自転車はさまざまな種類がある。スタイルに合った自転車を選ぶには

自転車はさまざまな種類がある。スタイルに合った自転車を選ぶには

CYCLING 2018.03.11

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自転車の特徴や種類を紹介

気軽な移動手段の一つとして幅広い世代に親しまれている自転車は日常用、趣味やスポーツ用、レースなど競技用と用途によってさまざまなタイプがあります。自転車を選ぶにはまずは用途を決め、それから予算などを検討したうえで決めましょう。

自転車の車種を紹介

自転車といってもさまざまな車種があります。日常の移動手段や買い物などの荷物の運搬に役立つタイプ、スポーツを楽しむタイプ、競技用のタイプなどです。

日常的に活躍する自転車

自転車は気軽な移動手段として使用されています。軽量なのはもちろん操作性にすぐれ日常の買い物や通勤通学の移動手段としてシティサイクル、女性や高齢者に人気の電動自転車、子供たちには子供用自転車とその用途はさまざまです。

DODA

以前は「軽快車」のカテゴリーでしたが多様な製品の変化に日本工業規格(JIS)は軽快車の名称を廃止、新たに「シティ車」としました。日常の生活において交通手段やレジャーなどに使用する短中距離、低中速走行と定義されている自転車です。

趣味やスポーツを楽しむ自転車

サイクリングやスポーツを楽しむことを想定している自転車です。走行性能が高く快適性や積載性を加えている場合もあります。小径車やクロスバイクがこのタイプのカテゴリーです。

ペダルをこぐ下半身以外の筋肉を使う全身運動であるサイクリングを楽しむ方も増えています。フレームサイズ展開が豊富で、自分の身体にあった自転車を選ぶことが可能です。軽量で機能的にも耐久性やブレーキ性能はシティサイクルよりもすぐれています。

競技用で使われる自転車

オフロード競技、オンロード競技などの自転車競技で使用される自転車です。ロードバイク、マウンテンバイク、ピストバイクなどのバイクがこのカテゴリーになります。

ブレーキがないもの、山道の走行に適したもの、技を競うためのものなど競技に合わせた自転車です。耐久性にすぐれ、フレームはカーボンフレームやクロモリフレームが使用されています。プロユースの場合は数百万円することもあるタイプです。

シティサイクルの主な特徴

自転車の代名詞ともいえるシティサイクルです。幅広い世代が気軽に乗れて荷物の運搬にも使用されます。

最も一般的な日常自転車

自転車の中で大多数に親しまれているのがシティサイクル、いわゆるママチャリです。ホームサイクル、ファミリーサイクルとも呼ばれます。スポーツ用の自転車とは異なり移動を目的とし軽量化と簡単な操作を重点にしています。前カゴがついており荷物が運べることから、日常生活の買い物の運搬や学生の通学、サラリーマンの通勤などに利用されることが多い自転車です。シティサイクルにも種類があります。

シティサイクルの種類

● 基本型

前かごは装備されていますが多くの車種でリアキャリアは別売りとなっています。デザインがユニセックスなので男女問わず通勤通勤用に使用しているタイプです。

● 婦人用

リアキャリア、前かごは標準装備となっています。フレームは女性の使用を考慮しデザインされスカートなど衣服の裾が後輪に巻き込まれないようにドレスガード、チェーンにもフルカバーを装着するなどの配慮がされているタイプです。また、スカートでも乗り降りしやすいようにフレームがU字型になっています。

ハンドルの形が選べる

シティサイクルはハンドルの形が2種類あります。セミアップハンドルとフラットハンドルです。用途によってハンドルの形を選びましょう。

ハンドルの種類

● セミアップハンドル
用途が買い物、子供を乗せるという場合乗りやすいのはセミアップハンドルです。ハンドルまでの距離が近いので上半身が起きます。ゆったりとした姿勢で乗ることができ、遅いスピードでもふらつきにくいです。セミアップハンドルよりアップしているハンドルをカマキリハンドルとよびます。

● フラットハンドル

上半身が起き上がる状態になるので前方への視界がよくなり周囲への目配りができるハンドルです。通勤通学に向いています。自転車の操作性にすぐれ急ブレーキや急ハンドルにも対応可能です。ただし高速走行には不向きです。

