【クロスバイク パンク修理】トラブル防止のメンテナンス術とは

【クロスバイク パンク修理】トラブル防止のメンテナンス術とは

CYCLING 2018.02.27

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クロスバイクがパンクしたら

自分でパンク修理が出来るのか

街乗りにピッタリなクロスバイク。爽快な走行で10km程度なら楽々移動できる優れもの。通勤や通学の為の強い味方です。遠くに出かける事もできます。

しかしそんなクロスバイクでも、自転車であることに変わりはありません。ですので、突然パンクしてしまう事もあります。クロスバイクはメンテナンスしやすい構造になっていて、簡単にタイヤを外すことができます。道具さえあれば、その場で修理することが可能なのです。

ショップでパンク修理をする

クロスバイクといっても、仕組みは軽快車(いわゆるママチャリ)と変わりません。ですので、パンク修理程度なら、クロスバイクを取り扱っていない自転車ショップでもやってもらえます。クロスバイクはメンテナンス性に優れた構造ですので、むしろ軽快車よりも素早く修理してもらえるでしょう。

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普段クロスバイクを使うならば、経路に自転車ショップがあるかどうか確認しておくとよいでしょう。いざというとき、素早く対処できます。

自分で修理するときの注意

必要なものが多いので注意

「近くに自転車屋なんてない」「持っていく時間が惜しい」「他人にクロスバイクを触らせたくない」というときは自力で修理する必要があります。その場合、必要な道具は以下のものです。

1.タイヤレバー(チューブをホイールから外す器具)
2.予備のチューブ
3.エアポンプ
4.ゴムパッチとゴム糊
5.メンテナンススタンド(フレームを下から支える器具)
6.レンチ(クイックリリース方式なら必要なし)

素手で強引にホイールからタイヤを取り外そうとすると、怪我をしてしまいます。タイヤレバーを使って取り外しすれば怪我もしませんし、ホイールも傷みません。

メンテナンススタンドは、あった方が作業がやりやすくなります。横倒しにしたときに、クロスバイク本体が傷つくことも防げます。取り外したチューブは、ゴムパッチで穴を塞げば再利用が可能。交換し終わった後にでも修理しておくとよいでしょう。

また、クイックリリース式でない場合、タイヤを取り外すのに別途レンチが必要になります。ナットのサイズにあったもの(だいたい14mm、15mmぐらい)を用意しましょう。

タイヤ修理時は服装にも注意

クロスバイクは、色々な部分に潤滑油やグリスが塗られています。金属の摩耗を防いで性能を維持する為に、軽快車よりも多めに使用しなくてはならないからです。しかも、修理する際どうしても触れなければならない場所に、たっぷりグリスや潤滑油が付着しています。具体的には、ブレーキのワイヤーやギア、チェーンなど、可動部や関節部など。

前輪なら、ブレーキやナットに触る程度で済むのでそれ程でもありません。しかし、後輪を外す場合、更にギアやチェーンにも接触するので、手や服が真っ黒に汚れることを回避することはとても難しいことです。更に、素手だと可動部に挟むなどで怪我をする可能性も。

ですので、できるだけ汚れてもよい服装で作業を行う事が望ましいです。最低限、軍手で保護するだけで安全に修理できるでしょう。

修理にかかる時間はどのくらいか

作業自体は、「タイヤを外したあとチューブを交換し、空気を入れて元に戻す」だけです。後輪の方が若干手間がかかりますが、手順はそれほど複雑ではありません。一連の作業は、慣れれば20分程度で終わります。休日など時間のある時に練習しておくといいでしょう。

例えば、グリスや潤滑油を補充するとき、ホイールごと外してしまうなど。こうすれば練習になりますし、無理に狭い箇所に手指を差し込んで怪我をすることを防げます。また、細かい所までグリスを塗ることができ、結果メンテナンスの効果もアップします。

パンクを防ぐメンテナンス方法

運転前に空気圧のチェックを行う

運転前にはエアゲージ(空気圧計)のついているエアポンプで空気を入れながら空気圧をチェックしましょう。適正空気圧はタイヤの側面に記載されています。その値のMAX(上限ギリギリ)まで注入すれば大丈夫です。

適正空気圧が守られていないと、ペダルが漕ぎにくくなるばかりか、衝撃にも弱くなります。ちょっとした段差に乗り上げたときにいきなりパンクしてしまった、などということにならないよう、普段から空気圧を計測しておきましょう。

なお、入れ終わった際にバルブの根本のナットが緩んだ状態になります。意外と忘れがちですが、このナットが締まっていないと、隙間から細かい砂やゴミが入り込み、パンクの原因になります。タイヤに空気を入れた後は、忘れずに締めなおしておきましょう。

運転後にタイヤの異常がないかチェック

いくら日本の道路が諸外国に比べ清潔であるとはいえ、細かいゴミが沢山落ちています。中には釘や画鋲など危険なものもあります。乗用車やトラックなら踏みつぶしてしまうようなものですが、クロスバイクの細いタイヤにとってはそんなゴミでも十分危険です。

ですので、運転した後はタイヤに石や画鋲が刺さっていないかを実際に目で見てみましょう。また、タイヤが劣化して穴が開いていたりしているかもしれません。

そういう異常を前もって発見できれば、突然のパンクを防げます。単純ですが、簡単にできて、とても効果が高い方法といえます。

走り心地に異常がないかチェック

タイヤに異常があれば、漕ぐときに重く感じますし、疲れやすくなってしまいます。また、空気圧が下がっていればパンクしやすくなってしまいます。少しでも普段と乗り心地が変わったような異常を感じたらすぐ点検して、パンクを未然に防ぎましょう。

