ミシュランに選ばれるレストランを大公開。一度は行きたいお店5選

ミシュランに選ばれるレストランを大公開。一度は行きたいお店5選

LIFE STYLE 2018.03.24

ミシュランガイドは、今や誰でも知っているといってもよいガイドブックではないでしょうか。ミシュランで星を獲得した店に、いつか行ってみたいという人向けに、厳選の店5選について解説します。また、ミシュランの星が表すことがらについてもお伝えします。

Share :

ミシュランガイドが選ばれる理由とは

ミシュランガイドの日本版が発行されたことにより、さらに注目されているミシュランガイド。名前は誰でも知っていますが、本に掲載されている店についての知識があれば、デートや友達同士の会話で、話題として使えます。また、実際に店を訪ねて、ワンランクアップしたデートもできるのではないでしょうか。

ここでは、ミシュランガイドが、なぜ世界中の美食家たちから選ばれているのか、疑問に思う人のために、ガイド本についての歴史と内容、おすすめの星のついた店についても解説していきます。

ミシュランガイドの成り立ち

ミシュランガイドは一言でいえば、グルメや宿泊先のガイドですが、ほかのガイド本とは違った作り方をしています。ここでは主に、ミシュランガイドが創刊されてからの歴史と、普及している国などについて解説していきます。

人材紹介・転職なら「マイナビエージェント」転職・求職者募集プログラム

タイヤメーカーのミシュラン社が創刊

ミシュランガイドは、1900年のフランス・パリ万博のときに、タイヤメーカーのミシュラン社が創刊したことが始まりです。その目的は、より楽しく安全なドライブのガイドという形での発売でした。ちょうどドライブを楽しむ文化が広まってきた時期で、まだドライブをするための案内用ガイドもない時代でした。

当時は、市街地図やガソリンスタンド、車の修理工場の場所やホテルなどが載っているガイド本は、画期的なものでした。そして、ガイドは無料で配布されていたのです。

1926年に星評価のシステム開始

ミシュランガイドが、現在のような星による評価のシステムをスタートさせたのは、1926年でした。今までのドライブガイドから、評判の高い料理を提供するホテルに、星をつけるシステムへと発展したのです。当初は、まだ一つ星のみの評価を行っていました。その後、1931年にフランスの地方で、今の三つ星の評価方式がスタートし、1933年にはパリでも始まりました。

この頃から、匿名の調査員による調査が始まりました。なぜ匿名式の調査にしているかというと、「一般のお客様としてサービスを受けること」により、全ての人が同じ条件でサービスを受けることが可能になるからです。

それにより、ドライバーたちにとって役に立つ、詳しいガイドが作れたのです。この時代のガイド本としては、かなり詳しく正確な情報を載せていたため、その内容を高く評価されて、第二次世界大戦のときには、連合国軍のガイドとしても使われました。

現在では世界24カ国で発行されている

ミシュランガイドは、100年以上前からフランスの地方で販売されていました。世界中の人々から愛された、信頼と実績のガイド本なのです。ミシュランは、今やメディアの一つとして定着していて、星を一つ獲得すると、売上が30%アップするといわれています。

それでは、現在のような形で、世界にどのように広まっていったのでしょうか。まずパリの次には、2005年にヨーロッパ以外では初の、ニューヨーク版が発行されました。翌2006年には、サンフランシスコ版が発売され、2007年にはアジア初のミシュランガイド、東京2008が発売されるようになったのです。

そして、興味深いところは、日本にある店が、世界中で一番多くミシュランの星を獲得していて、日本は今や美食大国なのです。

掲載されるレストランの定義

ミシュランガイドに掲載されると、一気に話題性や注目度も高まるので、集客にもつながります。では、どのような店やレストランが、ミシュランガイドに掲載されるのでしょうか。評価される規準と、星の数による意味の違いについても、解説していきます。

世界共通の5つの評価基準による

ミシュランガイドの評価は、以下の5つの評価基準を元に、厳選したレストランと宿泊施設を紹介しています。世界中の評価員が、普通の客と同じように、直接、店や宿泊施設を訪問して、そのサービス内容をチェックしています。

素材の質

料理において、最も大切ともいえることは、素材や材料の質の良さであるといえます。どんなに腕のいいシェフでも、素材が悪いと、よい料理にならないものです。素材が新鮮で、質がよいものかどうかは、星を決定する際の重要な判断材料なのです。

