ルアーで楽しむ渓流釣り。必要な知識や用意をおさえて自分らしく

ルアーで楽しむ渓流釣り。必要な知識や用意をおさえて自分らしく

FISHING 2018.06.20

渓流釣りは自然の中で魚釣りが満喫でき、苔むした山道を歩くアウトドア的な要素も豊富で、楽しみ方もさまざまな釣りの1つです。この記事では渓流釣りが初めての人もルアー釣りを楽しむための、必要な知識や用意、おすすめの渓流向けルアーが分かります。

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渓流のルアー釣りをするために必要なこと

渓流での釣りは、自分で釣り場まで山深く歩いていったり、過酷な環境でヤマメやイワナといった川魚にトライしたり、ハードな楽しみが味わえるスポーツです。だからこそ、普段から釣りはするけど海がメイン、という人にとって、渓流のルアー釣りは未知の世界といえます。
渓流での釣りは、まだまだ分からないことだらけという方向けに、この記事ではおさえておきたい事前知識や、おすすめのタックルなど、渓流釣りをもっと楽しむための情報をお伝えします。今年こそ渓流釣りにデビューしたい人、必見の情報ばかりです。

渓流釣りはいつの季節がいいか

釣りは季節によって楽しみ方の異なるスポーツです。渓流釣りの場合は、季節感を楽しむのも醍醐味の1つ。季節を間違えると釣りに出られない場合もあるので、チェック項目の1つです。

3月から9月までは渓流釣りが楽しめる

渓流での釣りはどうしても山の中になるので、トレッキングしやすい時期であるのも大切なポイントです。雪も少なくなる、3月から9月頃が渓流釣りを楽しめる期間と言えます。
特に3月から4月頃はサクラマスなど産卵のために遡上する魚も多く、晩春から初夏にかけてがよく釣れる時期です。また6月の梅雨の時期も、長雨によって川の中が濁るため、魚にとっては過ごしやすい環境となり、釣れやすくなります。天気がいい方が釣り人にとってはありがたいのですが、大量を狙うならそうした魚の出やすい時期を狙うのがおすすめです。
ただし、地方によって魚の釣れる時期には細かな差がでます。場所によっては春になっても立ち入れない区域など、違いがあります。渓流釣りを昔からしている人に話を聞いてみるのもいいですね。

季節によってルアー変えると釣果にも変化

イカ釣りに向いたルアー、大物狙いのルアーなど、海釣りの時も獲物によってルアーを変えることがあります。渓流釣りの場合はちょっと違い、季節やその日によって釣れやすいルアーのカラーが異なります。ほぼ毎回違うので、海釣りのように「これを使えばまず釣れる」というカラーはありません。
季節によってルアーを変えていくと、釣りの成果にも変化が表れていきます。釣れる魚の種類も無論変わりますから、それに合わせたカラーに変えていくことが大切です。どんな動かし方をさせるか、というアクションの要素よりも、カラーローテーションをいかに当てるかが渓流釣りを成功させるポイントといえます。
渓流釣りをする時は狙いの魚に合わせたルアーを、カラーバリエーションを豊富に用意していくのがおすすめです。

冬の間は魚の生育期間として禁漁になる

海釣りと違い、渓流釣りは人の手によって手入れがなされていることがよくあります。魚の放流や河川の管理など、近くの自治体などが行っていることがほとんどです。そもそも山に入ることが大変なので、海に比べてもその維持費はかなり高いのが特徴です。一方でこうした管理を怠れば、次の世代に魚を残すことができなくなってしまいます。
そこで11月から2月ごろまでの冬の間は、禁漁になっています。この期間は地域差があるため、各都道府県の漁業組合で確認しておくことが大切です。禁漁期間は釣りを通して自然環境を守る大切なルールなので、うっかり破ってしまうことがないようにしましょう。