出先でパンクしてしまった時のために準備を

普段の通勤通学なら、自転車ショップの所在を知っておくことで対処できます。どこかの自転車置き場に預けておいて、帰宅する際に修理すれば問題ありません。しかし、ポタリングや輪行など、どこか遠くに出かける場合そういう訳にはいきません。

土地勘のない場所でショップや自転車置き場を探すのは大変手間ですし、周りにそんな施設が無いことすらあります。遠出の時は特に準備が必要です。

また、遠出するときのみならず、普段から必要な道具を準備しておけば、トラブルに対処できます。こんなことにならないためにも、いつも使っている鞄にでも修理道具一式を常に入れておきましょう。

パンクを防ぐためには

丈夫なタイヤに変える

タイヤを耐パンクベルトなどを仕込んだ丈夫なものに変更するとよいでしょう。コストはかかってしまいますが、高級なものほど高い効果が得られるでしょう。

また、いっそのことノーパンクタイヤに変えるのも一つの手です。ノーパンクタイヤとは、チューブの代わりにウレタンなどを詰め、タイヤが潰れないように作られているもの。空気が入っていないので、パンクすることは絶対にありません。そのかわり、タイヤ自体の重量が増え、クロスバイクの軽快な走行ができなくなってしまいます。

タイヤやチューブを補強

チューブのバルブ接合部分は、空気で膨らむと裂けて穴が開いてしまいます。この部分に、使わなくなったチューブを切り取って張り付けると、お手軽に補強することができます。タイヤも、すこし穴が開いた程度なら補修用のパッチを裏側から当てることでパンクを未然に防げます。

ただし、どちらもあまりやりすぎると重量が増えて漕ぎにくくなってしまいます。また、タイヤの形が変わって逆にパンクしやすくなってしまうこともあるので、補強はほどほどに留めておくのが無難です。

タイヤの太さを工夫してみる

太いタイヤに交換するのもパンク対策には有効。太いほど、中に空気の量が増える為、衝撃に強くなります。段差にも強くなるので、パンクする確率は低くなります。また、接地面が増えることでコーナーを曲がりやすくなり、安全面の向上もできます。

しかし、太くなるほど重量が増すので、ペダルが漕ぎにくくなってしまいます。安全に走行したい場合や、距離が短い場合は太いものを、長時間走行する場合や、早く走行したいときは細いもの、と使い分けるといいでしょう。

何種類か用意しておいて目的に応じてホイールごと交換すれば、タイヤの摩耗も防げます。また、修理するときの作業の練習にもなって一石二鳥です。

空気がしっかりと入っているままで

タイヤのサイズは、細くなるほど空気圧が高くなります。そのせいで、しばらく乗らなかったりしたとき、または長時間走行した後など、乗っても乗らなくても空気が自然に抜けていってしまうのです。ですので、クロスバイクの細いタイヤは、常に空気が入っている状態をしっかりとキープする必要があります。

空気が入っていないと、ペダルが重くなって疲れやすくなります。また、何かを踏んだり、段差に乗り上げたりしたときにパンクする可能性が高くなります。走行する前には、毎回空気圧をチェックして適正を保ちましょう。

タイヤと一緒にホイールも変える

丈夫なタイヤほど、どうしても重量が増えてしまいます。クロスバイクの軽快な走行は徹底した軽量化にありますので、わずかでも重量が増えるのは避けたいところです。

その場合は、タイヤだけでなく、ホイールも交換すれば効果は高くなります。高価なホイールは軽量で、交換したタイヤの重量増加を相殺してくれます。コストはかかってしまいますが、丈夫にしたうえで軽快な走行を維持できます。

一気にカスタムしたときは注意

カスタムする際に交換した部品が高級なものほど、クロスバイクの性能は格段にアップ。タイヤやホイールなどは、軽量なものに交換するとスピードが増します。交換前と後とで、パーツの性能に差がありすぎると、交換前と全く違うクロスバイクになる、と言えます。

当然、乗り心地が変わるためカスタム前と同じ乗り方をすると、加速しすぎたり、コーナーを曲がり切れなかったりと危険です。タイヤやホイールは、走行速度に密接に関係してくるパーツです。このような怪我や事故を避けるためにも、部品を交換した際は、少しづつ試運転をして乗り心地を確かめるとよいでしょう。

カスタムすると愛着が倍増

「もっと早く走行したい」「長く使えるように丈夫なものを」など、目的に合わせてカスタムし続ければ、クロスバイクはどんどん使いやすくなっていきます。そうなれば、そのクロスバイクはあなた専用のものです。

やればやるほど、クロスバイクはそれに応えてくれます。また、よい部品は単純に見栄えもよくなります。実用のみならず、オシャレなアクセサリーとしても役に立ってくれるでしょう。より使いやすく、より格好よくするために改造をしてあげましょう。

メンテナンスとカスタムでパンクしないタイヤに

性能を維持するには、やはり普段の手入れが大切です。幾ら高級な部品を使っていても、雑に使っていては故障やパンクをしてしまいます。それではいくら部品があっても足りなくなってしまいます。

日々のメンテナンスを心がけておけば、部品の消耗も抑えられますし、故障やパンクのリスクも下がります。毎回空気圧をチェックする、乗った後目視して確かめる、など簡単なことでも十分効果があります。事故やトラブルからクロスバイクを守るためにも、習慣化するよう意識していきましょう。

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