ハゼ釣りは関東でも釣りポイントが豊富。よい仕掛けでたくさん釣ろう

ハゼ釣りは関東でも釣りポイントが豊富。よい仕掛けでたくさん釣ろう

FISHING 2018.02.27

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ハゼの特徴

ハゼのシーズンは夏~秋

初心者も気軽に楽しめて、ベテランの釣り師も夢中になるという、ハゼ釣り。ハゼのシーズンは夏から秋で、6月~9月になります。ハゼ釣りのベストシーズンは、ハゼの体長が10cmくらいになる真夏から、秋の終わりまで楽しめます。地域によっては、冬まで釣れるところもあるそうです。釣りでよくターゲットになるハゼは、マハゼです。体長は、15cm~20cmくらいで、25cmくらいの大きいハゼもいます。

ハゼの豊富な種類

ハゼは全世界では、2100種以上いるといわれています。体長は、1cmより小さいゴマハゼ、5cm~15cnの、マハゼ、アゴハゼ、ヨシノボリ。大きいハゼでは、50cm以上のハゼクチなどがいます。日本のハゼは、約400種で、湖や河川などにさまざまな名称のハゼが棲息しています。琵琶湖や離島の川では、独自の進化をしているハゼもいるそうです。日本のハゼの多くは、ほかの国にはいない、日本固有の種類です。

水深の浅い場所を好む

ハゼは、淡水、汽水、浅い沿岸などに生息します。汽水は、淡水と海水が混ざった水で、川では河口の辺りになります。有明海は広大な汽水海で、宍道湖、浜名湖は汽水湖です。都市部では、沿岸や河川に多く生息していて、馴染みのある魚です。川底、海底では、砂地を好むので、汽水域で砂底のところがあれば、その場所が釣りポイントになります。砂地でも、外洋に面したところ、海水浴場には、ほとんどいないそうです。

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ハゼは手軽に釣れる魚

ハゼは釣りやすく、味もよい白身魚で、釣り、食用ともに人気があります。天ぷら、から揚げ、甘露煮、南蛮漬け、などが代表的な人気の料理です。お刺身は、味がフグに似ていて、とても上品な味です。

一点気をつけたいのは、日本各地で、稀に毒を持ったハゼがいます。「ツムギハゼ」の種類で、薄い黄色っぽい体に、黒っぽい斑点があります。関東ではまずいないハゼですが、和歌山県で目撃情報があったそうです。ハンテン柄のハゼがいたら、詳しいところで確認しましょう。通常は、琉球列島、中国、台湾、南太平洋、西太平洋の辺りに生息しているということです。

関東で人気のある釣り場

大井ふ頭中央海浜公園なぎさの森は、品川区、京浜運河沿い。スポーツ施設やバーベキューもできます。4つの釣り場があり、「ハゼ磯」の釣り場は、磯全体でハゼが釣れるので、ハゼ釣りの人にとくに人気があります。電灯がないので、夜釣りはライトが必須になります。

そのほか、ちょい投げ釣りができる公園は、若洲海浜公園(江東区)、東海ふ頭公園(大田区)、城南島海浜公園(大田区、釣りは約300mのつばさ浜)。河川、運河では、汐見運河(江東区)、永代公園(江東区)、東雲水辺公園(江東区)、石川島公園(中央区)などです。千葉では、江戸川放水路。市川市、妙典小学校の土手に有料駐車場有。ボート釣り、ハゼ釣りで有名な釣り場です。干潟から狙えます。

東京湾沿いには、たくさんの海釣り公園があります。投げ釣り禁止の公園もあるので、それぞれの公園のルールを確認して、釣りを楽しみましょう。

塙式ハゼ釣り仕掛けの作り方の手順

塙(ハナワ)式ハゼ釣りの仕掛けの作り方

ハナワ式仕掛けは、塙 実(はなわ みのる)名人が考案した仕掛けです。江戸川放水路で1000匹釣りした鈴木名人も愛用されているそうです。ハナワ式仕掛けを使えるようになると、一般の人でも「前アタリ」が明確に分かるようになるといわれています。ハリスはハゼの体長に合わせるという定説がありましたが、ハナワ式では3cmでたくさん釣れるようになります。釣るときは、手返しを早くするのがコツだそうです。