ハンドルが違うだけで自転車の持つ機能に影響を与えることもあります。

シティサイクルの価格帯

シティサイクルは1万円〜5万円くらいの値段のものが主流です。1万円くらいのものはバンドブレーキが使用されておりブレーキ音がします。フレームもチェーンもサビやすいものが多いなど部品の一つ一つが安価なものです。そして操作性も悪くフレームのバランスが悪いなどあまりおすすめできません。

2万円くらいのものからはフレームやハンドルにアルミが使用されているのでサビにくい、チェーンはベルト式でメンテナンスの必要がないなど価格帯により使われている材質が大きく異なるのが特徴です。

クロスバイクの主な特徴

街乗りとしてもクロスバイクは乗りやすいと人気です。

実用性とスポーツ性が高い自転車

ロードバイクとマウンテンバイクのあいだに位置するバイクです。速度を出しやすいロードバイクと段差も気にせず走行可能なマウンテンバイクの機能を併せ持ちます。欧米ではオンロードもオフロードも可能なハイブリッドバイク、トレッキングバイクと呼ばれているタイプです。

ベースがシティバイクのものやロードバイク、マウンテンバイクなどをベースにしたものがあるため通勤通学、長距離、街乗りなど用途は幅広く使用できます。

フラットバーハンドルを採用している

前傾姿勢とフラットハンドルが特徴の自転車です。アップライトの姿勢で乗車するので長距離走行も無理なく楽しめます。タイヤの太さが25〜38mmとロードバイクより太めのタイヤです。変速レバーを搭載しているモデルが多く存在。1から27と幅広い数の変速レバーですが、通常すべての変速レバーを使用することはありません。

クロスバイクはブレーキにリブブレーキとディスクブレーキの2種類が存在。初心者向けなのはディスクブレーキです。メンテナンスが楽で安心して乗ることができます。制動性が高く雨などで濡れている路面でもスピードコントロールがしやすいです。

クロスバイクの価格帯

クロスバイクは5万円〜50万円くらいと幅広い価格帯となっています。クロスバイクの価格に大きく影響しているのはフレームとフォークの素材です。アルミ製のフレームのクロスバイクは安く購入できますが、カーボン製のフレームとなると50万円くらいになっています。

ただし、これはほんの序の口。プロ仕様の場合はフレームが約60万円、タイヤ、変速ギア、ペダルなど必要な部品もオーダーメイドの場合があり、すべてを搭載すると数百万円のクロスバイクになることもあるのです。

ホイールが小さい小径車の主な特徴

ミニベロや折りたたみ自転車など小回りのきくタイプの自転車です。

主な小径車は2種類

一般的な自転車よりタイヤが小さいため小径車とよばれる自転車です。日本工業規格においてはコンパクト車とされる小径車は大きく分けて2種類あります。1つはミニベロともよばれている自転車です。「ベロ」はフランス語で自転車の意味があります。

折りたたみ自転車も小径車の1種類です。自動車のトランク内に収納したり、電車などの公共交通機関に持ち込むことを前提としています。自転車を折りたたむ、分解などして公共交通機関を利用することを「輪行」といいますが、折りたたみ自転車はその輪行ができるので旅先に持っていくことが可能。旅先で自転車でサイクリングしながらの観光を楽しむこともできます。

コンパクトで小回りがきく

小径車は、タイヤが一般的な自転車に比べホイール径が小さいので小回りがききます。一般的なホイールのサイズは16インチから20インチです。このため軽快に加速しますが、ペダルをこぐのをやめると失速する速度維持の難しさもあります。ただし停止状態からのこぎ始めや走行中の再加速はスムーズに行えるので人混みや街中の「ストップ&ゴー」を得意とする街乗りに適した自転車です。

ホイールが小さい小径車は段差の衝撃を直接受けやすく、その分身体も疲労します。とくに折りたたみ自転車はミニベロよりも乗り心地は悪い傾向があるのです。しなやかなフレームと振動や衝撃を吸収するタイヤやサスペンションを搭載したモデルを選びましょう。

小径車の価格帯

小径車の価格帯は1万円〜100万円くらいです。ミニベロは10万以内でも購入は可能ですが、走行性能がよいものを選ぶとなると選択肢は限られます。フレームもアルミ製、カーボン製とありカーボン製は高めの価格設定です。

折りたたみ自転車は複雑な機構を持っています。高い精度を必要とするパーツのため製造コストが普通の自転車と比べると割高です。気軽に持ち運びができる折りたたみ自転車は軽量が望ましいでしょう。価格と重量は比例しています。軽いものは高額です。重量が軽くても値段が安いものは耐久性も低い可能性があります。

