クロスバイクのチューブ交換をしてみよう。太めと細めで走りが変わる

クロスバイクのチューブ交換をしてみよう。太めと細めで走りが変わる

CYCLING 2018.02.27

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クロスバイクのチューブ交換のポイント

サイズは前輪と後輪にある

いざタイヤのチューブを交換しようとしてもサイズが合っていなければ、うまくはめることができず、空気がきちんと入りません。サイズの確認をするようにしましょう。チューブのサイズは、前輪と後輪にあるタイヤのサイズと同じものを選びます。

また、バルブの高さも測っておきましょう。タイヤと同じサイズのチューブと同じ高さのバルブを用意することの二点を守れば、チューブ交換を行なうことができます。チューブは薄いものを使用すると、交換時に穴が開いてしまうことがあるので、ある程度、厚みがあるものを使うようにしましょう。

交換の目安は、1年に一度。長くても3年に一度は交換します。長く交換しないまま乗り続けていると、パンクが頻発したり、空気の抜けが早くなってしまうので、定期的に交換しましょう。

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細めのチューブは軽いためスピードが出る

スピードを出したい場合は、細めのチューブに交換しましょう。細めのチューブは軽く、タイヤ内で空気を入れても余る心配がありません。軽量化され、スピードが出しやすくなる細めのチューブですが、空気をタイヤに合わせて入れることでゴムが薄くなります。

そのため、パンクしやすくなるというデメリットもあります。急なパンクにも対応できるように、予備のチューブを持ち歩くようにするとよいでしょう。

太めのチューブは耐久性がアップする

スピードが遅く、安定感のある走りを楽しみたい場合は、太めのチューブに交換しましょう。太めのチューブは、空気をパンパンに入れても、タイヤ内でゴムが余るのでパンクの回数も減少。耐久性がアップします。

太めのチューブは、ゴムが余ってしまうほどに空気をいっぱいに入れることができるので、タイヤの重量も重くなり、スピードは遅くなります。ですが、パンクのリスクが減るので、道が整備されていない山道などを走る場合におすすめです。

クロスバイクのチューブ交換のやり方

チューブの空気をゼロにする

チューブ内の空気をしっかりと抜き取り、ゼロにしましょう。タイヤを揉み込んで空気をしっかりと抜いたら、タイヤとチューブをリムから外します。チューブをリムから外す際、バルブの根元にあるナットも外しましょう。

ナットは、新しいチューブに交換したら、再度はめるので、なくさないように注意しましょう。空気をしっかりと抜いても、リムとの密着度が高く、なかなか離れないときは、タイヤ全体を揉むことで外れやすくなります。

バルブの反対側からタイヤレバーを差し込む

バルブの反対側からタイヤとリムの間にタイヤレバーを差し込み、スポークに引っかけておきましょう。一本目のタイヤレバーから10cm~20cm離した位置に、二本目のタイヤレバーを差し込み、スポークに引っかけます。ビードをリムから外す際のタイヤレバーは、バルブ口の左右に差し込むと外れやすくなります。

ビードが硬く外れにくい場合は、タイヤレバーをスポークに引っかけず、差し込んだ二本のタイヤレバーを両手で同時に持ち上げることで外れやすくなります。タイトなタイヤを使用している場合も、この方法で外すようにしましょう。

レバーを外してチューブの片側のビードを外す

タイヤとリムの間に差し込んだレバーをスライドさせて、ビードを外していきます。タイヤレバーを多く持っている場合は、先程と同じように間隔を開けてタイヤとリムの間にタイヤレバーを差し込んでも構いません。差し込む数が多ければ、スライドさせる必要がなく、手を隙間に引っかけるだけでタイヤとチューブをリムから外すことができます。

時間が経過したタイヤは、ゴムが劣化し硬くなるため、タイヤレバーの差し込みが難しかったり、はがれにくくなったりします。この場合は、タイヤの寿命も近づいているので、タイヤも一緒に交換するのがおすすめ。劣化の進んだタイヤはパンクなど、トラブルの原因になります。

リムテープの状態を確認する

タイヤとチューブを無事に外すことができたら、リムテープの状態を確認しましょう。リムテープは、チューブをニップルやリムのエッジから守る役割を果たすバンド状のゴムや樹脂のことをいいます。チューブは、空気を通さない面においては優れているゴムを使用していますが、強度は弱く、ニップルやリムのエッジで破けてしまう恐れがあります。

チューブを守るリムテープが切れてしまっていたり、部分的に破けてしまっていると、交換したチューブが破損。パンクの原因になってしまうので、リムテープの状態をきちんと見るようにしましょう。リムテープはホームセンターでも売っているので、異常があるときはリムテープも交換しましょう。

タイヤの進行方向を確認してはめる

リムテープの状態を確認したら、新しいチューブをはめていきます。チューブのバルブをリムのバルブの穴に通し、軽く空気を入れておきましょう。チューブに空気を軽く入れておくことで、タイヤにはめたチューブがねじれてしまうのを防ぎます。

次に、タイヤの片側のビードをリムにはめていきます。タイヤのラベルは、チューブのバルブの位置にくるようにはめていきましょう。進行方向右側にはめることで、タイヤの回転が正しくなります。また、タイヤのラベルとチューブのバルブの位置を合わせることでパンク修理をスムーズに行なうことができます。

