自転車のパンク修理にかかる値段とは?費用や予防策について知ろう

自転車のパンク修理にかかる値段とは?費用や予防策について知ろう

CYCLING 2018.02.27

Share :

自転車がパンクした時

自転車屋さんで修理を頼む

自転車がパンクしたとき、まずは自転車屋さんで修理を頼むことを考えます。街の自転車屋さんなら、そのお店で購入していなくても、だいたいパンク修理を行なってくれるところが多いです。家の近くの自転車屋さんをチェックしておきましょう。パンクした自転車を運んでいかなければならないため、無理なく歩いていけるところが望ましいです。

また、外出先で急にパンクしてしまう場合もあります。すぐに自転車屋さんが見つかればいいですが、見つからなかったときは焦ってしまうこともあると思います。最近はスマートフォンの地図アプリで自転車屋さんも探せます。

オートバックスなどでチューブ交換

自転車屋さん以外では、オートバックスなどのカー用品専門店でもチューブ交換をしてくれます。自動車のタイヤと同様に、自転車も対応してくれるところが多いです。しかし、対応していないところもあるので事前に確認しておく必要があります。

人材紹介・転職なら「マイナビエージェント」転職・求職者募集プログラム

出張の修理屋さんに修理を頼む

または、出張の修理屋さんに修理を依頼することもできます。最近は出張修理屋さんが増加しています。自転車屋さんの後継者不足や大型量販店やホームセンターでの自転車販売が行われ、競争率が高くなったことにより、出張サービスを取り入れたことが増えた要因なのではないかと考えられます。近くに自転車屋さんがない場合には、とても便利です。

出張の修理屋さんの利点は、実際に自転車を店に持ち込んだ時と値段が変わらないこと、そして夜遅くまで対応してくれるところです。また、手際がよく、自転車全体の点検をしてくれるところもあります。

自転車パンク修理キットで自分で直す

自分で修理してしまう方法もあります。100円均一ショップでは、「自転車パンク修理キット」が売られています。これだけで修理できるように道具も工夫されています。これが一番安く修理できる方法です。休日などの休みの日に時間を作って、DIYしてみるのも意外と楽しいかもしれません。

100均のキットを使って修理する方法を見ていきましょう。まず、キットに入っているものはタイヤレバー2本、パッチが3枚、虫ゴム2本、紙やすりと接着剤です。そのほかに用意するものは下記の3つです。どれも簡単に揃えられるものばかりです。

1.空気入れ
2.水を張った洗面器(パンクの箇所を発見するときに使います)
3.雑巾(濡れたチューブを拭きます)

具体的な修理方法についても見ておきましょう。

1.タイヤの外側を外します。
2.タイヤレバーの平たい方をホイールとゴムタイヤの間に差し込んで、テコの原理でタイヤを外します。
3.空気を入れるバルブを外します。
4.チューブを外に出します。
5.パンクの場所を調べます。(洗面器などに水を張って空気の入ったチューブを浸ければブクブクとあぶくが出て来ます。)
6.紙やすりで擦ります。
7.パッチをはります。
8.タイヤを元に戻します。

自転車の種類によるパンク修理の費用

一般的な自転車の修理代

一般的に使用されているシティサイクルやこども用自転車の場合の修理代は、700円~2000円が相場です。比較的安く修理してもらえます。

スポーツ自転車の修理代

しかし、マウンテンバイクやロードバイクのようなスポーツ自転車の修理代は通常より高めになります。チューブ式タイヤは3000円くらいまでが相場です。ロードバイクのチューブレスタイヤの場合はさらに値段が跳ね上がります。

自転車がパンクする原因

タイヤに釘やガラスの破片が刺さる

自転車がパンクする原因としてまず考えられるのが、タイヤに異物が刺さったためです。ガラス破片、釘、画鋲などの鋭利な物が走行中に刺さったことによって、タイヤのチューブに穴が開いてパンクします。ホッチキスなどの走行中に肉眼では発見できない小さな鋭利な物でも、場合によっては穴が開いてパンクの原因となってしまいます。

