【自転車塗装のやり方】自分だけのオリジナル感を出して愛用しよう

【自転車塗装のやり方】自分だけのオリジナル感を出して愛用しよう

CYCLING 2018.06.25

自転車の塗装は、自分ではできないと思っている人が多いですが、やり方を覚えれば自分でも行えます。自分だけの自転車として愛用できるため、愛着を持って楽しく乗れます。また、中古自転車で好みの色がなくても、自分で変えられる魅力もあります。

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自転車塗装は自分でやってこそかっこいい

自転車は手軽に乗れて、狭い道でも自由に行き来できる便利な乗りものです。しかし、便利な乗りものというだけで、終わっている人は多いのではないでしょうか?自転車をさらに楽しむためにも、自分で塗装し、オリジナルの自転車として利用できます。
材料を用意して塗装方法を把握することで、自分で簡単に行えるので、知識を身につけて、自分オリジナルの自転車を完成させましょう。そうすることで、より親しみもわき、大切に愛用できます。

自転車塗装で用意したい物

自分で塗装するために、あらかじめ用意すべきものがあります。どれもホームセンターで用意できるものばかりなので、準備万端にして、スムーズに塗装できるようにしましょう。

塗らない部分の保護にマスキングテープ

仕上がりをきれいにするためには、自転車にマスキングをすることです。塗装する部分以外の場所には、うまくマスキングをしておきましょう。手間はかかりますが、マスキングを取ったときの仕上がりが、とてもきれいにいきます。マスキングをしないと、誤って別の部分に色が付着する恐れがあります。
自分は器用なので、そんな失敗はしないと思っていても、マスキングをするのとしないのとでは、美しさが違ってきます。また、マスキングをしていると、思いっきり塗装ができるため、オリジナリティもアップします。よって、塗らない部分には、マスキングテープを貼っておきましょう。

ホームセンターにある耐水ペーパー

きれいな自転車なのに、なぜ紙やすりが必要なのかと、気になる人もいると思いますが、紙やすりで表面に傷をつけておくことで、きれいに色が入り、落ちにくくなるのです。錆びている部分もやすりで削っておき、平らにしてから色を塗ると、きれいに塗装できるだけではなく、きれいな状態を長持ちさせられるのです。
紙やすりは、ホームセンターで安く販売されていますが、購入する際は耐水ペーパーというものを選びましょう。何枚も用意しなければならないといったイメージがありますが、塗装する部分は思っているよりも少ないので、大きめのペーパー1枚だけでも十分です。やすりをかけるのとかけないのとでは、色の落ち具合が異なります。色落ちさせたくないという人は、やすりの使用をおすすめします。

ペンキの臭い対策にマスク

ペンキの臭い対策として、マスクの使用をおすすめします。臭いが大丈夫という人もいますが、中には、塗装中に気持ちが悪くなってしまい、作業ができなくなる場合もあります。そのため、念のために、マスクも用意しておくと安心です。特にハケではなく、スプレーを使用する場合は、塗料が飛ぶのでマスクを着用したほうがよいでしょう。
臭い対策や、塗料の吸い込みを防ぐためにも、マスクは大切なアイテムになります。本格的なマスクではなく、風邪を引いたときに使用するマスクでもよいので、口や鼻を覆えるものを用意しましょう。タオルでもよいですが、自分を守るためにも対策は必要です。

軍手があれば便利

軍手も用意しておくと便利です。軍手をするとやりにくく感じますが、スプレータイプにすると、手に付着する確率が高くなります。また、ハケでも同様ですが、軍手があると手を保護でき、作業もスムーズにできます。
また、自転車を触っていると、指が切れたり、ケガをする場合もあります。普段は触る部分ではないので、うっかり切り傷ができたということも珍しくありません。ケガの防止、塗料付着の防止のためにも、軍手を使用した作業をおすすめします。ホームセンターで安く購入できるので、塗料がついてもよい安いものを選ぶとよいでしょう。

自転車塗装の方法

自転車を塗装する方法を紹介します。方法や手順を把握しておくことで、効率よくスムーズな作業ができます。

解体してフレームのみにする

自転車は解体してフレームのみにしましょう。ドライバーが必要になるので、あらかじめ工具の用意もしておくとよいでしょう。外した部品は紛失しないように、場所を決めて並べておくとよいです。解体は面倒ですが、フレームのみにすることで、よりきれいに仕上げられます。
部品に合ったスパナなどを使用して解体していき、再び組み立てしていけるような状態で、解体した部品を置いていきましょう。塗装して乾かす時間もあるため、天気のよい日に行いましょう。手をケガする恐れもあるので、このときから軍手を着用しておきましょう。また、スパナなどで塗装部分に傷をつけてしまう場合もあるので、あせらず慎重に作業を進めることが大切です。

