フォード社のラプターはパワフルで迫力満点。その特徴と魅力とは

フォード社のラプターはパワフルで迫力満点。その特徴と魅力とは

CAR / MOTORCYCLE 2018.06.15

アメリカのフォードモーター製のピックアップトラック「ラプター」は、戦闘機をモデルにしていることもあり、とにかくパワフルで迫力満点の車です。日本ではあまり見かけない車なので、人と車は同じは嫌という人に最適です。

Share :

とにかくパワフル、迫力満点のラプターという車

1948年からアメリカのフォード社で製造されているピックアップトラックのFシリーズ。そのなかでも、戦闘機をモデルに作られているラプターは、とにかくパワフルで、迫力満点の車です。
ラプターがパワフルなのはその大きな見ためだけではありません。中身や走りも「超」がつくほどパワフルで、他を圧倒するパフォーマンス力を保持していることを魅力としています。ラプターは、日本ではあまり見かけない車なので、その魅力を知らない人も多いでしょう。
そこで今回はラプターの特徴や魅力、燃費などについて詳しくお伝えします。今後、購入を検討する際の参考にしてください。

ラプターとはどんな車

ラプターは、大きすぎるそのサイズ感からか、日本ではあまり見かけない車です。そのため特徴や魅力を詳しく知らないという人も多いでしょう。まずは、ラプターがどんな車なのかを確認しましょう。

アメリカのフォード社の車

ラプターは、「ゼネラルモーターズ」「クライスラー」と並んで、自動車メーカーのビックスリーのひとつに数えられている「フォードモーター」から製造されているフルサイズのピックアップトラックです。
フォードモーターは、アメリカのミシガン州に本社を構える自動車メーカーで、ヘンリー・フォード一世が1903年に創業しました。自動車を大量生産する工程を取り入れて、そのスタイルを確立したことで、20世紀の自動車産業に大きな影響を与えました。
フォードモーターが手掛けたピックアップトラックは、アメリカで不動の地位を確立するほど人気を博しています。そのひとつが「Fシリーズ」のF-150ラプターなのです。

人材紹介・転職なら「マイナビエージェント」転職・求職者募集プログラム

1948年に生産開始

1948年に生産を開始したフォードモーターのピックアップトラックは、Fシリーズ(F-Series)と呼ばれています。販売から半世紀以上が経過した今でも、そのDNAを引き継ぎながら、常に進化を続けているシリーズです。
ラプターを含むFシリーズは、販売当初からその人気に陰りがでることなく、2010年には累計生産台数3390万台を超える大ベストセラー商品となりました。年間販売台数が世界一位になることもあるほど人気があり、特にトラック部門では、全米での販売台数1位の座を31年以上守り続けています。まさにピックアップトラックの代名詞ともいえるほどの地位を確立しました。
常に進化を続けることで、ネームバリューだけでなないハイスペックを保つことを実現し、驚異的な販売台数を維持し続けているのです。

Fシリーズ

フォードモーターのFシリーズ(F-Series)は、1948年から製造されているフルサイズピックアップトラックです。サイズが大きくなると「F」の後ろに続く数字も大きくなります。
サイズが大きいものでは、F-250、F-350、F-450、F-550もありますが、1999年以降に発売されたものは「フォード・スーパーデューティー」として独立したシリーズになりました。F-250以降の数字の大型車は、「フォード・スーパーデューティー」に含まれるので、Fシリーズで一番大きく、現在主力モデルとなっているのは「F-150」です。

F-150の中で1番パワフルなのがF-150ラプター

1975年に製造されたモデルであるF-150は、不動の人気車種ですが、そのなかでも、一番パワフルで、ダイナミックな走りをするのが、F-150ラプターです。F-150ラプターは、F-150のパフォーマンスモデルで、Fシリーズのなかで最もパワフルなF-150を、さらにハイパフォーマンスにした最強バージョンといえます。
F-150ラプターは、ラプター以外のF-150とは異なるデザインが施されています。そのためよりスポーティーかつダイナミックなスタイリングを実現したことで、注目を集めました。
オフロードレースで使用されることも多く、他の自動車メーカーから販売されているものと比較しても、もっともパワフルなピックアップトラックです。

