「ウツボ」の釣り方。初めてでもしっかりと釣ることができるコツ。

「ウツボ」の釣り方。初めてでもしっかりと釣ることができるコツ。

FISHING 2018.02.27

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ウツボが釣れる時期と場所

夏から秋がベストシーズン

ウツボは、1年中釣ることができる生き物ですが、一番釣りやすいベストシーズンは夏から秋の季節です。ですが、食用として食べる場合は、秋から冬のウツボが、一番脂がのっているため、美味しく食べることができるのでおすすめです。ウツボは、水温が暖かい高水温期を好んで生息しており、世界の熱帯地方や温帯地方の海に多く生息しています。日本国内でウツボ釣りをする場合は、本州関東以南、南日本などの太平洋側の暖かい場所で釣ることができます。

冬場は南日本でも釣れる

冬場の関東以南は海水温が下がってしまうため、ウツボを釣る環境としてはあまり最適ではありません。しかし、沖縄地方などの南日本の地域は、冬場でも気温が関東以南よりも暖かいため、海水温も高くなっています。そのため、ウツボを釣るには冬場でも釣りやすい環境となっています。季節によって釣る場所を変えることで、1年中、ウツボ釣りを楽しむことができます。

ウツボが隠れやすいゴロタ場が定番

ウツボは、磯やゴロタ場、堤防などの、大きい石がたくさんあり、石が折り重なっている隙間を好んで隠れてていることが多いです。ウツボを釣るときは、大きい石の隙間のそばにエサを付けた針をたらし、じっと待ちます。ウツボが隠れていればゆっくりと顔を出してくるので、しっかりと見ておきましょう。ウツボが釣れた場合、ウツボはとても鋭い歯をもっていて、噛まれると激痛が走り、なかなか引き離すのが難しいので、大けがにつながってしまいます。そのため、生きている状態で手で掴むのはやめるようにしましょう。手で掴む場合は、頭をたたくなどして気絶させてから掴むようにすることで安全に触ることができます。

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テトラのある堤防にいることも

堤防の上から海をのぞいてみると、テトラがおかれている堤防もあります。なかには、日中はテトラを積み上げたときにできるすき間を巣穴として隠れている場合もあります。テトラのすき間に餌を投げ入れて、糸を張って底から仕掛けを浮かせると、ウツボが餌に食いついたことがわかるので、簡単に釣ることができます。あまりはやく引っ張ってしまうと餌だけ食べられてしまうし、遅いと穴の奥にもっていってしまうため、タイミングを見て上手に引っ張りましょう。

ウツボ釣りにおすすめの仕掛け

ゴロタ場ならぶっ込み釣り

ウツボは、根がかりが多く、仕掛けに絡みついて激しく暴れるので仕掛けが壊れやすいです。そのため、仕掛けの消耗が激しく、頑丈な仕掛けを多めに用意する必要があります。ぶっ込み釣りは、食い込み重視の捨ておもりをウツボの回転に対応することができるスイベルで固定します。おもりと針だけの簡単な仕掛けなので、初めてウツボ釣りをする人にもおすすめです。針は万能で結びやすいカン付きマルセイゴの18号前後がおすすめです。

堤防からならブラクリ釣り

ブラクリ釣りは、円錐形や楕円形、三角錐系のおもりにビーズと針がついている仕掛けを使う釣り方が一般的です。ソロバン型と呼ばれる形が最も根がかりしにくく、投げたり、穴釣りにも使うことができるので、ウツボ釣りには最適です。

また、岩場などを狙ってウツボを釣る場合、バスタックルが必要となってきます。ウツボを釣る際には、一気に引き上げることが重要となってくるので、石鯛用のがちがちの竿を準備するようにしましょう。