ロードバイクの主な特徴

スピードを競う競技用でもあり長距離走行にも適した自転車です。

スポーツ用と競技用で使われる

ロードバイクはロードレーサーとも呼ばれます。ロードレースに使用することを目的にした自転車で、ツール・ド・フランスなど有名なレースでも使用される自転車です。軽量なため舗装路などでの高速走行、長距離走行に向いています。新素材であるカーボン製のフレームを導入するメーカーも増えており、ロードバイクの質量はシティサイクルの半分程度のものも存在します。


自転車の中で最もスピードが出るといわれその速度は時速30km/h以上といわれています。幅が約2?の細いタイヤをはくことで「転がり抵抗」の軽減を図っているのです。そのほか前傾姿勢で乗ることから走行中の空気抵抗も少ないために効率よくスピードが出る自転車です。

走る目的ごとにタイプがある

高い走行性能を誇るロードバイクには3つのタイプがあります。

ロードバイクのタイプ

● オールラウンドタイプ

ロードレース大会に出場など速さを求めるならオールラウンドタイプのバイク。剛性はありますが軽量なため山道でも軽快に上ることができます。

● ヒルクライムタイプ

フレームやフロントフォークの振動吸収性がよく長距離走行でも疲れを感じにくいタイプ。必要最低限の重量の車体で楽に山登りができます。

● エアロタイプ
空気抵抗を極限まで減らし平地でも高速で走行できるタイプ。重量はほかのタイプよりも重くなっています。

目的によりさまざまタイプがあるのです。

ロードバイクの価格帯

ロードバイクの価格は数十万円〜数百万円くらいと幅が広くなっています。その理由はロードバイクのフレームの材質によるものです。

● 15万円くらいまでのロードバイク

フレームが軽量で丈夫なアルミ製です。初心者、街乗りなどにおすすめのタイプといえます。

● 20万円〜40万円くらいのロードバイク

フレームはカーボン製となります。カーボンフレームは成型の方法により振動吸収性と剛性の両方を高めることも可能です。軽量で乗り心地もよく振動吸収性も優れており人気のグレードとなっています。

● 40万円以上のロードバイク

軽量化されているので少しの力で加速するため長時間走行に向いているグレードです。振動吸収性、剛性にも優れています。長距離走行やヒルクライム、レースなどプロユースです。

ピストバイクの主な特徴

ギアに特徴があるピストバイクです。

元々は競技用として使われていた

見た目はロードバイクに似ているピストバイクです。フランス語で「piste(ピスト)」は自転車競技場を意味します。トラックレーサーともよばれる自転車です。ピストバイクは競輪で使用されています。ニューヨークのメッセンジャーが乗っていたことで注目されました。

シンプルな構造でカスタマイズしやすいことも人気の1つです。フレームの色を自分好みの色にしたり、ハンドルやペダルを付け替えたりとおしゃれに楽しむことができます。

固定ギヤによる走り

ピストバイクの大きな特徴は2つのギアです。ロードバイクの場合、変速機がついていて後輪にギアが10枚、クランクは2枚もしくは3枚ついています。この変速機とギアのおかげでシフトチェンジができスピードの調整が可能になるのです。しかしピストバイクは変速機がなく、シフトチェンジの必要がない単速ギアとなっています。ペダルをこぐとその分だけ進んでいく構造です。

そのほか固定ギアという特徴もあります。「FIXEDGEAR」ともよばれる固定ギアは後輪が「空回り」しません。常にこぎ続けないと止まってしまう構造となっています。こぎ始めや上り坂、下り坂はギアが重めなためとてもきつく筋力が必要な自転車です。

しかしペダルをこいだ力が車輪にそのまま伝わる操作性がピストバイクの楽しみといえます。BMXのようなトリック的な操作も楽しめ、スピードも出るのがピストバイクの魅力です。

ブレーキがありません

ブレーキが搭載されていないので止めるときにはペダルの回転を足でロックし後輪をドリフトさせる方法と、ペダルを逆回転させる方法で自転車をストップさせます。日本ではブレーキのない自転車は法律により公道を走行することはできません。公道を走行する場合はきちんとブレーキを取り付けましょう。

