通訳の仕事をするために。業務内容から給料や将来性まで知りたい

通訳の仕事をするために。業務内容から給料や将来性まで知りたい

BUSINESS 2018.07.31

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2つ以上の言語を繋ぐ通訳の仕事

2つ以上の言語を繋ぐ通訳の仕事は、ビジネスシーンだけではなく、政治の世界などでも重宝される存在です。高い言語スキルが必要なものの、グローバルに活躍できるポジションだといえるでしょう。この記事では、通訳の仕事について深堀していきますので、将来的に目指している人は参考にしましょう。

通訳の仕事の基礎知識

通訳の仕事内容について解説します。まず通訳の基本的な業務から、通訳のスタイルについても触れていきましょう。活躍できる場所についても説明しますので、大まかに通訳の仕事内容を把握してください。

通訳の仕事内容

通訳の仕事は、2つ以上の言語を使い、シチュエーションに合わせて別の言語に変換します。例えば、日本人とアメリカ人がコミュニケーションする際、日本人が日本語で話したことを英語に変換し、アメリカ人に英語で伝えます。
英語で言われたことを日本語に変換することもあり、複数の言語において、高い語学力が求められる仕事です。

3つの通訳のスタイル

通訳にはいくつかのスタイルがあります。もっとも有名なのは「同時通訳」ではないでしょうか。話している言語を聞きながら理解し、通訳する相手に正確に伝えるスタイルです。話を聞きながら通訳しなければなりませんので、高いテクニックが必要でしょう。
「逐次通訳」というスタイルは、聞きながら通訳を同時に進めるのではなく、まとめて通訳するので細かいニュアンスなどをしっかり伝えることができるでしょう。「ウィスパリング」というスタイルもあります。これは、基本的には同時通訳と同じですが、通訳する者が現場に立ち会い同時通訳をするやり方になります。

仕事の現場

通訳の活躍できる現場はさまざまあります。ビジネスシーンであれば、ミーティングなどが現場です。商談内容によっては、細かい知識などが必要になることもあるでしょう。
海外の俳優さんやアーティストが来日した際も、通訳を担うことがあります。また、訪日外国人のツアーガイドを担当することもあるでしょう。さまざまな業界に関わり、幅広い人とコミュニケーションする仕事といえます。

通訳の給与事情

こうした通訳の仕事ですが、給与はどれくらいなのか気になるところです。平均年収は600万円程度といわれており、実力や雇用形態によって給与にバラつきがあります。通訳の給与事情について詳しくみていきましょう。

通訳者の平均年収

通訳者の平均年収は、約600万円といわれています。通訳する言語によって相違がありますが、どの言語でもだいたい平均は同じくらいでしょう。
通訳の仕事は、「朝○○時出社」というような勤務時間の決まりがない傾向が強く、案件によって変動することが一般的です。海外出張も珍しいことではありませんので、規則的な生活を送ることは難しいかもしれません。

業種による給料の違い

通訳は、フリーで働いている人も多い業界です。その場合は、ひとつの仕事に対して○万円という報酬や月給制ではなく、時給で支払うことが多いでしょう。時給2000円から多くて時給4000円程度が目安です。
医療などの専門的な知識を要する業界では、時給が高い傾向にあります。また、それほど多くはないですが、通訳者を正社員として受け入れている企業もあります。年収は400万円から高いの人の場合は、1,000万円を超えることもあるでしょう。もちろん知識・スキルによって年収アップを望める環境といえます。

通訳を目指すには

通訳者になるためにはどうすればよいのでしょうか。必須となるスキルは、高い語学力です。身に付けるためには、外国語を勉強する学校がおすすめです。こうした目指す方法と併せて、仕事の探し方についても解説していきます。

高い語学レベルが求められる

通訳の仕事に特別な資格などは必要ありませんが、語学力がなければできません。学校は外国語系に通い、留学するなどして、他国の文化やネイティブの話し方を知っていると強みなるでしょう。大学の勉強だけでは通訳として独り立ちできるとは限らず、卒業後に専門学校に通う人もいます。
それほど高い語学力がければ就くことのできない言語のスペシャリストなのです。養成学校などでは、通訳の業務についても学べますので、通うことに損はないでしょう。

仕事を探す

登録した派遣会社から仕事をもらうことが一般的です。フリーランスとして活躍することもできますが、十分な知識やスキル、経験が必要になりますので、はじめのうちは難しいのではないでしょうか。
正社員雇用もありますが、現状としては、まだまだ少ないです。仕事を探しながら、さまざまな知識を習得する必要があり、海外情報などは無視できません。

通訳の仕事の将来性

通訳の仕事はどんな未来予想図なのでしょうか。近年のグローバル化の影響により、活躍の舞台は広がっているでしょう。とりわけ、アジア圏言語の需要が拡大するといわれています。ネガティブな側面では、機械翻訳の台頭が挙げられるでしょう。

国際化に伴い活躍の場が増える

グローバル化が加速し、日本の企業が海外へ飛び出すことも増加してきました。こうした状況の中で、通訳者は大変大きな役割を担います。外国でのミーティングや商談において、通訳者の高い語学力は重宝されるでしょう。ビジネスにおける専門的な知識は必要なものの、活躍の場は広がっています。

アジア圏言語の需要が高まる予想

通訳の仕事で圧倒的に多い言語は、英語です。しかしながら、近年ではアジア圏の言語も増えていくと予想されています。中国語、韓国語をはじめ、インドネシア語やベトナム語など、グローバル化により需要が見込まれています。英語+アジア言語を巧みに操ることができれば、仕事の幅を広げることができるでしょう。

機械翻訳の影響

ロボット・人工知能(AI)などが産業を革新させるという話が増えている昨今。もちろん通訳業界にも、こうしたテクノロジーによる業務への影響は無視できません。
機械翻訳が進化すればするほど、人間の仕事がなくなってしまう可能性が十分考えられます。ロボット・AIが定着するのはまだ先の話かもしれませんが、機械翻訳の動向は要チェックです。

語学力を生かしてグローバルに活躍しよう

通訳者になるためには、高い語学力とコミュニケーション能力が必要です。対外国との会議・商談などが活躍できる現場であり、海外スターの通訳を担当することもあるでしょう。
平均年収は約600万円ほどであり、派遣会社に登録して仕事を進めることが一般的です。通訳者への近道は、外国語を学ぶ大学に通う以外にも、養成学校・専門学校に行くのもおすすめです。
グローバル化に伴い需要が伸びる仕事だといえますが、一方で機械翻訳の台頭がありますので、語学スキルを磨くだけではなく、海外ニュース含め、さまざまな情報を収集するようにしましょう。

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