足回りやパワーユニットは専用強化されている

2010年に発売されたF-150 ラプターは、フォードモーターのFシリーズの「F-150」をベースに、フォード社の特殊車両開発チームである「SVT(スペシャル・ヴィークル・チーム)」が設計したオフロード向けモデルです。そのため、F-150 SVT ラプターと表記されることもあります。
オフロード向けに設計されていることもあり、足回りやパワーユニットは専用強化されています。サスペンションには、人気の高いフォックスレーシング社製のショックアブソーバーを採用しています。このハイパフォーマンスのショックアブソーバーが市販車に搭載されたのは、ラプターが初めてのことでした。

ピックアップトラックとは思えない強烈な走り

F-150 ラプターは、他のF-150と同様、ピックアップトラックの一種ですが、ピックアップトラックとは思えないくらい、強烈な走りをするところが魅力といえます。その強烈な走りを現実のものにした秘密はそのエンジンにあります。
ラプターの初代モデルのエンジンには6.2リッターV8スーパーチャージャーが採用されています。最大パワーは411hpに達し、これに6速ATを組み合わせることで、ピックアップトラックであることを忘れてしまうほどの走りが可能にしたのです。

アメリカ中西部や南部で特に人気

日本ではあまり耳なじみのないラプターですが、アメリカでは絶大な人気を誇っています。ピックアップトラックの代名詞ともいえる存在となっているF-150は、アメリカ中西部や南部での人気が高く、特にテキサス州では不動の地位を博しています。
ラプターを含むフォードモーターのFシリーズは、まさにアメリカを代表する車ともいえるピックアップトラックです。

戦闘機からのインスピレーション

車名になっている「ラプター」は、英語で猛禽類を意味します。また、アメリカ軍の戦闘機の愛称でも知られています。ラプターは、どんなインスピレーションから作られたものなのでしょうか。詳しくみていきましょう。

アメリカ軍のステルス戦闘機F-22

アメリカ軍が保有しているステルス戦闘機に「F-22」があります。それまで世界最強といわれていたF-15戦闘機を圧倒的に上回る戦闘力を備えているF-22は、驚異的なステルス性能と超音速巡航性能という戦闘機としては最強の特徴を持った、名実ともに世界最強の戦闘機といえます。
F-22は、「ラプター」の愛称で呼ばれています。ラプターは、ワシ、タカ、ハヤブサ、コンドルなどに代表される猛禽類を表す英語です。猛禽類は、するどい爪とくちばしを持ち、他の動物を捕食する習性があるため、空で生活する生物において、生態系ピラミッドの頂点に位置します。その動きや地位の高さから、戦闘機やスポーツカ—の名称として使われることが多いワードでもあります。

見た目も中身も超パワフル

F-22という戦闘機にインスピレーションを受けて作られたF-150ラプターは、見た目も中身もとてもパワフルです。
マットブラックに仕上げられた車体や、進行方向を照らすヘッドライトは力強さを感じさせます。インスピレーションを得ている戦闘機のイメージを反映させたフロントグリルや、カーボンファイバー製のフェンダー、F-150ラプター専用のホイールなど、車全体からパワフルさがみなぎっています。
中身においては、強化サスペンションや高性能ブレーキを装備しえいるだけでなく、フォード社最新鋭かつ最強のエンジンを搭載、ダイナミックな走りを実現させています。

他とは違うスタイリング

F-150ラプターには、他のF-150とは異なるスタイリングが施されています。巨大なボディに、どんなに状態の悪い道でも走りぬくことができる太くて強靭なオフロードタイヤは、戦闘機をイメージしただけのことはあるラプターの力強い印象を表現しています。
ハニカム構造を採用したグリルは、よりスポーティーでクールな印象を与えます。7色から選べるカラーリングも、ラプターの世界観を壊すことなく、どの色を選んでも見事にマッチしています。

ラプターの魅力

見た目も中身もパワフルなF-150ラプターには、どんな魅力があるのでしょうか。パワフルの一言では片づけられないほど見どころの多いF-150ラプターの魅力に迫っていきましょう。