洗浄する

塗装する前に、塗装する部分を洗浄します。洗浄することで、表面の汚れを除去でき、色落ちを防ぎます。汚れたまま塗装すると、汚れが取れると同時に塗装も落ちてしまうので、色落ちを防ぐためにも、最初に洗浄しておきましょう。
洗浄剤は、いつも使用している食器用洗剤でよいです。いつも使用しているように泡立てて洗浄していき、水で洗い流して、しっかりと乾燥させましょう。水気を十分に拭き取り、乾かしてから次の作業に進みます。見た目よりも、非常に汚れている場合が多いので、見た目に惑わされず、しっかりと洗浄することが大切です。

塗料を取り除く

洗浄したあとに塗料を塗る人もいますが、使用したい色と異なる場合は、現在の塗料を取り除く方法もあります。また、現在の自転車の塗装を取り除くことで、自分で塗装したときに、さらに美しく仕上げられるのです。色が似ているものを使用する場合は、剥離剤を使用せずに、次の工程に進んでいきましょう。
塗装部分の色を長持ちさせたいという人、きれいな仕上がりにさせたいという人は、現在の塗料を取り除く作業をしていきます。ホームセンターで剥離剤が売っていますが、液タイプとスプレータイプがあるので、やりやすいほうを選んで購入しましょう。刺激物になるので、軍手やマスクをして作業をするようにしましょう。

サンドペーパーで錆を取り除く

塗料を取り除くと、表面が凹凸になります。特に、塗料が取り切れなかった部分などは、サンドペーパーで削っていきます。そして、金属部分にやすりをかけていきましょう。一部分だけではなく、全体的にやすりをかけていきます。そうすることで、表面の凹凸が滑らかになり、塗料の付着もよくなります。
塗装後も色落ちしにくく、部分的に剥がれ落ちるということもなくなります。表面は滑らかに見えますが、細かい傷をつけることで、塗料がしっかり付着します。細かい傷があっても、塗料でコーティングされて仕上がりは美しくなるので、心配はいりません。しかし、一部分を強くやすりをかけてしまうと、その部分だけ傷になってしまうため、バランスよくかけることがポイントになります。

油分を取り除く

塗料を取り除き、サンドペーパーをかけた状態だと、すぐに塗料を塗る段階に入れません。そこで、脱脂剤を使用して、表面の油分を取り除いて、汚れも拭き取っていきます。この際、軍手をきちんと使用して、手を保護していくことが大切です。また、塗装する部分も置く位置を考え、汚れが付着しないような場所を選んで置くようにしましょう。
まだ塗装していないので、多少の汚れは大丈夫だと思う人は多いですが、何もない状態が一番重要です。この工程で汚れがついてしまうと、表面の凹凸が目立つ場合があります。次の工程では下塗り剤を塗っていくため、塗装してもよいような塗りやすい状態に置きましょう。

下塗り剤を塗る

表面の油分を取り除いたら、下塗り剤を塗っていきます。下塗り塗料として、シーラーやプライマーがありますが、プライマーを使用します。屋根の下塗り剤としても使用されるもので、シーラーとプライマーは同じような役割をします。下塗りを行うことで、表面の凹凸を滑らかにコーティングする役割があります。
プライマーがない場合は、シーラーでもよいでしょう。ハケで塗るタイプとスプレータイプがありますが、しっかり塗りたい人は、ハケでの作業がおすすめです。作業の効率を高めたい人は、スプレータイプをおすすめします。スプレータイプの場合は、風があると作業しにくいので、風よけを作りながら行うなど、工夫をしながら作業をするようにしましょう。

メインのカラーをつける

いよいよメインのカラーをつけていく作業です。使用する塗料は、アクリルカラーを使用します。自分の好みのカラーにするためにも、あらかじめ完成したときのイメージを膨らませておくことが大切です。色によって、自転車の雰囲気が大きく異なります。水性は、色を混ぜることも可能なので、組み合わせて使用することもよい方法です。
技術のある人は、グラデーションカラーにするなど、オリジナリティのあるカラーに仕上げられます。ハケで塗る方法とスプレーで塗る方法があるので、自分のやりやすいほうの塗料を購入しておきましょう。深みのある色にしたい場合、1度塗りだけではなく2〜3度重ね塗りをする人もいます。この場合、塗料は少なめよりも多めに準備しておくことです。