穴釣りは初心者でも簡単

テトラや岩場の隙間は、小魚がたくさん集まっているのをよく見ることがあると思います。その集まってきた小魚を狙う甲殻類やタコなどがウツボの好物です。それらを狙ってウツボが集まってくるので、ウツボを狙う場所としては最適です。また、ウツボは生きている魚から死んでしまった魚もエサとして食べるため、漁師が売り物にならない魚を捨てたり、釣り人がいらない魚を捨てたりすることで、それを狙ってウツボが集まってきやすくなります。そのため、初心者でも立ち入りやすく、ウツボを見つけやすいので簡単に釣ることができるのでおすすめです。

ウツボ釣りにおすすめの餌

サンマやサバなどの切り身

ウツボの餌は、わざわざお店で購入する必要はなく、さまざまなもので代用することができます。ウツボは肉食の生き物なので、生きた魚から死んだ魚までなんでも食べてしまいます。そのため、サンマやサバなどの切り身を仕掛けに取り付けて、ウツボがいそうな岩場などの穴場に落として待つだけで、ウツボが食いついてくることがあります。食いついたのを確認したら、勢いよく引っ張り出しましょう。

釣り場で釣れる小魚

ウツボは、小魚でもなんでもエサとして食べてしまいます。ウツボが隠れている堤防やテトラの隙間には、小魚もたくさん集まってきているので、釣り場で釣れた小魚をエサとして代用することができます。わざわざエサを買わなくても、その場でエサを調達することができるので手間を省くことができますし、エサ代を節約することができるのでおすすめです。

集魚効果のある魚のアラ

ウツボは、とても嗅覚が発達している生き物です。ウツボは、前鼻孔と後鼻孔が発達しているため、水中に漂う水溶性のにおいを感じ取ることができます。人がにおいを感じない物質でも、水に溶ける物質ならにおいを感じ取ってやってくるわけです。このウツボの習性を利用して、ウツボを誘いやすくするのが、魚のアラです。魚のアラを使うことで、アラからでる血生臭いにおいでウツボをおびき寄せることができ、エサの代用として使用することができます。

自宅で煮物として作り、余った骨ばった部分のアラをウツボ釣りのエサとして代用するのもおすすめです。

ウツボ釣りの注意点

その場で捌かず仕掛けを切ってクーラーボックスへ

なかにはウツボの口の中を見たことがある人もいるかもしれませんが、上下の歯が内側向きに生えていてとても鋭く、噛まれるととても痛く、引き離すのが難しくなります。また、口が大きくさけていて、とても顎のチカラが強い魚です。

普段水中にいる分にはおとなしくおっとりとした性格ですが、攻撃されたり、釣りあげたときなどに激しく暴れます。暴れている状態で触ってしまい、万が一ウツボに噛まれてしまうと大けがにつながってしまいます。そのため、その場で捌かずに仕掛けを切って、完全に死ぬまで待つようにしましょう。

毒のあるウツボもいるのでしっかりと見極める

ウツボの中には毒をもっていて、食べると食中毒を起こしてしまうドクウツボという種類がいます。ドクウツボの毒は、攻撃するための毒ではなく、体内に備えている毒です。ドクウツボを食べてしまうと、1~8時間で発症し、吐き気や下痢、腹痛、めまい、頭痛などの症状がでてきます。

このドクウツボは、日本近海では沖縄などの南西諸島の海に生息しています。毒をもっていないウツボとの見分け方は、エラの穴の周辺が黒くなっているかいないかで見比べることができます。すべてのドクウツボが毒をもっていて、食べると食中毒を起こすというわけではありませんが、毒性が強いため、食べるのは避けるようにしましょう。

ウツボの締め方

匂いを移さない氷締め

本来は、魚を持ち帰るときは美味しく食べるため、尾っぽや頭付近を切ることで血抜きをして、締めます。ですが、ウツボの場合は、全身がぬめりに覆われており、釣りあげたときは大暴れしてとても触れる状態ではありません。そのため、氷や冷やした海水につけることでウツボの動きを止めて絶命することで、時間がたってもおいしく食べることができます。また、しっかりと冷やしておくことで食の安全につながります。釣ってから時間が経ってしまうと、保存温度が上がることで食中毒の原因菌や寄生虫が増殖してしまい、お腹をこわす原因となってしまうのです。