最大の魅力は走破力

F150-ラプターの最大の魅力は、なんといっても他の追随を許さないその走破力でしょう。どんな悪路でも走りぬくその走破力は圧倒的で、オフロードレースでも活躍しています。そのパフォーマンスは、ただパワフルなだけではなく、車本来の「走る」という点での実力を存分に見せつけてくれます。
その走破力を実現しているのは、エンジンをはじめとする最新鋭の装備のおかげといえるでしょう。装備の詳細については、後述していきます。

エンジンがすごい

2017年モデルのF-150ラプターは、ベースとして3.5リットルエコブーストV6DOHCエンジンを採用しています。高出力ツインターボインタークーラー付きのエンジンには、直噴システムが搭載されており、その出力は450hp、691Nmの強大なトルクを発揮します。
このパワフルなエンジンを制御するために活躍するのが、2017年モデルより採用された10速のオートマチック・トランスミッションです。このエンジンとトランスミッションの組み合わせでF-150ラプターの走破力が実現しているのです。

オフロードレースでも大活躍

圧倒的な走破力を保持するF-150ラプターは、舗装されていない道でおこなわれるオフロードレースでも大活躍です。北米最高峰のオフロードレース「BAJA(バハ)1000」にも参戦し、注目を集めました。
「BAJA(バハ)1000」は、世界最長のノンストップクロスカントリーレースとして知られ、世界で最も危険なレースといわれるほど、過酷で難しいレースです。メキシコのバハ・カリフォルニア半島を舞台に、1000マイルを不眠不休で走り抜くこのレースを乗り切るためには、強靭な車が必要不可欠です。F150ラプターは、その「BAJA(バハ)1000」のベース車として活躍するほどの威力をもった車なのです。
専用サスペンションとして、フォックスレーシング社製のショックアブソーバーを装備し、どんな悪路でも走る抜く仕様となっています。

強いだけじゃなく先進の装備も

その強さに注目が集まることが多いラプターですが、ただ強いだけではありません。数種類のドライビングモードが備えられているのに加え、クルーズ・コントロールやキーレスエントリーなどの先進の快適機能も装備されています。
ただパワフルなだけでなく、先進の設備もそろえている繊細さがあるところが人気が衰えない秘訣ともいえるでしょう。

ラプターはスタイルも特別

ラプターは、他のF-150とは違うスタイリングが施されています。ラプターに採用されている特別なスタイルとはどのようなものなのでしょうか。詳しくみていきましょう。

他のF-150とはデザインが違う

F-150ラプターのスタイリングは、他のF-150と異なるデザインが採用されています。全体的な形状は同様のスタイリングとなっていますが、まず目に飛び込んでくるのはフロントのFORDの文字です。そのFORDの文字によって、圧倒的な存在感を持つグリルが姿を現します。
グリルにはハニカム構造が採用されているため、よりスポーティーでクールな印象に仕上がっています。カラーリングには、全7色が用意されており、どのカラーリングを選択しても、F-150ラプターの世界観を見事に表現しています。

タイヤだけでも強く見える

どんなに道が悪くでも、走行し続けることができるのは、極太・巨大なオフロードタイヤのおかげです。このオフロードタイヤだけを見ても、ラプターがいかに強い車かが見る人に伝わることでしょう。
その印象どおり、圧巻のサイズ感を誇るオフロードタイヤが、F-150ラプターのパワフルさとタフさを自ら強く主張しているのです。

カスタム次第でどんどん進化できる

F-150 ラプターは、さまざまなカスタムが可能です。ループに電球を搭載してみるのもいいでしょう。あるいはフロントバーを装備することで、ラプターの強さをさらに強大なものにみせることもできます。
カスタムの内容によって、ラプターはどんどん進化を遂げていきます。強さに磨きをかけていくことも楽しみのひとつといえるでしょう。
建築の手続き

ラプターの価格は

ラプターの魅力について触れたところで、気になるのはその値段です。ラプターの価格はいったいどのくらいなのでしょうか。確認していきましょう。

49,785ドルから

F-150 ラプターは、49,785ドルから販売されています。日本円にすると、約558万円から購入することができるということになります。
決して安い値段ではありませんが、他の自動車メーカーから販売されているものも含めても、一番パワフルでタフなピックアップトラックであることを考えると、高過ぎることはないでしょう。