クリアをかける

色落ちを防ぐために、クリアをかけていきます。艶出しと塗装の保護のためにも、最後のクリアかけは重要です。紫外線などで塗装が色あせていくのですが、最後にクリアをかけることで、仕上がり度が全く違ってきます。使用する場合は、ウレタンクリアーを使用すると、最高の艶が出ます。
また、クリアを2〜3回重ねてスプレーすることで、多少の傷でも塗装をダメにしません。最後の全体的なコーティングとしても、抜群の役割を果たしてくれるため、使用をおすすめします。ダメージを軽減させ、仕上がりも美しくできます。ホームセンターで手軽に購入できるので、ウレタンスプレーを探してみましょう。

仕上げに磨く

最後に塗装した部分を磨いていきます。磨くことで、より艶と輝きが増して、自分の顔が映るくらい艶が出るようになります。磨く際は、塗装した部分が完全に乾いてから行いましょう。そうしないと、今までの作業が台無しになってしまうこともあるので、あせらずに乾くのを待ってから行いましょう。
ホームセンターで、鏡面仕上げ磨きなどに使用する、コンパウンドが販売されているので、そのようなものでもよいでしょう。スポンジとセットになっているものがおすすめです。仕上げ磨きをすることで、艶が増し、誰もが振り向くような輝きを実現できます。手間をかけた分、完成度も高くなり美しい仕上がりにできるのです。

自転車塗装のスプレーの種類

自転車塗装のスプレーには、種類があります。使用するスプレーの種類を確認して、適した塗装を行いましょう。

水性塗料は臭いが弱い

水性塗料は、臭いが弱く非危険物として取り扱われています。しかし、臭いが弱いといっても、全く無臭というわけではないので、臭いが気になる人はマスクを着用しましょう。換気をよくしていれば、室内でも問題なく作業できます。万が一、手に付着してもシンナーや除光液などではなく、水で簡単に落とせます。
油性は臭いが強く、色も混ぜられないため使いにくいです。また、塗料が落ちにくく、手に付着すると肌荒れを起こす人も。そのため、自転車の塗装には、水性塗料を使用することをおすすめします。色が豊富であることも魅力なので、自分の好みの色を選べて、楽しく塗装ができます。

ウレタン塗料は熱に強い

ウレタン塗料は熱に強いです。ウレタンクリアーの艶出しに活用することが多いですが、紫外線による塗装の色落ちも防いでくれるため、磨きとダメージ軽減のメリットがあります。自転車は外に放置しておく人が多いですが、直射日光でも問題なく、250〜300℃程度に耐えられる塗料です。
しかし、グリップハンドルやサドルなどの別の個所は、熱に弱く損傷しやすいため、管理が必要になります。ウレタン自体は熱に強い成分ですが、自転車全体が高い熱に耐えられるわけではないので、保管する場所も注意しておきましょう。

強い光沢を出すのであればラッカー塗料

さらに強い光沢を出したい人は、ラッカー塗料を使用しましょう。ラッカー塗料は、乾燥が速くて塗膜も強く、耐久性に優れた特徴を持っています。色を混ぜ合わせることや、別の色の上に重ね塗りなどには向きません。塗料が硬いため、伸びをよくするために薄めますが、薄めるときも専用の薄め液が必要になります。
シンナーの臭いが強いため、屋内での塗装には向きません。金属との相性もよいため、水性塗料よりも簡単に塗装ができます。耐久性もあり、光沢もしっかり出るので、自転車の塗装にも向いています。
こちらもハケとスプレータイプがあるので、やりやすいほうを選んで使用していきましょう。ラッカー塗料の特徴も把握して、水性か油性かを選び、材料を準備していきましょう。

自転車塗装でかっこよく生まれ変わらせよう

自転車塗装は、やり方を覚えれば誰にでもできる作業です。自分だけのオリジナルな自転車にしたいという人は、積極的に取り組んでみましょう。自分で好みのデザインカラーにすることで、乗る楽しみも増え、愛着が持てます。
また、ほかにはないデザインのため、注目される自転車にすることも可能です。塗装をスムーズに行うためにも、準備しておくものや作業工程を頭に入れておき、時間のあるときにあせらずに塗装しましょう。中古自転車でも、好みのカラーに仕上げられるため、大切に愛用することにつなげられます。

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