クロスバイクのグリップを快適に。自分好みにカスタムしよう。

クロスバイクのグリップを快適に。自分好みにカスタムしよう。

CYCLING 2018.02.27

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クロスバイクのグリップをカスタムする

ショップでカスタムする

クロスバイクは、丈夫に作られてはいますが、長時間走行することが多いという性質上どうしても細やかなメンテナンスが必要です。直接手で触れるグリップもまめな整備が必要な部分です。グリップが劣化してくると、

1.ベタベタして触り心地が気持ち悪くなる
2.ぐるぐる回ったり外れたりして、操作しづらくなる
3.持ちにくくなることで、手が痛くなり、疲れやすくなる。

など、直接ハンドル操作に影響するので非常に危険です。運転していて、「なんだかグリップがべたつくなぁ」とか、「手や肩が痛くて乗るのがつらいな」など、少しでも異常を感じたら、自転車ショップに持ち込んで相談してみましょう。きっとあなたにぴったりのグリップと交換してくれます。

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自分でもカスタムできる

「ショップに行く暇がない」、あるいは「ほかにも色々試してみたい」、などという場合は、自分で交換することも出来ます。ただし、グリップは固定方法の違いこそあれ、ハンドルバーにがっちり固定されています。ロック式のものなら緩めるだけでOKですが、それ以外のものを外すにはそれなりの労力が必要です。また、交換する前のグリップを再利用するかどうかで、方法と難易度が変わります。

交換前のものはもう必要ない場合

そのときはカッターなどで切って外しましょう。この方法が一番簡単ですが、切って外したものは捨てるしかありません。

外したものを再利用したい場合

パーツクリーナーにノズルを付け、グリップの隙間から流し込み、ぐるぐる回すときれいに外れます。注意点としては、パーツクリーナーは樹脂を痛めてしまうことです。外したグリップは、中性洗剤で洗いましょう。そうしておくことで、また使う事ができます。

エアコンプレッサーを使う方法

パーツクリーナーの代わりに空気を注入すれば、グリップが空気圧で押し出され、勢いよく外れます。このやり方は非常に危険ですので、必ず周囲の安全を確保してから行いましょう。

クロスバイクのグリップのメンテナンス

グリップの大半はゴムなどの樹脂でできています。時間が経てば、どうしてもベタベタしたりひび割れたりしてしまいます。これは、「加水分解」という、化学変化によるものです。ゴムなどが水分に触れると、製造過程で使用された可塑剤という薬品が漏れ出てしまいます。これが、グリップがベタベタしてしまう原因です。また、光に含まれる紫外線などの放射線や、大気中のオゾンによる酸化反応によって、固くなりひび割れてしまうのです。

このように、ゴム製品は水、光、空気にさらすと劣化してしまいます。屋外での走行、雨に濡れる、真夏の高温、手にかいた汗など、常に何らかの原因に触れているグリップなら、なおさらです。ベタベタしてきたら、早めに交換しましょう。

しかし、「すぐに交換できない」という場合もあるでしょう。そういうときには、「無水エタノール」を使って拭き取るとよいでしょう。これで、ベタベタした部分を取り除く事ができます。ただし、拭き取ったベタベタは洗い落とせませんので、使い捨てのウエス(油や汚れを拭き取るための布)などを使いましょう。あくまで応急処置ですが、これでしばらくは延命させることができます。

カスタムするメリットは何か

グリップは直接手で触れる部分です。グリップが手に合っていなかったり劣化していると疲れやすいですし、操作もしにくくなるため危険です。自分に合ったものに交換することで、

1.手や肩の疲労を軽減でき、長時間運転できる。
2.操作しやすくなることでより安全に走行できる。
3.ついでに見た目も恰好よくなる。

など、高い効果が期待できます。

カスタムするデメリットはあるのか

グリップは交換して、常によい状態にしておくことが望ましいです。しかし、そこそこの費用がかかってしまうことがデメリットです。ただ交換するだけなら3,000円程度で済みますが、性能の高いものとなると数万円するものもあります。