オプションを加えると簡単に7万ドルまで膨れる

オプションを加えていない状態であれば、前述の価格から入手することが可能ですが、オプションを加えると、7万ドルを優に超える金額に膨れ上がります。
車体のタイプは4ドアのスーパークルーと、ハーフドア付きのスーパーキャブがあります。それぞれの車体に見合うオプションを追加していくと6〜10万ドルという金額になってしまいます。アメリカでは好みの仕様を注文することがあまりありません。そのため、販売店にあるものから選ぶとそれほど金額は跳ね上がらずに収まるでしょう。

そもそもピックアップトラックは安くない

価格が高い印象を受けたかもしれませんが、ラプターは、そもそもフルサイズのピックアップトラックです。ラプターだから高いというよりも、ピックアップトラック自体、それほど安い車ではないことを念頭に置いておきましょう。
希望の仕様を入力することでシミュレーションすることができるコンフィギュレーターを使い、インターネットで検討することができます。オプションを付けるかどうかも含め、一度金額のシミュレーションをしてみることをおすすめします。

中古の場合

ラプターを中古で購入する場合には、その価格は468万円~1,089万円程度で売買されています。価格帯の幅が広いので、その価格で売買されている理由をきちんと確認することをおすすめします。
金額の差につながるものには、オプションの有無や年式、走行距離などがあります。それらの要件を明確にし、提示された金額に納得したうえで、購入しましょう。

年式は古いほうが安い

ラプターの場合、新しいモデルになればなるほど進化を遂げているので、人気が高いのは、新型モデルです。そのため、年式が古ければ古い方が購入金額は安く設定されている傾向にあります。
初代モデルである2010年式では498万円~、2代目となる2011年式では599万円~取り扱われています。少しでも安く手に入れたいと考える場合には、年式の古いものを選ぶといいでしょう。

買う前に車体をチェック

ラプターを中古車で購入するときには、少し離れたところに立って、微妙な傾きを確認しましょう。車体に大きな修正が加えられていると、車を正面から見たときに、傾きが生じていることがあります。左右のバランスに問題がないか確認しましょう。
中古車の場合、傷やヘコみがあるかどうかは気になるところです。車体に傷やヘコみがないかを確認する際には、その視線の位置に注意が必要です。できるかぎり車体に対して顔を平行に近づけて、傷やヘコみを確認し、小さな傷も見逃さないようにしてください。

内装はエアコンを確認

中古車を購入する際には、内装のチェックも重要なポイントです。見た目がきれいな状態に保たれていても、機能しないと困るものに、エアコンが挙げられます。
エアコンは、冷房、暖房ともに確認するようにしましょう。どちらか一方しか確認していないと、購入後に修理が必要になることがあります。冷房、暖房の双方が正常に動作することを確認しておくことが大切です。

スイッチ系も確認

中古車を購入するときに見逃しがちなのが、スイッチ系の動作確認です。正常に動作するかどうかを確認しておくべきスイッチを押さえておきましょう。
サイドミラーが電動の場合には、きちんと動くかどうかのチェックが必要です。また、パワーウィンドウの場合には、スイッチの操作で開閉することを確認しておきましょう。それ以外にも、ライトがきちんと点灯するかどうかや、指示器が作動するかどうかの確認も大切です。
雨の日でないと使わないので忘れがちですが、ワイパーが正常に動作するかどうかもチェックを忘れないようにしましょう。

ラプターの燃費は

車の購入を検討するとき、値段と共に気になるのが燃費です。燃費が悪い車の場合、想定している以上にランニングコストがかかり、せっかく購入しても、継続的に乗り続けることが困難になります。燃費の情報についても購入する前に把握しておきましょう。

カタログでは情報がない

F-150ラプターは、カタログに燃費の情報が掲載されていません。カタログから情報を得ることができないので、推測するしかありません。推測する際に参考となるのが搭載しているエンジンです。
標準のラプターに搭載されているエンジンは、6.2リッター・V8です。最高出力は411hp @ 5500 rpm、最大トルク434lbft @ 4500 rpmです。参考数値として確認しておいてください。