渓流のルアー釣りで必要な道具

道具選びは渓流釣りでも大切です。海釣りとは一味違う用意が必要になるので、1つずつチェックしていきましょう。

自分の身長にあったロッドを選ぶ

ロッドは、自分の身長を参考にしながら選びます。渓流釣り向けの安いものなら2,000円前後で手に入るので、渓流釣りが初めての場合はそうしたロッドで、まずは渓流釣りに慣れていくことがおすすめです。
長さは5ftから6ftと、短めが扱いやすいといえます。渓流は上流へ行くほど樹木や岩など遮蔽物が多く、投げ込む位置によっては樹木に糸が絡まったり、一発で根掛かりを起こしたりしてしまいます。ルアーを失くす原因にもなるので、ロッドの長さは自分が釣りに行く流域に合わせることが大切です。
また持ち運びのしやすさも注目したいポイントです。電車で移動する場合には、ロッドはかなり場所を取ります。2つ折りや折り畳みができるタイプのロッドを選ぶと、コンパクトに収納できるのでおすすめです。一方で糸が絡みやすいという欠点もあるので、普通のロッドよりライントラブルが増える傾向にあります。
自分の釣りのスタイルや、狙う獲物に合わせて、柔軟に対応しましょう。

渓流釣りのためのリール

移動が多い渓流釣りでは、なるべくコンパクトな小型のリールがおすすめです。各社の1000〜1500番台の最小クラスが、重さもそれほどなく取り回しが簡単です。大物を狙う時は、それより上のリールを使うのもいいでしょう。
リールの性能面はさほど気にしなくていい、というのが渓流釣りの面白いところです。渓流釣りは海と違い、水に大きな流れの変化があります。そのためリールの巻き抵抗が常に変わっていき、その流れの変化を読みながら自身でどう巻き上げていくのかが釣りが成功するかどうかの鍵になります。なので各社のエントリークラスのリールでも、十分楽しむことができます。
また渓流釣りでは、リールを使わない釣り方もできます。狙う魚によってはその方が有効なこともあるので、釣り方に合わせてタックルを用意しましょう。

渓流魚を傷つけないためのネット

渓流魚を釣り上げた後、手元に持ってくるまでの間にあると便利なのがネットです。手元まで釣り上げてきた魚を手にする前に、針が外れて魚が逃げるのを防げます。また魚を持ち帰る人なら、岩場などに魚が体をぶつけて傷つくのを防ぐ効果があるので、鮮度が高い状態で魚を持ち帰ることができます。
おすすめはゴム製の網で、これならルアーも絡まりにくく耐久性があるので、ある程度の重さも耐えてくれます。絶対無いといけないという道具ではありませんが、あると便利なので1つ用意しておくといいでしょう。

渓流ですべらないためにウエイダー

渓流ではスニーカーやサンダルなど、軽装で釣りをすることは絶対にしてはならない行為の1つです。崖や岩、苔むした地面、湿気を含んで滑りやすい落ち葉など、怪我をしやすいポイントがたくさんあります。渓流の流れは本流と比べても早く、落下すると溺れたり命を落とす危険性もあります。
また草木で手や足を切ってしまう恐れがあるので、長袖や長ズボンなど、体を保護できるものを着用しておきます。同時に濡れやすいので、こうした衣類は速乾性が高く、防水性もあるものを選びましょう。
そこで便利なのがウエイダーです。ウエイダーとは、長靴とズボンが一体になっている胴長靴のことです。滑り止めと汚れ防止効果があり、これなら膝まであるような流れの中でも冷たくならず、防寒着としても役立ちます。靴底は、フェルトが使われているものがおすすめです。
ただしウエイダーは真夏になるとかなり蒸れて暑いので、ウエーディングシューズとフィッシングパンツを組み合わせた、動きやすく軽い服装がおすすめです。ウエーディングシューズは全体にメッシュ素材がたくさん使われているため、水に入ってもどんどん乾いてくれます。

渓流釣りをルアーでするメリット

渓流釣りでは生き餌を使った釣りもできます。ですが、あえてルアーを選択することにメリットがあります。ここではそのメリットを4つお伝えします。

飛距離があるので場所に適応しやすい

ルアーは重さの調整もしやすく、生き餌を使って投げるよりも飛距離を出しやすいのがポイントです。海釣りでルアーになれている人なら、場所に合わせてルアーを投げ込むこともすぐにコツを掴めます。なので場所に適応しやすい、というメリットがあります。
投げ込む経路に大きな遮蔽物がなければ、草木が生い茂り険しい岩場の多い上流域から、ある程度流れも穏やかな下流域まで、幅広く攻めることができます。他の釣り方では釣れなさそうな場所でも、ルアー釣りなら1組のタックルで挑戦できるので、楽しみ方の幅が広がります。