チューブはバルブの中心から左右同じようにはめる

タイヤの片側のビードをリムにはめ終わったら、チューブをバルブの中心から左右同じようにはめていきます。リムの上に乗せるイメージでタイヤの中にはめていきましょう。すべてのチューブをはめこむことができたら、タイヤの残っているビードを全てリムにはめ込んでいきます。

タイトなタイヤは、硬いため、ビードにはめこむのが難しくなりますが、通常のタイヤであれば、手ではめこんでいくことができます。バルブの部分から始めるとオフセットできないので、バルブの部分は最後にはめるようにしましょう。バルブ部分を最後にすることで、すんなりとビードをはめることができます。

最終調節はタイヤレバーで行なう

硬すぎて入らないタイヤやタイトなタイヤなどは、タイヤレバーをリムエッジに引っかけてはめていきましょう。タイヤレバーや両手を使い、チューブがはさまっていないか、タイヤ内にきちんと収まっているかを確認します。チューブが挟まっているとパンクの原因になります。

もし、チューブが挟まっている場合は、タイヤレバーをタイヤとリムの間に差し込み、隙間から調節していきましょう。大幅に挟まってしまっているときは、チューブ交換を最初から行います。

空気の入れすぎに注意しながらチューブに入れる

チューブとタイヤをきちんとはめることができたら、チューブに空気を入れていきます。最初に外したバルブのナットを根元にしっかりとしめて空気を入れる準備をしましょう。空気は、ゆっくりと入れていきます。いきなり高い空気圧で入れてしまうと、チューブが破裂する恐れがあるからです。

空気を入れていて、一部分だけ膨らんでくる場合は、中でチューブが折り重なってしまっている可能性があります。一度、空気を抜き、タイヤとチューブを揉み込んで折り重なっている部分を離すようにしましょう。

クロスバイクのチューブ交換でかかる費用

チューブ込で2,000円から3,000円程度

チューブ交換の相場は、それほど高くはありません。ショップにより工賃が変わってくるので、はっきりした金額を知りたい場合は、直接ショップに問い合わせるしかありませんが、おおよそ2,000円から3,000円で行ってもらうことができます。また、パーツが必要となった場合には、その費用も加わってきます。

シティサイクルやスポーツサイクルを扱う大型のショップでチューブ交換を依頼する場合、即日対応できないことがあります。ショップでの交換は、ある程度の日数と金銭的に余裕がある人にはおすすめ。手間を省くことができるので、便利です。

費用を安くするためには自分で交換する

費用を安くしたいのなら、自分で交換するのがよいでしょう。また、街乗りなら問題はあまりありませんが、山道など、遠出した際は、自分でパンク修理ができないと困った状態になってしまいます。費用も安く、パンク修理の練習にもなるので、チューブ交換に挑戦してみましょう。

チューブ交換は、回数が多ければ多いほど慣れていきます。難しい作業ではないので、交換技術を手に入れ、工賃も浮かせてみましょう。自分で交換することで、ショップとは違い即日対応が可能になり、時間のロスを減らすこともできます。

自分で行う場合は工具も準備する

自分でチューブ交換を行なう場合、工具を準備する必要があります。工具と一言でいってしまうと、たくさんの工具が必要になると思われますが、チューブ交換に必要な工具は、タイヤレバーと空気入れ。この二点があれば、チューブ交換を行なうことができます。

チューブ交換時にリムテープやタイヤ、交換予定のチューブに異常があるときは、その都度準備が必要になります。ですが、交換に必要な工具は少なくすむのです。工具は少なく、ほぼ自分の技術で行なうことができるので、手軽に始めることができます。

購入店ならば購入後のメンテナンスが無料の場合もある

クロスバイクを購入したショップで購入後のメンテナンスが無料の場合があります。ぜひ、利用してみましょう。メンテナンスは、日頃乗る自分でも行なう必要があります。日頃のメンテナンスには、どのようなことを行なうのが良いかなど、相談するのもよいでしょう。

自分で行なう定期的なメンテナンスとショップでのメンテナンスを併用することで、安全にクロスバイクを利用することができます。メンテナンスを怠ると思わぬ事故に繋がることがあります。メンテナンスは定期的に、きちんと行なうようにしましょう。

パーツの持ち込み可なお店もある

他店で購入したクロスバイクの修理を受け付けないショップやパーツの料金、工賃が驚くほど高いショップなどさまざま。その中には、他店て購入したクロスバイクや持ち込んだパーツOKなショップもあります。この場合、工賃が多少割高になる傾向があります。

自分の付けたいパーツを付けることができるので、多少、工賃が割高になってしまうのは仕方のないこと。工賃を浮かせたいのなら、自分で行なう以外に方法はありません。付けたいパーツが決まっていて、自分で行なうことが難しい場合は、パーツの持ち込みOKのショップを利用してみましょう。

クロスバイクのチューブ交換は自分でやるのも楽しい

クロスバイクのチューブ交換は、想像していることほど難しい作業ではありません。最初、慣れていないうちは大変ですが、回数を重ね慣れてくると自分の好みに合わせたチューブを入れるなど、楽しみの幅を増やすことができます。

パンクのたびにショップに行く手間も省くことができるので、自分でチューブ交換をしてみましょう。メンテナンス技術を増えることで、クロスバイクの楽しみの可能性を広げることができます。

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