日々の通勤通学などに使用して、劣化が早い場合は安いものを幾つか用意しておいたり、たまに長時間の遠出するときしか使わない場合は性能のよい高級品を使うなど、劣化の頻度と度合いに応じて、値段を決めるとよいでしょう。

バーエンドバーをカスタムする

バーエンドバーを付ける

「別に使いにくくないし、劣化してないけど、もっと使いやすくならないかな」とお考えの場合は、バーエンドバーを取り付けるのはいかかでしょうか。バーエンドバーとは、ハンドルバーの終端に取り付けるバーのことです。人体の構造上、クロスバイクのハンドルは握り続けるとどうしても手首や腕に負担がかかります。

そこで、バーエンドバーを取り付けて握る部分を増やせば、負荷を軽減でき、より長時間の走行が可能になります。さらに、バーエンドバーを使えば、坂道を上るときに車体を振るのが楽になります。

ブルホーンタイプのバーエンドバーの特徴

ブルホーンとは「サイの角」という意味で、ハンドルが突き出た形状からそう呼ばれています。確かに取り付けると、そのように見えます。この場合のブルホーンタイプとは、最もベーシックなタイプのものをいいます。金属製で、値段も安く気軽に交換できます。注意点として、素材が体質に合わない、という場合もあるので購入する前に材質をチェックしておくとよいでしょう。

エルゴノミックタイプのバーエンドバーの特徴

人間工学に基づいた形状をしたものをエルゴノミックタイプといいます。真ん中が膨らんだり、平べったい形状をしているのが特徴です。とても握りやすく疲れにくい、負荷軽減を徹底した構造をしています。高価ではありますが、その分非常に高い効果が得られます。

しかし、形状の都合上、大半が樹脂でできていますので、どうしても劣化してしまいます。また、衝撃に弱く、横倒しになったときに折れてしまうこともあるので、取り扱いには注意が必要です。

バーエンドバーは簡単に付けれるか

バーエンドバーを取り付けるには工具が必要です。六角レンチを使ってハンドルバーの終端に固定しましょう。固定ボルトを六角レンチで回すだけなので、特別な技能や知識は必要ありません。誰でも簡単に取り付けることができます。

グリップをカスタムしたい時に確認したいポイント

バーの長さをチェックして

グリップを交換する際には、ハンドルバーの長さを確認しておきましょう。いざグリップを用意したものの、交換したらハンドルバーの終端がはみ出してしまった、なんてことも。その場合はバーエンドバーを取り付けるか、ハンドルバーをカットする必要があります。

握り心地や手に馴染むかを確認

交換した後は、実際に握ってみて確認しましょう。グリップの種類によっては、取り付ける角度が悪いと、負荷を軽くするどころか逆に疲れやすくなってしまいます。

また、思ったより手触りが気に入らなかったという事も隠れた疲労の原因になります。走行する前に、細かく調整して、無用の事故を回避しましょう。

グリップを好みに合わせてカスタム

オーソドックスなタイプでベーシックに

「そんなに長くは乗らないよ」、「ごちゃごちゃしてるのは面倒だ」、「すぐに傷んで使い物にならなくなるよ」という場合は、何もついていないオーソドックスなタイプがオススメです。とはいえどれも同じではなく、いくつか種類があります。

オープンエンド

ちくわのように両端が開いているタイプのものです。取り付けると、ハンドルバーの終端がむき出しになってしまいます。そのまま放置すると、転倒した際にハンドルバーが破損してしまいます。また、地面とハンドルバーに手などが挟まって危険です。取り付けた後は専用のキャップで塞いでおきましょう。