釣ったらすぐに氷締めすることができるように、釣り場についたらまず、氷を入れたクーラーボックスにバケツで海水を入れて用意しておきましょう。バケツなどに泳がせておいて死んでしまってから、クーラーボックスの中に入れても氷締めの意味がなくなってしまいます。

血抜きで生臭くなるのを防ぐ

魚を釣った場合、一般的にはすぐに締めて血抜きをして、血をきれいに洗い流してからクーラーで保管します。延髄をナイフで切断し、脳を破壊して絶命させます。けいれんを起こしたらしっかりとできている証拠です。そして、頭を下にして逆さまにするか、魚自体を折り曲げるようにすれば血抜きすることができます。そのあとに、海水が入ったバケツにつけてさらに血抜きし、海水できれいに洗ってからクーラーで保管することで、鮮度を保ち、生臭くなるのを防ぐことができます。

慣れるまではなかなか上手にいかない場合が多いですが、よく切れる大型のナイフや新しいナイフを使うと切りやすくなります。

おすすめのウツボが釣れる場所

和歌山 小浦一文字

小浦一文字は、海のど真ん中にある釣り場で、歩いていくことはできず、渡船の利用が必要不可欠となります。そのため、少しお金がかかってしまう釣り場です。しかし、陸の近くの釣り場では釣ることができない魚を釣ることができ、釣り好きの人には一度行ってもらいたい釣り場です。

もちろん周りにトイレや自動販売機などがないため、行く際には飲み物と食べ物をしっかりと持っていき、熱中症対策を必ずするようにしましょう。また、道具がなくなってもすぐに補充することができないため、ウツボを釣りに行く場合は、多めに用意していくことをおすすめします。

和歌山 江田漁港

江田漁港は、釣り場としてはかなりマイナーなポイントで、波止場が1本伸びているだけの漁港です。堤防にはテトラがいくつも積んであり、アオリイカを釣る1級ポイントとなっています。大きいアオリイカだと2キロクラスのアオリイカが釣ることができる釣り場です。

また、アオリイカだけでなく、アジ釣りとしても人気のポイントです。そのため、アジなどを追いかけてきたウツボや、テトラの間を住処として隠れているウツボを狙うことができます。江田漁港の周辺にも磯場があるので、ウツボ釣りに最適な環境です。

神奈川 黒島堤防

奥行き約80センチ、海面までの高さは約4メートルなのでほとんどのタモは使用することができ、水深が約3~4メートルと周辺に比べると浅めの堤防です。岩礁のうえにできた岸壁なので、魚もよく釣ることができ、磯釣りも楽しむことができるポイントとなっています。また、休日には家族連れでにぎわう釣り場でもあります。堤防の先端は、潮通しがいいため、人気の場所となっています。

堤防から徒歩5分以内の場所に、きれいなトイレ、自販機、釣具屋、有料の駐車場があるので、なにかあっても困らない環境になっています。また、トイレがあることで女性や子供でも釣りを楽しむことができます。

準備をしっかりとしてウツボを釣ろう

ここまでウツボの釣り方、おすすめな釣り場を紹介してきました。テレビでよく見るように、ウツボはとても危険で凶暴な一面ももっています。ウツボを釣ったあと、生きている状態でむやみに触ったり、十分な下準備をしていない状態で釣りをしてしまうと、ウツボの大きさによっては噛まれると指がもっていかれたりする可能性があり、大ケガにつながってしまうこともあるので注意が必要です。

ウツボ釣りには、ウツボ釣りに適した道具をそろえる必要があります。また、釣り場によっては、周辺の環境や設備などがばらばらです。自分にあった道具をしっかりと準備して、ウツボ釣りを楽しみましょう。

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