キャンプで炊飯するコツって?ライスクッカーを使っておいしく調理

キャンプで炊飯するコツって?ライスクッカーを使っておいしく調理

CAMP 2018.02.27

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「キャンプやアウトドアで、おいしいご飯を食べたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。今回は、キャンプでおいしいご飯を炊くためのポイントについて調査しました。しっかりコツを身に着けて、炊飯にチャレンジしましょう。

キャンプ場でご飯を炊くのに必要なもの

気に入った鍋やライスクッカー

キャンプ場でご飯を炊くのに欠かせないのが鍋やライスクッカー。鍋は、深めで丈夫なものが好ましいでしょう。また、ライスクッカーというのは、炊飯用に開発された鍋のこと。「ライス」はご飯、「クッカー」は鍋全般のことを指します。ライスクッカーは、一般的な鍋よりも焦げ付きにくいため「初めてアウトドアでご飯を炊く」という方にもおすすめです。鍋よりも簡単に扱うことができるでしょう。

また、用意する鍋やライスクッカーは、お米と水の2.5倍程度の容量のものがベスト。お米1合(180ml)に対し、水200mlが目安となるので、鍋の場合は950mlなど余裕があるものを選んでおくと安心です。ライスクッカーの場合は「3合用」などと容量の記載があるので参考にしてくださいね。

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火力調整のできるバーナー

おいしいご飯を炊くためには、火力調整のできるバーナーが必須。とくにご飯は火加減が重要です。簡単に火力調整ができるタイプを選びましょう。バーナーにはさまざまな種類がありますが、初めて取り扱う場合は、シングルガスバーナーがおすすめ。火力調節が簡単なことはもちろんのこと「ちょっとお湯を沸かしたい…」というときにも便利。サっと手早く使うことができます。

また、ご飯以外にもたくさん炊事をする場合や、秋冬キャンプにはストーブタイプがおすすめ。大きめの鍋が置けたり、暖をとることが可能です。気になる方は、シングルガスバーナーと合わせてチェックしておきましょう。

食べたい分料のお米

アウトドアで、ご飯を炊くときに必須なのが「お米」いくら道具を用意していても、お米がなければご飯を炊くことはできません。忘れないように、しっかりと準備しておきましょう。お米の種類はなんでも構いませんが、炊事場などがない場合は「無洗米」がおすすめです。

また、お米を持っていくときは「1回に炊く分量」を小分けに持っていくことをおすすめします。男性二人であれば、1回に2合分くらいが目安ですね。何日もキャンプをする場合は、1回の食事に必要な分量を小分けに持っていくことがポイント。お米を入れるのは、荷物になりにくいビニール袋が適しています。密閉できるタイプだとなおよいでしょう。

キャンプで炊飯するときのコツ

風のあたらない所で炊く

おいしいご飯を炊くためには、火力調整が大切。火加減の調節に失敗すると、おいしいふっくらご飯を炊くことはできません。キャンプで炊飯するときは、当然屋外。風によって火力が変わってしまう可能性があるので、できるだけ風のあたらない場所で炊くことがポイントです。

とくに山頂は風が強い日も多いです。木の陰や、小屋の陰などできるだけ風のあたらない場所を選んで炊飯をはじめましょう。炊飯をする場所は、とても重要。毎回同じ場所で炊飯をするのではなく「今日は風が強いから小屋の陰」「今日は風が弱いからどこでもOK」など、天候によって場所を移動するとよいでしょう。

鍋とふたの隙間をなくす

ご飯のおいしさを左右するのが、密閉性。しっかりと密閉されていれば、お米にむらなく熱が通り、ふっくらとおいしいご飯が炊けます。炊飯器や圧力鍋であれば、密閉するもの簡単ですが、キャンプの場ではそうはいきません。鍋とふたの隙間をなくすため、一工夫しましょう。