リム打ちによるパンク

次はリム打ちによるパンクです。これは、縁石などの段差に勢いよく乗り上げたときに、その衝撃で路面とリムの角の間にチューブが挟まれて起きるパンクです。これによってできる穴の形が特徴的で、チューブに二つの穴が開きます。蛇がかんだように見えることから「スネークバイト」ともいいます。

ニップルによるパンク

そして、ニップルによるパンクもあります。リムのニップル穴やニップルの先がチューブを傷つけることが原因です。これは、リムとチューブの密着度が高くなることが要因なので、空気を多く入れやすいスポーツ自転車でよくおこります。

自転車が何回もパンクする原因

タイヤの空気圧がいつも低い

自転車が何度もパンクを繰り返すことがあります。この原因として考えられるのは、タイヤの空気圧が低いことです。タイヤの空気圧は適正な量を維持する必要があり、空気の量が多すぎたり少なすぎたりするのは好ましいことではありません。空気圧がいつも低い場合には、異物が刺さったり、段差で乗り上げた際に簡単にチューブに穴があいてしまうことになります。

チューブが古くなっている

チューブ自体が古くなっていることもパンク原因の一つです。老朽化してくると少しの摩擦にも弱くなり、ささいなことで穴があいてしまいます。

チューブを修理した回数が多い

また、チューブを何度も修理していると、だんだんもろくなっていきます。1度や2度なら穴をふさぐ方法でも問題ありませんが、ツギハギだらけですとチューブは弱くなります。

チューブの品質が悪い

根本的にチューブの品質が悪いことも考えられます。製造時のゴムの融着が不十分なため、空気を入れたら裂けたり、少し使用したら穴があく、というレベルのチューブも稀にあります。

タイヤに釘などが刺さって貫通している

タイヤに異物が刺さって貫通していると、当然パンクの原因になります。異物の種類はさまざまなので、修理してもタイヤにそのまま残ってしまっているとすぐにまたパンクしてしまいます。パンクを修理する時は、タイヤの内側と外側をしっかり確認するようにしましょう。異物を探す時は外側は目視で、内側は手で触って見つけるのがおすすめです。ただ鋭利な金属片などは手で直接ふれると危険なので、軍手を着けて擦るようにするとよいでしょう。けがのないように十分気をつけましょう。

リムテープが劣化している

リムテープというのは、タイヤとチューブがはまっているところが「リム」、そしてその内側にはニップルホールの鋭利な段差があるので、リムテープが段差を覆い隠してチューブを保護する役割を果たしています。
リムテープは摩擦で切れたり、へこんだりずれたりします。劣化するとリムの段差が露になり、チューブと擦れるようになります。その結果、摩擦でチューブが薄くなったり傷が付いて、最終的に穴があいてしまうのです。

自転車屋さんでパンク修理をしてもらう場合、自転車屋さんのほうから「リムテープが傷んでますね、交換をおすすめします」とはいってくれない場合が多いでしょう。リムテープが傷んでいると思われる場合は、自分から交換をお願いしましょう。

自転車のパンク対策のために

空気圧はタイヤに合った量を保持

自転車のパンク対策のために一番大切なのがタイヤの空気圧です。快適な走りを生かすも殺すも空気圧にかかっているといっても過言ではありません。空気圧の低下はパンクを引き起こす原因となります。とくにロードバイクやクロスバイクなど、スポーツタイプの自転車は高い空気圧を保つことが重要となります。

そこで、空気圧の単位、チェックの仕方、入れるタイミングなど、空気圧に関してこれから詳しく見ていきたいと思います。

まずは空気圧を表す単位についてです。代表的なものは3つあります

1.「psi」:1平方インチあたりに何ポンドの圧力がかかるかを表わします。主にロードバイクをはじめ高圧を保つタイヤに使用される単位です。

2.「bar」:太いタイヤを中心に利用される単位です。

3.「kgf / ?」:主にシティサイクルのタイヤに表記されています。

つぎに、空気圧のチェックの仕方です。

1.まず、今の空気の状態を確認します。タイヤを押してみて簡単にへこむようでしたら、人が乗ったらタイヤがつぶれてしまいます。自転車に乗るのを長い間お休みしていても、空気が抜けてしまっているので注意が必要です。