調理技術の高さと味付けの完成度

レストランに出向く人たちは、プロの卓越した料理を楽しみにしています。よって、シェフの調理技術の高さは、味を左右する要素になります。また、料理の味付けのグレードの高さと完成度も、同時に要求されるといえます。シェフの腕を示す最大のポイントで、店を継続させていくためにも、大切な定義となるのです。

独創性

数あるレストランや店がある中で、いかにほかの店と差を付けられるかが重要になります。店の看板料理が独創性がある、または、メニュー全体も、ほかの店にはない独自のものがあるなどの要素は、人々から注目されるために必要なポイントです。

コストパフォーマンス

最高級の材料を使って料理をすれば、ある程度の腕や経験のあるシェフなら、誰でも容易においしい料理を作れます。これは、素材の味をそのまま生かせばよいからです。しかし、最高級ではなくても、質のよい新鮮な材料で、コストパフォーマンスのよい料理を、いかに提供しているかが評価対象になります。

常に安定した料理全体の一貫性

料理において、最も大切で守られるべきことの一つは、料理の味や質が常に安定していて、一貫性があることです。星がつくレベルの店は、何度も訪れるリピーターが多いものです。これは、この料理全体の一貫性によるといってもよいでしょう。

三つ星レストランの評価と意味

三つ星は、ミシュランガイドの中で最高の評価を表していて、最高級の料理やホテルなどを表すときに、よく使われる言葉です。具体的には、どのようなことが評価されているのでしょうか。三つ星の意味として、ミシュランガイド内には「そのために旅行する価値のある卓越した料理」と記載されています。

ガイド内で三つ星が意味することは、「遠くからでもその料理を食するために、わざわざ出向くほどの価値があると、評価されているレストラン」ということなのです。ただし、ここでの三つ星とは、店の雰囲気やサービスなどは含まず、料理そのものの味や盛り付けなどの価値を意味します。自信を持って周りの人にも紹介できるほど、最高級でオンリーワンの料理を意味しているのが、三つ星といえます。

二つ星レストランの評価と意味

ミシュランガイドの中で、三つ星の次にランクが高いとされる二つ星とは、どのような店のことを指すのでしょう。ミシュランガイド内では、「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理」と記されています。つまり、あるジャンルの料理を食べたくなったときに、少し遠くても足を伸ばして出向いてみたいと、顧客に感じさせられるレストランといえます。

三つ星レストランの場合は、その店に行くこと自体が大きな目的になります。しかし、二つ星は、ほかの目的や用事を済ませて、その足でぜひ訪れて料理を堪能したいというニュアンスで、表される店だといえるでしょう。

一つ星レストランの評価と意味

ミシュランガイドにおいて一つ星という意味は、どのようなものなのでしょうか。ミシュランガイドの中の説明では、「そのカテゴリーで特においしい料理」と記されています。つまり、各料理のジャンルにおいて、味が優れていて、人にもおすすめしたいと思うレストランといえるのです。一つ星は、ほかの星と比べたときに、一段劣る店なのではないか?わざわざ載せるのは、なぜなのか?と思う人もいるかもしれません。

しかし、ミシュランガイドでは、星を獲得すること自体が優れた店といえるのです。ガイドに載っていても、星がない店もたくさんあります。つまり一つ星は、「おいしくて満足ができる店のランキングの上位にくる店」といえるでしょう。

ビブグルマンの評価と意味

ミシュランガイドは、3種類の星のほかに、ビブグルマンというミシュランのキャラクターのイラストが、マークされている店やレストランがあります。では、このビブグルマンのマークは、何を意味しているのでしょうか。

ミシュランガイドの中で、ビブグルマンは、「コストパフォーマンスの高い飲食店」「レストランで丁寧に作られた良質な料理が、手頃な価格で食べられる店」と記されています。つまり、料理の値段以上においしいと感じられる店、高級店のようなおいしさを気軽に食べられる、良心的な価格の店を表しているといえるでしょう。

2018年アジア圏で注目三つ星レストラン

ここでは、近年評価が高い、アジア圏の三つ星レストランについて述べていきます。ミシュランガイドの三つ星レストランの中でも、特に口コミの評価が高い店をみていきます。ぜひ内容を参考にして、特別な日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