密閉性を高めるために便利なのが重し。蓋の上に重しを置くことで、密閉性をぐんと高めることが可能です。ただ、専用の重しなどを持っていくと、余計に荷物が多くなってしまいます。重しとして使用するのは、近くにあるもので構いません。重めの石や、缶詰なども利用できるでしょう。耐熱性があり、重さのあるものを選んでくださいね。

あらかじめお米を水に浸しておく

炊飯する前に、あらかじめお米を水に浸しておくことも重要なポイント。事前に水分をお米に吸わせておくことで、ふっくら、しっとりとしたご飯が炊きあがります。とくに、キャンプでの炊飯は火加減の調整などが難しく、ご飯に芯が残ってしまう恐れがあります。芯飯を防ぐためには、お米に水分をたっぷり吸収させることが大切。1時間以上は、水に浸しておきましょう。

1時間というのは結構長い時間ですが、ほかの準備をしていれば意外とあっという間に過ぎます。キャンプ地に到着したあとは、すぐにお米を水に浸しておきましょう。テントをたてたり、炊事場を整えているうちにあっという間に時間が過ぎるはずです。

沸騰するまでお米を箸でかき混ぜる

お米を炊きはじめて沸騰するまで、7~8分程度かかります。その間は、お米を箸でかき混ぜましょう。蓋もしなくて構いません。沸騰するまでお米をかき混ぜるかどうかによって、火の通り具合が変わります。「鍋の底のご飯が焦げる」「上にあるご飯が炊けていない」というのは、これを怠っているのが原因。しっかりとお米をかき混ぜておくことで、平等に火が通り、鍋の焦げ付きを抑えることができます。

また、かき混ぜるのを怠ると、お米同士がくっついてしまい、べたべたと固まってしまうことも。一粒一粒が綺麗なご飯をつくるためには、しっかりとかき混ぜることが大切。仕上がりに差が出るので、きちんと行ってくださいね。

沸騰したら超弱火にすること

7~8分程度お米をかき混ぜると、ぶくぶくと沸騰してくるはずです。沸騰を確認できたと同時にバーナーを超弱火に調節しましょう。火がついているかついていないかわからないくらいの、超弱火にすることがポイントです。

超弱火にすることで、焦げを防ぎながら余分な水分を飛ばすことができます。また、じっくりと火が通るので、お米の中心までふっくらと炊き上げることが可能。沸騰後の火の調整は、おいしいご飯をつくるために欠かせないポイントなのです。火が消えていないか、たまに確認しながら15分程度待ちましょう。

15分しっかり蒸らすともちもちになる

超弱火のまま15分ほど放置するとご飯が炊きあがります。炊きあがった直後にご飯を食べてしまうのではなく、そのままさらに15分程度放置しましょう。しっかりと蒸らすことで、ふっくら、しっとりのおいしいご飯に仕上がります。蒸らす時間を設けることで、鍋の水分がしっかりとお米に吸収されるのです。蒸らす工程があるのとないのでは、お米のふっくら感にかなりの差が出ます。毎回忘れずに蒸らしてくださいね。

ただし、蒸らす時間が長すぎるとご飯かたくなってしまうことも。蒸らし時間は10~15分程度が適切。何度か蒸らし時間を変えて、自分にぴったりのご飯になるよう調整してみましょう。

炭で炊飯するときのコツ

炭を平らに敷き詰める

炭で炊飯をするときは、まず炭を平らに敷き詰めましょう。鍋を置くことになるので、鍋より少し広いくらいの面積で、できるだけ平らに敷き詰めることがポイントです。できるだけ同じサイズの炭を高低差なく敷き詰めて、安定性を確保してください。

また、平らにおいた炭に火をつけるのはとても難しいため、あらかじめ火をつけておくことも重要です。やけどをしないよう、作業はゆっくり慎重に行ってくださいね

鍋を炭の上に直接のせる

炭を平らに敷き詰めたあとは、いよいよ鍋をのせます。網などは特に必要なく、炭の上に鍋を直接のせて構いません。鍋がぐらつく場合は危険ですので、炭の位置を調整しましょう。