作り方

1.最初にミチイトに3cmのチチワを作る。
2.ナス型の1.5号のオモリを付ける。
3.ハリスは3cmで袖バリ4号

自分で作るのが苦手な人は市販品との組み合わせでも可能

3cmのチチワを作ることが難しい場合は、市販品で「塙式」と呼ばれている「銅付き仕掛け」を購入すると、自動ハリス止めで楽にできるそうです。ミチイトとハリスを直結するので、ハリスにクセが付いてミチイトに絡まるときは、ハリス止めビーズを使う方法もあります。

ハゼ釣りちょい投げ仕掛けの作り方の手順

ハゼ釣りちょい投げ仕掛けの作り方

ちょい投げ釣りは、遠投することをせずに、ちょっと投げて釣ります。風が強いとき、魚が少し遠いところにいるときは、仕掛けをつくることで釣りやすくなります。そのほか、秋の終わりから冬にかけて、ハゼは深場に移動します。ちょい投げ釣りはリールを使用するので、水深があっても釣ることができます。初心者や女性でも、少し練習すればできる釣り方法です。

ちょい投げ釣りの道具は、竿(1.8~2.4mくらいのシロギス竿か万能竿)、リール(小型のスプニングリール、1000番~2000番)、ミチイト(PE 0.6~0.8号:感度を優先、またはナイロン1~2号:食い込みを優先)、天秤(ボートシロギス用の小型で腕の長さは5~10cm)、ハリス(フロロカーボン0.8~1号、全長50cm)、ハリ(6~8号)、オモリ(ナス型の3~5号)。

天秤を使った仕掛けの作り方

糸の結び方は、方結びでは投げたときに解けてしまい、仕掛けが飛んでいく可能性があります。天秤を使ったときは、仕掛けが重いので人に当たったら危険です。正しい結び方で結びましょう。

1.小さい穴の方から、ミチイトを天秤に通します。
2.針のついた仕掛けのサルカンに糸を結びます。

正しいサルカンの結び方

サルカンや金具に結ぶときの正しい結び方です。さまざまな釣りの仕掛けに使えます。サルカンは、糸と糸をつなぐための接続用の金具です。

1.サルカンにラインを通して輪をつくります。ラインの先端を本線の下側から回して輪に通します。
2.ラインの先端を折り返して、もう一度輪に通します。
3.再び折り返して、ラインの先端を輪に通します。
4.ラインの両側を引っ張ってぎゅっと締めたら出来上がりです。

初心者は市販のハゼ釣り仕掛けを使う

ちょい投げ釣りは、初心者の人にも釣りやすい、ちょっと投げて楽しめる釣りです。餌のついた針を「仕掛け」といいますが、その部分に少し工夫して、釣りやすくすることができます。初心者のうちは、釣具屋さんで販売している「仕掛けセット」を使うのがいい方法です。少し慣れると、自分で仕掛けを作るのも楽しい作業になります。

初心者の人に向いた仕掛けセットは、TAKAMIYA(タカミヤ)の「ちょい投げ仕掛けセット」(針7号、ハリス1.5号)。お値段は208円。SASAME(ササメ)の「ちょいハゼセット」(オモリ号、ハリス0.8、夜光玉)。お値段は、328円。

天秤を使った方が仕掛けが絡まりにくい

ちょい投げ釣りに小型天秤を使ったほうがいい理由は、仕掛けの絡みを防止するためです。仕掛けをちょい投げする時に、最初にオモリが飛んで、そのオモリに引かれてミチイトと仕掛けが飛びます。ミチイトと仕掛けの距離が短いときは、飛んでいる途中で仕掛けが絡まりやすくなります。天秤を使うと、ミチイトと仕掛けの間に距離ができて、絡まりにくくなります。