ピストバイクの価格帯

ピストバイクの価格は5万円〜数十万円ほどの価格で購入できます。

● 5万円から10万円くらい

クロモリフレームの耐久性のあるフレームです。豊富なカラーパーツがあることからカスタマイズができます。初心者向けです。

● 10万円から15万円くらい

街乗りの機能も兼ね備えたタイプなどファッション性のあるピストバイクがそろっています。

● 15万円から60万円くらい

ブレーキがない競技専用バイクが多い価格帯です。カーボンフレームで剛性にすぐれ軽量なものが増えています。

マウンテンバイクの主な特徴

オフロードに適した自転車です。路面の衝撃を吸収するサスペンション、太いタイヤが悪路の走行を可能にしています。

走破性能が高い自転車

1970年代の後半、アメリカ合衆国サンフランシスコのマリン郡でビーチクルーザーなどに太いタイヤをつけて急こう配の山を下りタイムを競う遊びをヒッピー達が行っていました。この当時、マリン郡のマウント・タム(タマルパイス山)で最大のレースも開催されていたことからマリン郡がマウンテンバイク発祥の地とされています。

遊びが徐々に競技へと進化し、自転車も重くて壊れやすいビーチクルーザーからオフロードにも耐えられるマウンテンバイク(MTB)へと進化しました。現在ではさまざまな種類があります。

マウンテンバイクの種類

● クロスカントリー(XC)

山道の長距離走行に向いています。競技仕様車はフレームはカーボン素材が多いですが、アルミ合金やアルミとカーボンを組み合わせたフレームが一般的です。

● ダートジャンプ(DJ)

ジャンプスタントなどに使用されるBMXに近いタイプ。土のうなどで作った小山をジャンプ台にして飛ぶ、空中でハンドルを回すなどの技を行うためのバイクです。

● オブザーブドトライアル(TR)

障害物を乗り越える競技などに使用されるバイクです。フレームはアルミニウムを使用し軽量化したタイプが主流。競技仕様車はサドル、ディレーラーが省かれています。

● プレイバイク

MTBとBMXの特徴をミックスしたバイク。リアエンドがトラックエンドになっているためホイルベースの調整が可能です。

● ダウンヒル(DH)

山を下り降りる走行に向いているバイク。ハードな路面を走行するため頑丈なフルサスペンションのフレームを使用します。

● フリーライド(FR)

自転車で技をするためのバイク。

● オールマウンテン(AM)

山を楽しむことがコンセプトのバイク。

山道を走行するためすべての衝撃に強いフレーム構造です。「オールテラインバイク(ATB)」全地形対応型自転車とよばれることもあります。フランス語では「VTT(Velo Tout Terrain)」とよばれています。

マウンテンバイクルック

マウンテンルック、ルック車とよばれるマウンテンバイク風の安価な自転車です。日本では1990年代から出回り始めました。マウンテンバイクと見た目は似ていますが悪路走行は想定していません。部品も安価なものが使用されています。

頑丈でパンクに強い

マウンテンバイクのタイヤの種類は大きく4つに分かれます。

タイヤの種類

● スリックタイヤ

滑らかな表面のタイヤです。転がり抵抗が小さいのでこぐ力が少なくすみます。チューブが薄いので空気圧管理をきちんとしなければパンクすることもあるタイヤです。

● ブロックタイヤ

ブロックとよばれる小さな突起がタイヤの表面についています。このブロックで路面をグリップします。オフロード向きのタイヤです。この突起があるため転がり抵抗は大きく街乗りには適していません。

● セミスリックタイヤ

スリックタイヤとブロックタイヤの両方を兼ね備えたタイヤです。オンロードもオフロードも走行可能となっています。

● センターリッジタイヤ

街乗りに適したタイヤです。ブロックがタイヤ中央でつながっています。路面との設置面積が少ない分、スピードがでやすいタイヤです。

マウンテンバイクのタイヤはタイヤが幅広くなっています。自分がマウンテンバイクに乗るのはオフロードかオンロードなのか使用目的でタイヤを選択するのです。マウンテンバイクのタイヤはチューブドタイヤとチューブレスタイヤがあり、チューブレスタイヤは専用のリムが必要。チューブドタイヤはパンクしても簡単に修理ができます。チューブレスタイヤはパンクが起こりにくいタイヤです。