乗っている方からの情報だと5~7km/L

カタログに掲載されていないとなると、気になるのが実燃費です。実燃費を知る方法は、実際に乗っている人からの情報以外にありません。実際に乗っている人の口コミから、実燃費をみてみましょう。
実際にラプターに乗っている人の話によると、実燃費は5〜7km/Lあたりとのことです。強力なパワートレインを搭載しており、パワフルな走りを魅力としている車なので、燃費がそれほどよくないのは仕方のないことといえるかもしれません。
想像していた以上に燃費が悪かったという感想を持っている人もいるようです。大きくて重い車の購入を検討する以上、燃費にはそれほど期待できないということを念頭に置いておきましょう。

燃費をおさえる方法

フルサイズのピックアップトラックであることを考えると、燃費が悪いのは当然ともいえますが、抑えられるのであれば、できる限り燃費を抑えて車を走らせたいものです。燃費を抑える方法にはどんなものがあるでしょうか。確認していきましょう。

急発進・急加速はやめましょう

停車している状態から車を発進させるときにはガソリンを消費します。また、アクセルを強く踏み込んで加速するときにもガソリンの消費が大きくなります。急発進や急加速は、必要以上にガソリンを消費し、燃費が悪くなる要因となります。
一定速度で走っているときには、ガソリンはそれほど消費しません。なるべくブレーキペダルを踏まないようにして、加速や減速の回数を減らすことを心がけましょう。また、車間距離がつまっていると、前の車の運転の影響を受けやすくなります。他の車に惑わされないよう、車間距離は充分にとることで、余裕をもった運転をすることが低燃費走行につながります。

エアコンもおさえる

エアコンを使用すると、エンジンに負担がかかり、燃費は低下します。特に冷房はエンジンへの負担が大きく、燃費を最大20%も悪くするといわれています。燃費を低く抑えることを優先に考えるのであれば、窓を開けて風通しをよくすることで暑さをしのぐことをおすすめします。
ちなみに暖房は、エンジンの余熱を利用することが多いので、それほど燃費に影響を及ぼしません。注意が必要なのは冷房であることを覚えておきましょう。
エアコン以外にも、燃費を悪くする要因となるのが、車本体と車に載っているものの重量です。ラプターはフルサイズのピックアップトラックなので、ただでさえ車体が大きく、車重も重いです。トラックなので、荷物をたくさん積みたいところですが、荷物を積んで重くなると、その分燃費も悪くなってしまいます。
燃費のことを考えるのであれば、不要な荷物は積まないようにしましょう。また、乗車人数もガソリンの消費に影響します。なるべく少人数で乗車することで、燃費を抑えましょう。

ライバル車の燃費は

ラプターの実燃費の情報を得たところで、次に気になるのはラプターのライバル車の燃費です。ラプターのライバル車として取り上げられることの多い、「シルバード」や「ラム」といったピックアップトラックの燃費はどのくらいなのでしょうか。ライバル車の燃費と比較して購入の検討材料のひとつにしましょう。

シボレー・シルバラードは4~7km/L

シボレーは、フォードモーターとともにビッグスリーに数えられる自動車メーカー「ゼネラルモーターズ」のブランドのひとつです。フランス語に由来する「シボレー」という名称が、アメリカ人には発音がしづらかったことから、「シェビー」という愛称で親しまれています。
ゼネラルモーターズのシボレーブランドから販売されている「シルバラード」は、ラプターと同様、フルサイズのピックアップトラックで、1999年に発売されました。ピックアップトラック市場においては、ラプターを含むフォードモーターの「Fシリーズ」に次ぐ全米第2位の売上を誇ります。
このシボレー・シルバラードも、ラプターと同様にカタログには燃費情報が掲載されていません。条件が同じではないので、比較しづらいところですが、実際にシルバラードに乗っている人からの情報によると、実燃費は4〜7km/Lとのことです。
ラプターの実燃費が5〜7km/Lなので、それほど大きな差はないということになります。