ハゼ釣り仕掛けに付けるエサの付け方のポイント

ハゼ釣り仕掛けに付けるエサの付け方

ハゼ釣りのエサには、アオイソメ、ジャリメ、ゴカイなどがよく使われます。アオイソメは、釣具屋さんなどで販売しています。釣り場によっては、自動販売機でパックで販売しているところもあります。1パックは50gなのですが、家族で4人で1日釣りをして余るくらいで、量があります。10gから計り売りしているお店も多いので、計り売りが便利です。

1.アオイソメは2~3匹ずつ餌箱に移して使います。残った分は厚さで弱らないように、クーラーボックスにしまっておきます。
2.アオイソメの頭部(硬い部分)に針をチョン掛けします。チョン掛けは、エサの一部にだけ針を刺す方法で、エサはよく動きます。
3.アオイソメを2cmくらいにカット。アオイソメから針先が出ているか、必ず確認します。

ジャリメ、ゴカイなども、付け方は同じ方法でできます。

?エサはまっすぐ付ける

エサは、自然にまっすぐに付けて、針の曲がったところが出るようにします。ハゼの食いつきがいい時は、ハリから垂らすエサは1cmくらいがよいです。ハゼの食いつきが悪いときは、長めに垂らしたり、短く付けたりして魚にアピールすると効果があります。

虫のエサに触れない方は、触らないでエサを付けられる道具があります。ヤマリアの「つまみ君 2」。お値段は、352円です。素手でエサ付けをすると、手が臭くなるので、よく水洗いしながら付けます。エサ付け器を使ったときは、ハサミでカットすることもそのままできるので、使いやすいです。

ハゼ釣りに使える餌に代用できるもの

スーパーやコンビニで売っているソーセージ

ムシエサが苦手な方、ちょっと釣るときにエサがないときは、スーパーの食品や、手持ちの食べ物でも代用できます。ハゼは雑食なので、いろいろなエサで釣ることができます。魚肉ソーセージ、桜エビ、イカの塩辛、イカそうめん、シラウオ、よっちゃんイカ、ヒモQグミなどです。手が汚れないで、簡単に切れる食品が便利です。

?針に長い間付けても外れにくいイカの刺身

イカそうめんの刺身を冷凍したものは、針に長く付けても外れにくく、徐々に溶けるので鮮度ももちます。釣り場で小さく刻んで使います。適量で冷凍しておくと、釣りに持っていきやすいです。

ハゼの釣り方のポイント

ハゼの釣り方

ハゼは淡水の砂底にいることが多いのですが、両目で上の水中を識別できるといわれています。ちょい投げ釣りでも、仕掛けの落とし方にコツがあります。

釣り方

1.仕掛けを水中に、静かにゆっくり落とすと、ハゼが誘われます。ポチャンという着水音がなるべくしないように落としてください。(近くにいるほかのハゼが逃げないように)
2.アタリがあるまで、少しずつ仕掛けを引きながら待ちます。
3.アタリがあったら、すぐではなく、一呼吸してから釣り上げます。(アワセといいます)
4.ハゼが浮いてくるタイミングに合わせて、仕掛けをゆっくり回収していきます。

アタリがなかった時の釣り方

1.アタリがなかったときは、もう一度仕掛けを静かに落とします。
2.ハゼの食いつきが悪いときは、餌をもっと小さく切って付け直します。
3.根掛かりがないところでは、ずるずると竿を引いて、ゆっくり仕掛けを動かします。
4.根掛かりがあるところでは、竿で仕掛けを軽くジャンプさせたりして誘います。
5.仕掛けで誘ったあとは、何秒か置いて、食わせのタイミングを待ちます。
6.アタリがあったら、竿を立てて、一呼吸してからゆっくり釣りあげます。