投げては巻くの動作が早く出来るのがいい

海釣りに較べると、渓流釣りで使うロッドは小さめのサイズが特徴です。同時に投げる距離も短いため、投げては巻くまでの動作が必然的に短くなります。また生き餌をつける手間が省けるので、投げるまでの時間も生き餌を使った渓流釣りに比べれば、比較的短いです。
渓流釣りで釣れる魚は、1回のトライで1匹までです。そのため、何度も繰り返しトライしなくてはならない渓流釣りにとって、投げては巻くの動作が早くできるルアーは、もってこいの釣り方と言えます。
荷物をまとめてさっと移動できるのも、トライ数を増やしたい渓流釣りにはぴったりです。

餌がいらないので道具があればすぐ出来る

餌がいらないため、ルアーとタックルを一通り用意して、自身の服装を整えればすぐに出来るのも渓流でのルアー釣りの魅力です。生き餌を現地で調達する必要もないので、ポイントに到着したらすぐに釣りを始めることもできます。
また用意する道具も、そこまで多いわけではありません。海より川が近いという人にとっては、身軽かつ気楽に出かけられる釣り場として、自身を楽しませてくれることでしょう。

生き餌を使わないので手が汚れない

オキアミのような生き餌は、どうしても手が汚れてしまいます。また特有のにおいが苦手で使いづらい、という人も多いでしょう。その点、ルアーなら手を汚す心配もありません。そのため、ルアー釣りは女性にも人気です。
釣りだけでなく渓流の自然を楽しんだり、釣り上げた魚を焼いて食べたり、アトラクションも豊富です。女性と一緒に行く釣りとしても、渓流でのルアー釣りはおすすめです。

渓流釣りで気を付けること

季節や必要な道具をおさえたら、渓流釣りならではの注意点も確認しておきましょう。海とは違う注意点も多いので、あらかじめ気を付けておきたいものです。

正確な禁漁時期は近くの漁協で確認

海との最大の違いが、禁漁時期の存在です。一般的には前年の11月頃から、翌年の3月1日ぐらいまでが禁漁期間ですが、地域によって細かな差があります。釣りに行きたいポイントを対応している、近くの漁業協同組合のホームページなどで確認できるので、出発前に必ず確かめておくことが必要です。
中には禁漁時期が過ぎていても、中には自然保護や魚の保護のために、釣りができない禁漁区も存在します。魚の種類によっては、規定に満たないサイズはリリースしなくてはいけない場合もあるので、これも事前のチェックが欠かせません。
また合わせてチェックしておきたいのが、遊漁券の存在です。現在の渓流釣りで釣れる魚の多くは、地元の漁業協同組合の放流によって賄われている状態です。漁業協同組合が管轄している河川で釣るなら、もよりの釣具屋やコンビニ、通販を利用して遊漁券を購入しましょう。遊漁券を買わずに釣りをすると、最悪逮捕されることもあるので注意しておきたいポイントです。
次の世代も、そして自分自身も釣りを楽しめるように、必ずチェックしておきましょう。

沢を歩くので滑り難い仕度が必要

苔むした岩や、雨でぬれた落ち葉、ぬかるんだ道など、沢を歩く途中には危険がたくさんあります。見た目以上に流れが複雑な場所や、急に深くなる部分もあるので、沢の移動は注意が必要です。
なので滑りにくい支度をきちんと整えて、注意して歩きましょう。靴底はフェルトでできた滑りにくいものを用意して、手にはグローブをつけておきましょう。グローブをはめておけば、万が一足を滑らせて何かに捕まるときも、身体を支えやすく怪我も防ぎやすくなります。
フィッシングベストなどを活用して、両手に荷物を持つのを減らすのもおすすめです。両手の自由が利くと体も動かしやすく、足元が不安定な場合も体を支えやすくなります。

