ダイハツのスポーツカーの特徴は?魅力を知って乗りこなそう

ダイハツのスポーツカーの特徴は?魅力を知って乗りこなそう

CAR / MOTORCYCLE 2018.02.27

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ダイハツの基本

小型車生産に特化

ダイハツ工業株式会社は、日本で最も歴史の長い量産車メーカーです。1907年に「発動機製造株式会社」として創設され、ガス発動機の製造を始めとして、小型ディーゼルエンジンや鉄道車両用機器などを製造していました。オート三輪(三輪自動車)の需要が高まった1930年代には、自動車の自主生産を始め、製造された小型三輪自動車「ダイハツ号」は、大変な人気を博しました。

この「ダイハツ号」が自動車メーカーとしての「ダイハツ」のスタートとなり、その後も小型自動車や軽自動車など小型車の生産に特化した開発、生産を続けています。1951年に現在の「ダイハツ工業株式会社」に社名を変更し、1957年に発売された軽自動三輪車の「ミゼット」は使いやすさと低価格が評価され、大ヒットしました。その後も幅広い世代のニーズを吸収しながら、独自の軽自動車生産を続け、軽商用自動車の「ハイゼット」や、小型自動車の「シャレード」など、数々のスモールカーを開発しており、小型車のエキスパートともいえる自動車メーカーとなって現在に至ります。

福祉車両にも注目

ダイハツの開発する車は、福祉車両も充実しています。「移動手段の幅を広くして大きな世界を見てもらいたい」という技術者たちの熱い気持ちが車に反映されています。介護が必要な人や介護をしている人はもちろん、さまざまな人の使い勝手を考え、車を使用する人の目線を大切にした「フレンドシップシリーズ」は、全国どこのダイハツの店舗でも購入することができる福祉車両です。

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大型のタイプが多い福祉車両のなかで、小型車の生産に特化しているダイハツは軽福祉車両の開発を進めています。軽福祉車両のシェアの50%をダイハツが占めるなど、軽福祉車両市場をリードしています。

安全装置を独自開発

「スマートアシスト」は、ダイハツが独自開発した安全装置です。運転中の「ヒヤッ」とするシーンで事故の回避を図ることを目的とした安全予防機能で、運転手の安全運転を支援します。ソナーセンサーやドライバーの視界や頭上空間を妨げない極小ステレオカメラを搭載、歩行者や先行車、障害物などのさまざまな情報を的確に捉え、運転者に注意を促したり、緊急ブレーキを作動させます。

ただし、スマートアシストは、運転手が安全運転をしていることが前提のシステムです。システムに頼った運転は行わないよう、自分で安全運転を意識することが重要です。

【画像ページhttps://www.daihatsu.co.jp/lineup/copen/03_exterior.htm】

スポーツカーコペンの魅力

https://www.daihatsu.co.jp/lineup/copen/index.htm

初代コペンのスペック

2002年に発売を開始したダイハツのオープンスポーツカー「Copen(コペン)」。初代コペンであるL880K型は、エンジンには直列4気筒DOHCターボエンジンを搭載しています。タービンはツインスクロール式という低回転域で作動する燃費向上を狙ったタービンが装着されており、トランスミッションは5速MTとスーパーアクティブシフト付き4速ATの2種類があり、どちらかを選択できるようになっていました。

コペンが発売された当初は、同一グレードの車を比較した場合、AT車の方が割高な時代でしたが、コペンはAT車とMT車の販売価格に差がないことも特徴のひとつでした。

二代目新型コペンの登場

初代コペンの生産終了から2年が経過したのにちに登場した二代目新型コペンのエンジンは、直列4気筒DOHCターボエンジンから直列3気筒DOHCターボエンジンになりました。数値的にはスペックダウンですが、その分燃費性能などが格段にアップしました。また、トランスミッションはATからCVTに変更されました。