マウンテンバイクの価格帯

マウンテンバイクの用途によって選ぶ性能はかわります。3万円台〜10万円くらいのマウンテンバイクは街乗りに適しています。

10万円から40万円の価格帯とマウンテンバイクはオフロードを本格的に楽しめるモデルです。40万円以上のモデルとなるとレースで使用できるモデルとなります。

自分に合った自転車の選び方

自転車を選ぶときまずは目的を考えましょう。それからデザインや予算を考えるようにします。

目的に合わせて選ぶ

何を目的に自転車に乗るのかを考えましょう。日常の通勤や通学、買い物などに使用するのか、サイクリングなどの趣味に使用するのか、自転車でスポーツをするのかを考える必要があります。自転車にはそれぞれ得意分野により大きく特徴も異なる乗り物です。

走行する路面も考慮に入れておかなければなりません。街乗りなら交通量や坂道がどのくらいあるかなどを考えて選びます。また、自転車を駐輪するスペースの確保なども考慮しましょう。

好みのデザインで選ぶ

目的が決まったら実際に自転車を選びましょう。好みの色で選ぶのもいいですし、好みの形で選ぶのもいいでしょう。しかし一番大切なのはサイズです。自転車にまたがったまま停車して足がつくかつかないかが基準といわれています。身体に合わない自転車に乗ることにより腰やひざにトラブルを抱えてしまうことになるのです。

好みのデザインの自転車に乗ることで愛着がわき大切にします。

予算に合わせて選ぶ

無理のない範囲の予算で選ぶことも大切です。最初から高額な価格帯の自転車を購入しても乗りこなせない、メンテナンスが面倒などの理由で自転車を使用しなくなることも考えられます。

どの種類の自転者も高額な価格帯の自転車は軽量なフレームが使用されてます。衝撃吸収性にもすぐれていますが日々のメンテナンスが必要です。専門的な知識を持ち合わせていない初心者のうちはあまり高額な価格帯の自転車を選ぶことは避けましょう。

走行に必要な自転車アクセサリー

安全に走行するためのライト

道路交通法では「前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火類をつけなければならない」と定められています。明るさの基準は定められてはいません。しかし、フロントライトの色は白、リヤライトの色は赤色と決められています。

走行速度が速いスポーツタイプの自転車は300メートル先まで照らすフロントライトを装着することが望ましいです。そのほかほとんどのスポーツタイプの自転車には反射板がありません。とく夜間は走行する車のドライバーに認識してもらう必要があるためリヤライトの装着も必要です。

ライトも進化

自転車のライトも進化しています。現在の自転車のライトの多くはLEDを利用。以前のタイプよりも明るいです。また、ライトの電源は電池型とバッテリー型があります。電池型は単三電池もしくは単四電池を使用するタイプが多いです。バッテリー型はUSB充電ができるタイプ、予備のバッテリーと交換できるタイプがあります。

注意を促すベル

ベルは保安部品として公道を走行するすべての自転車に装備することが義務付けられています。厳密には道路交通法ではベルの装着は定められてはいません。しかし、東京都を含め多くの自治体が条例により自転車へベルの装着を義務付けているのです。

ベルを使用するのは法律によると、「警笛を鳴らせ」の道路標識がある場所に限られています。ブレーキをかけても間に合わないなどの危険を回避するためやむを得ず鳴らすことも認められていますが、基本的には歩行者に鳴らしてはいけないことになっているのです。

窃盗被害から守る鍵

自転車の盗難を防ぐために必要なアクセサリーです。スポーツバイクの鍵としてはワイヤー錠が使用されます。自宅や職場など長時間駐輪する場所では太めで頑丈なタイプの鍵を使用しましょう。サイクリングなどの場合、携帯してもかさばらなものにするなどの使い分けをすることも有効な手段です。

鍵もワイヤータイプ、チェーンタイプ、U字ロック、リング錠などがあります。中でもU字ロックは金属製のパイプでロックするため切断するのも困難で防犯に最適なタイプです。

レストラン内装

自転車の購入場所について

自転車の購入場所も重要です。

ショッピング施設の自転車売場

自転車を簡単に買える場所としてショッピングモールの中のテナントがあります。日常の買い物のついでに買えるのが大きな利点です。

自転車の車種が限られているうえに、専門知識の少ないスタッフが多く的確なアドバイスはあまり期待できません。安価で購入できる反面、粗悪な部品の自転車を販売している売り場もあり注意が必要です。

自転車専門の実店舗

実店舗も近年は2種類あります。一つはいわゆる街の自転車屋さんです。シティサイクルの扱いが多くメンテナンスや修理も行ってくれます。もう一つは自転車専門の大手チェーン店です。スポーツバイク専門店もあるなどプロショップなどもあります。