鍋を置いて沸騰するまでは炭の熱の強さにもよりますが、7~10分程度。鍋底への焦げ付きを防ぐため、たまにかき混ぜてください。沸騰が確認できたら、いったん鍋を炭の上から移動します。炭の量を少なくし、再度鍋を置き10~15分程度で完成です。バーナーよりも火の調整が難しいので、こまめに確認しながら炊飯を進めてください。

七輪を使う

炭の上に鍋を直接置くのではなく、七輪を使うのも一つの手段。基本的な流れとしては、炭の上に鍋を直接置く方法と変わりません。七輪の網の上に、鍋を置き、沸騰するのを待ちます。その後、火を調整して10~15分放置して完成です。

ただし、七輪は炭の上に直接鍋を置く方法と比べて、火が強くなりやすいため注意が必要です。火力は炭の量で調整してください。沸騰してからも火が強い場合は、炭の量を少しずつ減らしていくのがポイント。何度か試してみて、徐々にちょうどよい火加減を見つけましょう。

ときどき蓋を開けて確認する

本来ならば、沸騰後は密閉性を高めるためにも蓋はあまり開けないほうがよいです。しかし、炭での炊飯は別。火加減がとても難しいため、ときどき蓋をあけてお米の状態を確認してください。底が焦げ付いているようであれば、炭を減らしましょう。

また、蓋を開けるときは開けっ放しにしないことが大切。鍋から水分が逃げてしまわないよう、状態を確認したあとはすぐに蓋を閉じてください。開け閉めをスピーディーに行うことで、水分が逃げず、ふっくらとしたご飯が炊きあがります。

キャンプ以外でのライスクッカーの使い方

お湯を沸かしてケトルの代わりにする

ライスクッカーは、自宅でケトルとしても活用可能。水を入れて火にかけ、お湯を沸かしましょう。ケトルの代わりに使用すれば、ちょっとしたときにとても便利。コーヒーをいれるときや、スープをつくるときにも重宝します。

「ライスクッカーを買っても使い道がないかも…」と考えている方も多いですが、キャンプ以外では、ケトルとして活用すれば無駄もありません。保温性に優れているので、長い時間お湯を温かいままキープすることが可能です。ライスクッカーは、ときにケトルの代用にもなる万能調理道具だといえますね。一つは持っておきたいアイテムです。

卵やパスタを茹でる

お湯を沸かせるライスクッカーは、卵やパスタを茹でることも可能。「鍋でパスタを茹でたら意外と時間がかかり、ほかの調理に使うことができなくなった…」という苦い経験をお持ちの方も多いでしょう。ライスクッカーを「茹でる道具」として使用すれば、ほかの鍋を違う調理に使用できます。

「ライスクッカーでパスタを茹でながら、ほかの鍋でパスタソースをつくる…」ということも可能。これなら効率よく料理を楽しむことができるでしょう。自宅でも有効活用できるのは、とても嬉しいポイントです。

ケーキを焼いてオーブン代わりにする

ライスクッカーは、密閉性と保温性に優れているので、パンやケーキを焼くことも可能。必要な調味料を入れて、火にかければオーブン代わりとして使用できます。

「ライスクッカーだから、キャンプやアウトドアのときにしか使えない…」というのは、大きな間違い。火加減に気を付ければ、いろいろな方法で活用できます。自宅でも十分使用できるので、購入するメリットは大きいといえるでしょう。

キャンプでおいしいご飯を炊こう

キャンプのときに食べるご飯はとてもおいしいもの。キャンプの醍醐味の一つでもありますね。普通にご飯を炊くよりも手間がかかってしまいますが、その分おいしさもアップします。

今回ご説明したのは、どれもおいしいふっくらご飯を炊くために欠かせないポイント。しっかりとコツを踏まえた上で、炊飯にチャレンジしてみましょう。

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