東京 すきやばし次郎 本店

寿司の名店の「すきやばし次郎 本店」は東京の銀座、数寄屋橋のビルの地下にある、こぢんまりとしたお店です。ドキュメンタリー映画の題材になったこともあり、海外で注目されたことで日本でも話題になって、再注目されました。客席が10席ほどで、トイレも他店と共同で使用する店です。特徴は、完全予約制で、メニューはおまかせの握り寿司のみとなっているところです。こちらは、ランチの時間帯も営業しています。

1994年には、ヘラルド・トリビューン・インターナショナル誌で、世界のレストラン第6位に選出されました。ミシュランガイドが日本で出版された2007年は、東京版で三つ星を獲得し、以後、毎年三つ星を獲得し続けています。2014年には、アメリカのオバマ大統領と日本の安倍総理が、会食をしたことでも話題になりました。

すきやばし次郎
【参照: https://www.sushi-jiro.jp/】

東京 カンテサンス

東京の品川、御殿山にあるフレンチ料理レストランです。ディナーだけでなく、ランチも提供していますが、メニューはおまかせの1コースのみに限っているという特徴のレストランです。2006年にオープンしてからは、数々の食通の人達から高い評価を受けてきました。ミシュランガイドでは、三つ星を獲得しています。

2015年にミシュランガイド東京に掲載され、星三つを獲得しています。オーナーシェフの岸田周三シェフが繰り出す渾身の美食は、本物のおいしさを求める人達から、絶大な支持を受けています。インテリアも、絵画や花などは置かずに、日本人デザイナーの素材をいかした、スタイリッシュな空間となっている注目のレストランといえます。

カンテサンス
【参照: http://www.quintessence.jp/concept.html】

香港 ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション

ついに、香港に上陸したフレンチの巨匠ジョエル・ロブションが、初めて香港に出店したレストランです。立地もセントラルの中心のランドマークに位置しています。フレンチ料理の店ですが、特徴はイノベーティブな空間です。日本料理の寿司屋と、割烹料理からヒントを得たカウンター席があり、オープンキッチンと呼ばれるスタイルなのです。

インテリアは赤と黒、金と黒で統一されていて、カウンター席は赤と黒、テーブル席は金と黒というふうに分かれています。料理はランチで478〜2,080香港ドル、ディナーで1,080〜2,080香港ドルとなっています。フレンチがオープンキッチンスタイルで楽しめる、斬新な空間の店です。

ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション
【参照: http://www.robuchon.hk/】

香港 ボ・イノベーション

香港の路面店で三つ星を獲得した、モダンでスタイリッシュなインテリアが印象的な店です。香港では、ホテルのレストランがクオリティ面で人気があるという特徴があるので、路面店が星を獲得することは、とても珍しいことなのです。

店の特徴は、分子ガストロノミーを使った料理で、広東料理とフレンチのイノベーティブな料理が楽しめます。ランチは「Tasting Menu」のみで、480〜730香港ドル、ディナが1,880〜2,380香港ドルとなっています。

ボ・イノベーション
【参照: http://www.boinnovation.com/html/html_default.html】

マカオ ロブション・オ・ドーム

世界的なフレンチシェフのジョエル・ロブションが、マカオに出店しているフレンチレストランです。まず驚くのが、店のその場所です。マカオのシンボルともいえる、グランドリスボアのペントハウスにあり、高層階から景色を見渡しながら食事ができます。ミシュランガイドで三つ星を獲得した高級レストランです。

値段は、ランチが688〜888パタカ、ディナーで1,888〜2,988パタカを、目安としてみるとよいでしょう。ランチでも予約が必要で、メニューは季節ごとに変化するので、事前にホームページで確認しておくとよいでしょう。場所も斬新ですが、驚きのある料理、楽しい演出と味、サービス全てが申し分ない店です。

マカオ ロブション・オ・ドーム
【参照:https://www.grandlisboahotels.com/】

ミシュランに選ばれる理由と価値がそこにある

ミシュランガイドに掲載される店ということは、それだけでもとても名誉なことですが、選ばれるほどの充分な理由があるのです。そして、星の数だけでなく、掲載されているだけでも、店やレストランの価値が上がります。

ミシュランガイドに掲載されている店を研究し、話題のミシュラン掲載レストランの情報を知っておくと、今後、さまざまな記念日のディナーなどに役に立つかもしれませんので、ぜひ参考にしてみて下さい。

category

記事カテゴリー