実店舗はスタッフに専門知識がありアドバイスも期待できます。試乗することも可能です。また自転車を購入する際もサイズについて的確なアドバイスを受けることできます。また購入後のアフターサービスやメンテナンスを任せることが可能です。

インターネットのショッピングサイト

インターネットの自転車ショッピングサイトを利用することも可能です。インターネットの場合、実店舗と比べると格安で購入ができる、種類が豊富というメリットがあります。また、購入した自転車を持ち帰る必要がありません。

その一方でサイズで迷ってもアドバイスが受けられない、実物が見れないデメリットも。また、完成車として配達される場合と、一部を自分で組み立てる場合もあります。送料は自己負担のサイトがあるなど注意すべき点です。そのほかメンテナンスの問題があります。粗悪な部品が使われていたり、高価な自転車の場合は専門知識がないとメンテナンスが無理な場合があるのです。

防犯登録も自分で

自転車の防犯登録は自転車屋さんで行います。ネット通販で購入しても、身分証明書と車体番号の記載された購入証明書を持参し料金を支払えば防犯登録をしてもらうことはできます。しかし店舗によっては断られることもあるのです。理由としては「正規購入したものか確認する方法がなく、盗難車である可能性も捨てきれない」ことがあげられます。

自転車のメンテナンスについて

自転車もメンテナンスが必要な乗り物です。事故や怪我の原因とならないためにもきちんとメンテナンスしましょう。

空気はこまめにチェックする

パンクは自転車のトラブルでとても多いです。タイヤの空気圧が充分でないために段差などの衝撃でチューブに穴が空くことで起こります。

パンクを防ぐために、空気圧はこまめにチェックしましょう。タイヤの空気は自然に抜けていくものです。タイヤを押してへこまない程度に2週間に1度はチェックします。自転車のタイヤも適正空気圧があり、数値はタイヤの側面に記載されているのです。シティバイクはそれほど気を使わなくても構いませんが、スポーツタイプのバイクは適正空気圧を守るようにしましょう。

チェーンの汚れを拭き取る

チェーンが汚れていたりサビていると、ペダルをこいでも車輪に力が伝わらなくなります。チェーンの汚れはこまめに拭き取りましょう。サビ防止のためにもチェーンには定期的に注油します。チェーンの表面が乾いているときや雨などで自転車が濡れしまったとき、ホコリや泥などでチェーンが汚れたときが注油のタイミングです。

注油の仕方

まずチェーンの汚れを落とします。オイルが垂れることがあるのでウエスを添えてチェーンをひとコマごとに注油。ペダルをゆっくりと逆回転さてオイルをチェーンになじませましょう。ホコリや汚れがつきやすくなるので余分なオイルを拭き取ります。

チェーンの汚れは月1回走行後や走行前に行いましょう。めったに乗らない自転車はチェーンが乾燥している可能性があるので必ず走行前に行います。

ブレーキシューの減りを確認する

自転車のホイール上部、左右に黒いラバー質の部品をブレーキシューといいます。ホイールを挟み摩擦でブレーキをかけるものです。すり減るとブレーキの効きが悪くなる、ホイールがすり減るなどの原因になります。たいていのブレーキシューは金属の部品にラバー質のパーツをかぶせたものです。消耗が激しいと金属の部品が表面に露出しホイールを傷つけてしまいます。

交換のタイミング

ブレーキシューには溝が刻まれています。この溝の深さが1?ほどになったときが交換のタイミングです。溝のないタイプのブレーキシューは、斜めに減っていたり段差ができている場合が交換のタイミングとなります。ブレーキシューは自分でも交換は可能です。ただし、ブレーキシューを交換してもブレーキレバーの引き具合やホイールやブレーキワイヤーとの兼ね合いもあるのでメンテナンスはショップなどの専門家にお任せしましょう。

自転車でスポーツサイクルを楽しもう

環境に優しい移動手段として脚光を浴びた自転車は、スポーツとしても競技としても幅広い世代に楽しまれています。価格帯も手軽な値段のものから高額なものまでさまざまです。

自転車を選ぶときは目的や無理のない予算で選ぶようにしましょう。なにより大切なのは自分の体力に合わせた楽しみ方をすることです。健康のためのスポーツサイクル生活で怪我をしたり病気になっては意味がありません。

 

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