自然の中での釣りなので降水量の確認

自然の中で釣りをするため、渓流釣りに行く前には降水量を確認しておきましょう。あまりに雨が降っていると、河川そのものが増水して危険な場合もあります。ぬかるんだ道も増えて、怪我をするリスクも高まってしまいます。
ただし一方で、雨が降ったあとは魚が釣れやすくなるというメリットもあります。天候をよく確認しながら、注意して渓流釣りに向かいましょう。

川へ入る時は下流から上流へ行くのがマナー

渓流釣りのマナーの1つが、川へ入るときは下流から上流へ行くというものです。これは渓流釣りのマナーとして、先行者優先がベースになっているためでもあります。先に釣っている人がいれば、その人に一言声をかけてから釣りをするのがマナーです。
特に上流域や、源流に近い場所では、下流へ下ってくる人は嫌厭されがちです。振動が魚に伝わりやすく、魚の向きや水音、身を隠すことも難しいので、魚が逃げてしまう可能性もあります。そこまで厳密に守っていない、という人もいるかもしれませんが、できるだけこうしたマナーはおさえておいた方がいいでしょう。
初心者で不安が多い場合は、よく知っている上級者と一緒に行ってルールなどを教えてもらうのもおすすめです。

渓流釣りにおすすめのルアー

ここでは釣りの初心者から使える、渓流釣りおすすめのルアーを見ていきましょう。お手頃価格で、どれも金属製で耐久性が高いので、渓流釣りで活躍してくれるものばかりです。

オルルド釣具10個セット


シンプルでスリムなフォルムが特徴的なスプーンは、リールを巻くだけで小刻みに動いてくれるので、初心者にも扱いやすいルアーの1つです。またこのセットはカラーバリエーションも豊富な10個セットで、色々な状況に対応可能です。
サイズはマイクロスプーン3gの3cmが4個と、2.8cmが6個入っています。トラウト系のニジマス、アマゴ、ヤマメ、イワナ、鮎、イトウ、オイカワなどなど、多くの魚に対応してくれます。ケースが一緒についているので、持ち運びも簡単です。

ナイトアーミー爆釣りシリーズ


同じく、スプーンと呼ばれるルアーの1つで、底を転がしたり下流に流し込んだり、狙い分けができます。1つのスプーンだけでさまざまな深さにトライできるのも、魅力の1つです。
ニジマス、ヤマメ、イワナなどトラウト系と呼ばれる魚だけでなく、小型の魚を狙ってくるブラックバスやナマズ、ライギョにもアタックできるルアーです。海釣りにも流用できるので、1セットあって損はありません。
6色3gで、フックの返しを潰せば管理釣り場でも活用できます。

Walantルアーセット 各10個30個入り


ワーム、スプーン、スピナーがそれぞれ10個ずつセットになった、お得なセットです。ルアーをなくしやすい渓流釣りには心強い数の豊富さなので、初心者も1つ持っておくと安心です。使いやすいスプーンと、自然落下で緩やかな馴染みがあるワーム、そしてスピナーは1.5g2.5gとサイズも違いがあり、使い比べが出来るのもうれしいポイントです。
各セット、全て色が違うため、カラーバリエーションの豊富さも決め手となる渓流釣りにぴったりです。

Plusinno釣具ルアースピナー16個セット


シャープで耐久性があるルアーは、4g-12gまでのさまざまなバリエーションと、カラーもそれぞれ違います。きわどい場所へもキャスティングできるので、渓流釣りにも最適です。持ち運びやすいルアーケース付きなので、移動の多い渓流釣りにマッチしたセットといえます。
サイズが大きいものを狙う場合には、フックを取り換えることで対応できます。初めて使うという人にも、釣りを始めた人へのプレゼントにもおすすめです。

自分に合ったルアーを選んで楽しむ

渓流釣りは、自然環境と水の流れの中でフィッシングの流れを組み立てていく釣りです。自分に合うルアーを選び、渓流釣りの基本をおさえていけば、初めての人でも楽しめる釣りといえます。
自分らしい釣りを目指して、ルアーを探したり、情報を集めてみましょう。

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