フェートンという選択。所有感を満足させる自分だけの1台を探そう

フェートンという選択。所有感を満足させる自分だけの1台を探そう

CAR / MOTORCYCLE 2018.02.27

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フォルクスワーゲンの最上位車種のフェートンは、日本ではなかなかみることがない、大型高級車。パワフルなエンジンとラグジュアリー装備、安全面も十分に考慮されたリッチな一台。メルセデスベンツやBMWとは違う、特別な1台となることでしょう。
 

高級感のある最上級を乗りこなそう

フェートンに乗ろう

フェートンは、当時フォルクスワーゲンの取締役会会長を務めていたフェルデナント・ピエリによる高級車路線戦略化の一環で発売された、VW初となる大型高級車となります。2002年3月に開催された第72回ジュネーブショーで発表され、翌年5月からヨーロッパ諸国で発売が開始されました。車名のフェートンは、ギリシャ神話の太陽神である「へーリオス」の息子でる「パエトーン」に由来するものです。

ボディサイズは全長5055mm、全幅1903mm、全高1450mm、ホイールベース2881mmと、その通りと思わせる堂々としたサイズ感で、押しだしも十分です。エンジンは、アウディA8やベントレー・コンチネンタルシリーズにも搭載される6LのW12、5L V10TDI、4.2L V8、3.2L V型6気筒エンジン、3.0L V6TDIと5種類用意されました。駆動方式はV6搭載車以外には「4モーション」(VW自製のフルタイム4WD)が標準となっています。

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日本ではなかなか見られないレア感

VWの最上位車種であり、同社の象徴でもあるフェートンですが、残念なことに、本国ドイツでも売りあげが芳しくありませんでした。全世界での販売台数は、当初の年間計画販売目標台数であった2万台を大きく下回る、5千台にとどまりました。

主力販売エリアとして期待されていたアメリカ市場からも2006年には撤退となり、2003年に予定されていた日本への導入も実施されませんでした。そのような背景があるフェートンですが、ドイツ・ドレスデンの街中にあるフェートン専用工場では、一日約30台程が製造されていました。この工場は壁面が全てガラス張りのため、「ガラス張りの工場」として知られ、見学ツアーで内部を見学することができました。現在では、製造効率の悪さから2016年3月18日に最後の生産を終え、14年の歴史に幕がおろされています。

結果として、VWのディーラーでさえ知らない人がいるという、日本ではなかなかみることができないレアな車となったフェートン。ほかの人があまり乗っていない、自分だけの車を所有している満足感を味わえる、そんな一台であるといえるのではないでしょうか。

乗る人数を決められる

フェートンは、全長5mを越える大型高級セダンとなっており、後部座席が3座の「5人乗り」仕様と2座の「4人乗り」仕様を選択することができます。通常の後部座席は、3座ですが2座のシングルシートも選択可能で、2座の場合は後部座席中央部分にフルオートエアコンの操作パネルが設置されており、左右別々での温度調整も可能となっております。

大型高級車ならではの、まるでリムジンのようなリッチな乗り心地を楽しめる「4人乗り」を選択してみるのもいかがでしょうか。

高級感と機能を併せ持つ

車内に入っても装備は盛り沢山。空調は、オートエアコンで好みの温度を設定後、車内の温度と設定温度の隔たりが大きい間は、強力なファンが静かながらも猛烈に回ります。車内が設定した好みの温度に達すると、突然音も無くエアコンの吹きだし口を塞ぐようにウッドパネルが降りてきます。すると出口を塞がれた空気はダッシュボード上部に細かく穿たれた細かい穴からジンワリと、でてくることになります。

また、スピード維持機能として、オプションではありますが、道路標識の数字を探知し、それを越すスピードをだすと警告音を発するフロントカメラシステムを設定しました。

 

【画像ページ引用http://volkswagen-caradvice.blogspot.jp/2013/08/2004_3216.html

どんな人にオススメか

シートの座り心地にこだわりがある

W12の前席には、18Wayのパワーシートが、ほかのモデルには12Wayが装備。また、4人乗りの後備座席には、ドアを開くと自動的に座面が100mm後退する「イージーエントリーシステム」が装備されています。

VWのなかでも最高級ランクであるフェートンは、その座り心地にも間違いなく満足できます。まろやかな座り心地は高級車ならではの感触といえるのではないでしょうか。みた目だけではなく、シートにも妥協したくない、そんな人へもオススメできる1台です。

パワーあふれるエンジンで走りたい

エンジンは、パワフルで100km/hは、たったの1900rpm(レボリューション・パー・ミニッツ)にすぎず、ハンドル裏のパドルを操作すればドライブモードで走行中も即座に変速できます。

このオートマチックトランスミッションは、アウディやポルシェと同じ使い勝手です。タコメーターでは、6000rpm(レボリューション・パー・ミニッツ)からがレッドゾーン表示となっていますが、実際4300rpm(レボリューション・パー・ミニッツ)で230kmに達します。

空調の直風が気になる

空調の吹きだし口から直接的に吹き付けてくる直風が気になる女性に最適なシステムが、間接空調を実現した「4ゾーン・クリマトロニック」です。

設定した温度になると、吹きだし口が自動的に塞がれ、空気はダッシュボード上部の穴からジンワリと湧きでてくるようになります。直風による、肌の乾燥が気になる奥さんや彼女に喜ばれる機能といえるのではないでしょうか。

スピード感と安全感を両立したい

4300rpm(レボリューション・パー・ミニッツ)で230kmに達するパワフルなエンジンに対し、アクティブセーフティ関連の機能も充実しています。

ESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)、ブレーキアシスト、ABS、EBD(電子制御式ブレーキ圧配分システム)、TCS(トラクション・コントロール・システム)、EDS(エレクトロニック・ディファレンシャル・ロックシステム)、EBC(エンジン・ブレーキ・コントロール)と安全性を重視した装備が標準となっています。

また、オプショナル装備としては、TPM(自動タイヤ空気圧モニタリングシステム)などがあります。

【画像ページ引用https://www.carview.co.jp/cms/2010/take_car/vw_phaeton/default.asp?p=8

リッチなカッコよさで風を切る

堂々としたボディーサイズと、一見すると平凡なフロントグリルの奥に隠れたパワフルなエンジンを併せ持つフェートンは、「大衆車メーカーであるフォルクスワーゲンがつくった高級車」であると考えられます。メルセデスベンツやBMWがつくった高級車とは一線を画した高級車であるといえるフェートンは、自分だけが乗っているという所有欲を満足させる、リッチでオリジナリティーのある1台ではないでしょうか。

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