二代目新型コペンの特徴は、骨格構造「D-Frame」と、脱着構造「ドレスフォーメーション」にあります。「D-Frame」は、フロント・サイド・リア・フロアのボディパーツを切れ目なくつないだ構造のことです。これにより、ボディの強度が上がり、走行性能とルーフオープン時の強度もアップしました。この「D-Frame」構造にすることで、骨格だけで強度を担保する構造となり、ボディ外板の一部を樹脂化し着脱が可能になりました。そのためユーザーが自分の好きなタイミングで、ボンネットフード、トランクフード、バンパーなどの外装を取り替えられるようになりました。外装を取り替えて全く違う外見にすることを実現した着脱構造は「ドレスフォーメーション」と呼ばれています。

3連メーターのコペンローブ

「コペンローブ」は、二代目コペンの最初に作られたモデルです。初代コペン同様に、アクティブトップを標準装備したクーペカブリオレモデルです。先代の親しみやすい丸目ライトから、角型つり目ライトに変更され、全体的に力強さを強調したデザインとなりました。

コペンの内装の特徴として挙げられるのが、アナログの3連メーターです。デジタル表記が増えているなか、メーターの表記をデジタルではなく、アナログの針表記にしたところにダイハツのこだわりが感じられます。内装のカラーリングは、ブラック、ベージュ、レッドの3色が、どのグレードでも選択可能になっており、オープンカーに必須のシートヒーターも標準装備されています。

アグレッシブなコペンエクスプレイ

タフ&アグレッシブをコンセプトにしたダイナミックな外観デザインを採用した「コペンエクスプレイ」は、「もっと楽しい」を意味する「Extra Play」の造語が名前の由来となっています。内装についても、センタークラスターの骨格をインパネ上面まで張り出したクロスフレームとすることで斬新さを表現しています。

コペンロープで採用されていたフロント、リアともにバンパーに食い込むタイプのライトレンズ周りのデザインが、オーソドックスな形状へ変更されました。その一方で、多角形のグリルを採用したり、多面体のボディ造形を採用するなど、新しいスポーツカーの表情を追及しています。

親しみやすいコペンセロ

「コペンセロ」は、コペンローブをベースに「親しみやすさと躍動感」をコンセプトに、樹脂外板やランプ類を専用デザインに変更したモデルです。コペンセロに採用されている丸型にデザインされたヘッドランプは、コペンローブやコペンエクスプレイと同様にLEDを使用していますが、コペンセロでは、ハイビームとロービームを切替できるバイアングルタイプを軽自動車で初めて採用しています。クリアランスランプもLEDで、リング状に光る演出を施しています。

丸みのある造形であることから「Cycle」と、「ドレスフォーメーション」の始まりを表現する「Zero」を掛け合わせた造語が由来となり、コペンセロという名称が採用されました。

選べるエクステリア

二代目新型コペンで採用されている外装の着脱構造「ドレスフォーメーション」は、樹脂外板の着せ替え構造で、自由なスタイルチェンジを可能にします。エクステリアを選べるようになったことで、クルマのデザインは購入前に決めるという固定概念を覆しました。

ライフスタイルに合わせて外観を変更することができるので、購入後でも服をコーディネイトする感覚で、いつでも自由に形や柄、空力特性が変えられるという新しい価値を実現できました。

コンセプトモデルのコペン

コペンには、発売されていないコンセプトモデルもあります。

第40回東京モーターショーに出店された「OFC-1(オープン・フューチャー・コンセプト・ワン)」は、グラスルーフを採用し、ルーフを閉じてもあふれる開放感を実現、天候を問わないオープンエア感覚の楽しさと走りの楽しさを融合させることを実現しています。使用用途により変更可能な電子制御サスペンションを搭載しています。

二代目コペンのコンセプトの派生モデルである「D-Rエステート」は、2013年のジャカルタモーターショーに出展されました。コンポーネントはそのままに4人乗れて荷物も乗せられるという実用性も兼ね備わっているエステートワゴンバージョンです。

初代コペンの中古車

初代コペンは、2002~2012年の10年間にわたって販売されていたことから、統一されたコンセプトはあるものの、軽微な仕様変更は複数回行われているので、同じ初代コペンの中古車でもさまざまな状態のものがあります。