2.タイヤサイドの推奨空気圧を確認します。タイヤに目を凝らすと、この範囲内で空気を入れましょうという推奨空気圧が表記されています。よく見てみるとMIN(最小)、MAX(最大)というように範囲があります。乗る人の体重がそれぞれ異なるので軽めの人は空気圧を少なめに、逆に重めの人は高めにといったように調整をするのです。ここでは、圧力計付きポンプがあると非常に便利です。値段も3000円近くで購入することができます。

3.それぞれのタイヤ、乗る人の体重に適応した空気圧まで空気を入れます。

そして次は、空気を入れるタイミングを確認しましょう。これは自転車によっても異なりますが、高い空気圧を必要とするロードバイクの場合は最も頻繁に空気をいれなければなりません。また、ラテックスという天然ゴムのチューブを使用したものは空気抜けが早いため、乗るたびに適正空気圧まで入れなくてはならないものもあります。一般的に、季節の変わり目等の温度変化が大きい時は、空気が抜けやすくなりますので空気を入れるタイミングです。

以上より、自転車の適正空気圧を知ることがパンクを予防する第一歩なのです。特別な技術や知識は一切必要ないので、ぜひこれから実践してみることをおすすめします。

タイヤとリムがはまっているか確認

「リム打ち」がパンクの原因のひとつであることは確認しましたが、リムとタイヤにチューブが挟まってしまうとパンクの原因になります。そのため、タイヤとリムがしっかりはまっているかを確認します。

タイヤに何か刺さっていないかチェック

そして、タイヤに異物が刺さっていないか確認します。指の腹で、タイヤ裏をなでるように、力をいれずにゆっくりと滑らせます。必ず、ゆっくり「異物があるかも」と警戒しつつ動かしてください。勢いよく鋭利な物に指が当たると、怪我をすることはいうまでもありません。指先に引っかかりを感じたら、そこをよく観察しましょう。分厚いタイヤなら、内部に異物が入り込んでいる場合もありますので、タイヤをよく確認してみましょう。この時、細く小さいものが入っていた場合、手では取れないことがあります。その場合には、毛抜きやピンセットを使用するとよいでしょう。

タイヤとホイールに傷がある時はタイヤ交換

タイヤとホイールに傷がある場合は、タイヤ交換が必要になります。そのため、パンクに強いタイヤを選ぶことが対策として考えられます。「パンクに強いタイヤ」として二つの製品が販売されています。

一つめは、耐パンクタイヤです。タイヤのゴムが通常のものよりも肉厚になっていることで、異物の貫通やタイヤの磨耗を防ぎ、パンクから守ります。二つめは、ノーパンクタイヤです。タイヤの中に、空気ではなく、ジェルやウレタンが注入されているため、パンクの心配がありません。ただ、空気入りタイヤに比べると、走りが重く、乗り心地が固いという弱点があります。

どちらの製品も良心的な価格なので、ぜひこれらの「パンクに強いタイヤ」を検討されてはいかがでしょうか。

タイヤライナーとタイヤ密封材でガード

パンク対策としてタイヤを補強する方法があります。タイヤの内面にタイヤライナーをはってタイヤを保護しましょう。そして、タイヤ密封材であるタイヤシーラントをタイヤに注入します。比較的簡単な方法でダメージに強いタイヤに加工することができるのです。

自転車はパンク修理をして快適に乗ろう

自転車に安全に、快適に乗るためには、パンク対策をしっかりしましょう。そして、パンクした時は早急に修理をおこないましょう。パンクは事故を引き起こす要因になります。頻繁にパンクをしてしまい修理をしていたら、経済的にも時間的にも非常にもったいないです。事前に対策をしっかりおこなって、あなたの自転車を大切に長く使っていきましょう。

category

記事カテゴリー