クローズドエンド

軽快車(ママチャリ)のグリップのように終端が塞がっているタイプです。キャップを取り付ける必要はありませんが、バーエンドバーを増設するのが難しくなります。

ロックオングリップ

ロック用のボルトが付いたタイプです。終端にだけボルトがあるものをシングルロッキング、両端にあるものをダブルロッキングといいます。装着の際にはレンチが必要ですが、取り付けが簡単でがっちり固定することができます。ただし、締め付けすぎるとハンドルバーを破損してしまう恐れがあるので、細かく調節しましょう。

バーエンドと一体になっているグリップ

「どうせ交換するなら一度にしたい」という場合はバーエンドと一体になったものがおすすめです。このタイプのものは、初めからバーエンドバーを使うことが前提で設計されています。そのため、とても使いやすいです。

コンフォートタイプで握りやすく

コンフォートタイプは、通常のものより平べったい形をしていてるものです。この平たい部分で、握りやすくするほか、手を置くだけというポジションを追加する効果を生み出します。手の使い方を増やすことで、負荷を分散し、疲労を軽減できます。手や腕が痛い、肩が凝りやすい、という場合はとくにオススメです。

グリップの長さは手に合わせて

グリップの長さが手に合っていないことも、負荷の増加につながり、危険です。長すぎるとバーエンドバーを取り付けられなくなりますし、短すぎるとブレーキやシフト操作がやり辛くなります。

走行の負担増大は、そのまま事故のリスクにつながります。グリップは無理のないサイズのものを交換しましょう。

種類豊富なバーテープを張る

「時間も費用もないけど、ボロボロだ」、「増設したバーエンドバーがむき出しで握りにくい」、「操作しづらいからグリップはいらない」という場合は、バーテープを巻きつけてみる方法もあります。

通常、バーテープはロードバイクのグリップに巻き付けるものですが、同じ自転車のためクロスバイクにも使えます。ただぐるぐる巻き付けるだけなので、どこでも使えて簡単。むき出しのバーエンドバーもフォローすることができます。また、拭き取ってもベタベタが取れなくなったグリップの応急処置としても使えます。

バーテープのメリットはあるの

バーテープは、養生テープのような外見とは裏腹に、さまざまなメリットがあります。

まず、使い捨てのテープですのでとにかく安いことです。次に、何もしないよりずっと負荷軽減の効果があります。最後に、見た目に変化を持たせられることです。それぞれの特徴は以下のとおりです。

とにかく安い

バーテープという名前がついていても、ただのテープですのでとにかく安いです。だいたい、一本600~800円くらいで、高いものでも2,000円程度です。

クロスバイクのフラットハンドルバーぐらいなら、一本あれば左右どちらも巻き付けることができます。毎日酷使するような場合、ダメになれば気軽に交換できるので、コストパフォーマンスが高いといえるでしょう。

必要最小限の負荷軽減が可能

ただ巻き付けるだけとはいえ、握りやすくなる、滑り止めになるなど、グリップ本来の役割をしっかり果たしてくれます。バーエンドバーなども、バーテープを使えば相乗効果が期待できます。金属製のものに抵抗がある場合なども、バーテープで覆えば使いやすくなります。

見た目がよくなる

ぐるぐる巻きつけると、なんだかロードバイクのような見た目になって恰好よくなります。また、バーテープの中にはお洒落な柄のものもあります。そのままのデザインではなんだか物足りない、という場合のディティールアップにもってこいです。お手軽カスタムで、あなたのクロスバイクをより恰好よくしてあげましょう。

好みでカスタムして乗りやすくする

グリップは直接触れるパーツだけに、疲労や事故のリスクに大きく関わってきます。人体の構造上、グリップを同じ姿勢で握り続けることは、かなりの負担になります。腕や手首は自転車のハンドルを水平に握り続ける事に適してはいないからです。

バーエンドバーなどを取り付ければ、無理のない姿勢で運転できるようになります。なんといっても安全が第一です。グリップを常に最適な状態にして、快適な走行をしましょう。

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