具を揃えて岸から狙える大物釣りを始めよう

ショアジギングは、陸の上からメタルジグという鉛の塊を沈めて、アクションを起こして釣りあげます。実際生きたエサに見立てて釣るスタイルなので、どれだけリアルで自然にアクションを取れるかどうかがポイント。

場所や狙う獲物によって使うロッドやリール、ラインなども異なってきます。これからショアジギングを始めようと思っている人は、適した道具を揃えて、岸から狙える大物青物釣りを楽しんでください。

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