ラム1500は5~7km/L

「ラム」は、アメリカの自動車メーカー「ラム・トックス」が製造販売している大型ピックアップトラックです。1981年の発売当初は、同じくアメリカの自動車メーカー「クライスラー」のダッジブランドから発売されていましたが、2009年にダッジブランドから独立し、ラムブランドとして取り扱われるようになりました。
売上でこそ、Fシリーズやシボレーに及ばないものの、燃費や積載性、牽引力といった面では、ピックアップトラックではトップクラスを保持しています。かつて、「SRT-10」というグレードでは最高速度247.3 km/hを記録、世界一早いピックアップトラックとしてギネスブックにも掲載されています。
ラムブランドの「ラム1500」も、ラプターやするバード同様、カタログに燃費は掲載されていません。実際に乗っている人の情報を参考にするしかありませんが、実燃費は、5~7km/Lといわれています。
今回比較した3台については、実燃費にはそれほど差がないということがいえそうです。

ラプターはいいことだらけ

ここまでたくさんの魅力を紹介してきたラプターですが、まだまだ見逃すことのできない魅力があります。いいことだらけのラプターの魅力を知り尽くしましょう。

自動車税が安い

一般的にマイカーとして乗る車のナンバーは3ナンバーや5ナンバーは多いですよね。3ナンバーや5ナンバーは、人を乗せることを目的とした、いわゆる乗用車のことを意味します。一方、3や5に比べて見かけることの少ない1ナンバーや4ナンバーは、貨物を目的とした車を表しています。
同じ貨物車でも1ナンバーは普通貨物車、4ナンバーは軽貨物車というように違うものを示しています。ここまで紹介してきたラプターは、1ナンバーの貨物車の位置づけになります。
乗用車と貨物車では、自動車税の金額が異なります。乗用車が排気量で自動車税が決まるのに対し、貨物車は最大積載量によって自動車税の金額が決まります。ラプターは、1ナンバーの貨物扱いなので、車検は毎年必要ですが、税金は年額8,000円ですみます。3ナンバーの乗用車をマイカーとして利用している人から見ると、この自動車税の金額はかなり安く感じられることでしょう。

1年を通して季節を選ばず大活躍

ラプターは季節を問わず、1年中乗ることができる車です。北米最高峰のオフロードレース「BAJA(バハ)」のベース車として活躍するほどの力を持ったオフロードレーシングカーなので、どんな悪路でも対応することができます。もちろん、車で走ることを躊躇しがちな雪山もへっちゃらです。
ラプターはただパワフルなだけの車ではありません。力があるだけでなく、性能面でも優れており、その性能のよさは高速道路でも実感することができます。高速道路での運転も快適なので、疲れを感じることなく、高級車さながらの乗り心地を体感できることでしょう。
暑い夏の海沿いの道も、雪の降り積もった山道も、高速道路でさえも、問題なく走り続けることのできるラプターは、まさに最強の車といえます。

日本じゃあまり見かけない

2010年に発売開始されて以来、アメリカでは大人気を博しているF-150ラプターですが、日本ではあまり見かけることがありません。F-150ラプターは、フルサイズのピックアップトラックなので、日本でマイカーとして日常使いするには、大きすぎるという問題点があるからかもしれません。
車体が大きいと、駐車スペースが小さい駐車場など、普通乗用車に比べて運転に注意が必要な箇所が出てきます。運転技術の問題だけでなく、実際に駐車できなかったり、通り抜けできなかったりするケースもでてきます。そういった点からもアメリカほど流通していないという現状があります。
一方で、日本での流通台数が少ないということは、ラプターを買って知り合いとかぶることはほとんどないということにつながります。ショッピングモールの駐車場などで、同じ車に出会うことはまずないでしょう。それどころか、「なんだこの車は」と、そのサイズ感に圧倒された人々の驚きの視線を集めることの方が多いかもしれません。「人と同じは嫌」「人と違うことで個性をアピールしたい」という人にとっては、最適の車といえるでしょう。

オフロードカー好きにはたまらない1台

パワフルでクールなピックアップトラック「ラプター」は、見た目も大きく迫力満点で、走りも見た目の想像を裏切らない走破力を実現しているので、オフロードカーが好きな人にとっては、たまらない1台といえます。日本ではあまり見かけることがありませんが、その希少性もまた魅力のひとつです。人とは違う車をかっこよく乗りこなしたいという人にはピッタリの車ですね。
迫力満点のラプターを乗りこなして、他を圧倒する走りをしてみたいですね。

category

記事カテゴリー