ハゼは、エサを食べて違和感があると、パッと吐き出します。そのために、アタリがあってから、一呼吸置く「アワセ」をしないと、なかなか掛からないことがあります。アタリがあってからハゼの「ブルル」という手応えがあるときは、エサを吐き出そうとしているときなので、その少し前に釣り上げるタイミングを合わせると釣りやすくなります。

アタリがあるとその場所を狙う

ハゼの群れを見つけるまでは、仕掛けをこまめに投入して、群れがどこにいるか探します。アタリがあった場所は、覚えておいて、何度も狙ってみましょう。ハゼはたいてい、群れで同じ場所にいます。同じ場所を狙われることで、群れが移動することもあまりないそうです。

ハゼ釣りで狙いたいポイントと時間帯

河口や干潟などを狙う

ハゼは淡水と海水の汽水域を好むので、河口や干潟によく生息しています。潮の流れと水位は、魚の行動に影響します。干潮になると、汽水域はもともと水位が浅いところが多く、浅すぎて釣りにならないことがあります。ハゼはちょうどよい深さのところへ移動します。満潮時は深くなりすぎて、ハゼは水位の低いところへ移動しています。岸寄りなどに集まっていることも多いです。水位や潮の流れを気にしなくても釣れる場所もあるのですが、ハゼがいない時は、ほどよい水位や、よどみのある砂泥底の場所を探してみるのも、ハゼを見つけやすくする方法です。

堤防周りにハゼが集まりやすい

堤防の周りには、ハゼが集まってきます。堤防のカケアガリ、障害物の周り、石の際などにいることが多い魚です。そういう場所は、エサが流れず、溜まっていることが多いからです。ハゼは小さいときほど、浅い水深の、エサの溜まりやすい場所にいます。秋の終わりから冬にかけて大きくなってくると、水深の深いところで、エサが食べやすい場所にいることが多くなります。

上げ潮の時間帯がチャンス

ハゼは、水が動いている場所によくいます。海でも、河口でも、湖でも、満潮や干潮で潮流が動いていることがポイントです。上げ潮の時間帯、場所によっては、下げ潮の時間帯がよく釣れるという方もいます。潮流に乗って、よいハゼがたくさん移動してきます。ずっと好調に釣っていたハゼが、潮が止まるとパタッと釣れなくなることは、ハゼ釣りのベテランの方は日常的にあることだそうです。

ハゼが隠れれる場所を狙う

魚のいる場所は、いつも変わっていきます。いつも同じところにいるときもあります。川の支流から海に水が流れ出るところの、入り組んだ岩場、橋の下など、魚が隠れている場所では、魚がいることが多いです。ほどよい水温で、水がいつでも動いていて、魚がゆっくり隠れていそうなところを探してみましょう。

ハゼ釣りの仕掛けは自分に合ったものや釣れ方によって使い分ける

ハゼは日本全国に、豊富な釣り場があります。ハゼ釣りは、ベテラン、家族連れ、釣りを始めたばかりの人でも楽しめます。また、仕掛けを作ることで、自分の釣りと仕掛けが合ったときには、急に驚くほど釣れるようになるなど、日々新鮮な釣りができます。釣り名人のつくった仕掛けを作ってみたり、自作で新しい仕掛けを作ってみたり、最初は釣具屋さんの仕掛けセットから、いろいろ試してみるのも楽しいです。慣れてくると、釣り場でちょこっと仕掛けを作ることもできるそうです。

そして、眺めのいい場所、近所で気軽に行ける場所、船に乗ったり、海釣り公園などで、よいハゼをたくさん釣りましょう。天ぷら、甘露煮、お刺身など、調理をしてもハゼはとてもおいしい魚です。ダシを取って、好きなお料理で頂きましょう。

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