中古車市場に多く出回っていて、比較的安価に購入できるのは2002~2005年式の標準車の中古車です。逆に状態のいいものや、新しいコペンに乗りたい場合には、2010~2012年式の後期型がおすすめです。装備の充実によって新車時の価格も上がっていますが、初期型のものより相場は上がります。また、特別使用者は、さらに値段が一段階上がるので注意しましょう。

新型コペンの中古車

新型コペンは、発売されたのが2014年のため、中古車といえども、年式による差異はほとんどありません。新型コペンの場合は、「コペンローブ」「コペンエクスプレイ」「コペンセロ」の3種類があります。それぞれの特徴は前述したとおりですが、新型のなかでも最初に発売された「コペンローブ」が、中古車としては多く出回っています。それとは対照的に、一番最後に発売された「コペンセロ」は、それほど中古車市場には出回っていません。中古車の台数が限られているので、見つけたときが買い時かもしれません。

【画像ページhttps://www.daihatsu.co.jp/lineup/copen/03_exterior.htm】

低燃費車のエッセ

https://u-catch.daihatsu.co.jp/php/search/summary.php

シンプルな軽量ボディ

シンプル性とデザイン性を追求した「エッセ」は、2005年に発売された5ドアハッチバック型乗用車です。台形を基調としたボディで、室内にあえて鉄板のままの部分を残すことにより、コストダウンおよび軽量設計を実現しました。

必要最低限の装備にすることで、シンプルな軽量ボディとなっています。そのデザインが示すとおり、「不可欠なもの」を意味する「essential」を基にした造語が「エッセ」という名称の由来となっています。

エッセの魅力的なエンジン

エッセは、2002年に発売された「ミラ」をベースにした車種ですが、当時のミラとは異なるエンジンを搭載することで、パワフルな走りを実現しました。エッセに搭載されているエンジンは、新しく開発されたKF-VE型です。KF-VE型は、低速域から高速域まで力強いパワーを得るべく連続可変バルブタイミング機構をもった3気筒12バルブエンジンです。

新開発された魅力的なこのエンジンは、多くのパーツにアルミや樹脂を積極的に採用していることから、47?というエンジン単体重量を実現し、車体重量の軽量化に貢献しています。

2011年に生産終了

2005年から約6年間にわたり販売されたエッセは、後継車種である「ミライース」の発売開始に伴い、後を託す形で生産及び販売を終了しました。わずか6年で生産を終了してしまったため、人気がなかったのではないかと誤解されがちですが、そうではありません。売上目標台数を大幅に超える台数が販売されており、エッセのベースとなっているミラと比較すると、女性からの支持が高く、20~30代女性への販売が7割を占めていたといわれています。

短命ではあったものの、エッセは魅力的な車で、売上も伸ばしていました。エッセの生産終了は、あくまでも次世代型後継車種であるミライースの生産に注力するためのものであったことを理解しておきましょう。

MT車は台数が少ない

エッセは、20111年まで生産されていたこともあり、中古車市場にも台数が出回っており、状態のいいものもありますが、MT車の中古車はほとんど市場に出回っていません。しかし、中古車でも新車同等の金額で取り扱われています。

エッセのMTの中古車は非常にレアな車です。どうしてもMT車にこだわりたい人は、中古車の検索サイトなどに登録して、中古車の登録があるのを辛抱強く待ちましょう。

【画像ページhttps://www.daihatsu.co.jp/lineup/copen/03_exterior.htm】

コンパクトなダイハツスポーツカーで走ろう

小型車の生産に特化したダイハツのスポーツカーは、コンパクトですが、走行性能や安全性を備えた魅力的な車です。エクステリアやインテリアにも、こだわりが感じられるデザインは、車に乗ることへの期待に胸をはずませてくれることでしょう。「“クルマって楽しい”を届けたい」というダイハツの強い想いが息づいているスポーツカーで、「走る」楽しみを味わってみましょう。

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