ロードバイクで長距離に適しているモデル|乗りやすいものを選ぼう

ロードバイクで長距離に適しているモデル|乗りやすいものを選ぼう

CYCLING 2018.07.14

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長距離走行に適したロードバイクとは?

ロードバイクはお手軽な移動手段として、最近注目されています。長距離走行用の自転車であり、長い距離を行く必要のある通勤や通学などでは重宝できます。しかし具体的にはどんなロードバイクを選べばよいのか、思いを凝らしているという方も中には居るでしょう。
長い距離の走行に適したロードバイクと、長距離走行においての注意点や疲労軽減方法について理解を深めておきましょう。

初心者でも乗りやすいロードバイク 

「ロードバイク」と一括りに言いますが、そこには用途に応じてさまざまな種類があります。どのような使い方をして、どのような場面を想定しているのかを考慮し、数あるロードバイクの中から最も適したものを選びましょう。

レース向けモデル

自転車レースでの使用を前提として作られたタイプで、「コンペティションモデル」や「コンペティティブロード」とも称されています。軽量かつ高い操作性を誇り、ロードバイク乗用中の前傾姿勢を保ちやすく設計されています。そのため、空気抵抗を抑えることができます。
しかし初心者用にしては過剰性能ともいえる仕様のものが多く、各競技ごとに向けたモデルがあるため、選び方が難しくなっています。将来的なレース参加を考えているならば話は別ですが、街乗りや長距離の移動に使うだけであればわざわざこの種類を選ぶ必要はありません。

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GIANT CONTEND


「レース向けモデル」に該当するモデルです。さまざまな場面に対応した走りが可能。フレームには上級のアルミ素材、「アラックスSL」を使用し、力強いペダリングを実現しています。そしてアルミフレームとは思えないほど快適性を追求しています。

長距離モデル

100kmを超える長距離を移動するために作られたのが、この長距離モデルです。「エンデュランスロード」とも呼ばれ、レース向けモデルとは違って衝撃吸収性能を考えて各パーツが組まれています。そのため、乗車姿勢も緩やかで長距離の移動に向いています。
レースモデルでも長距離の移動は可能ですが、車体への衝撃などで疲労が溜まりやすいので純粋に長距離を走るだけならばこのモデルがお勧めできます。

TREK DOMANE


荒れた路面を上手く進むために作られたロードバイクとされ、路面からの衝撃を吸収し、安定性に優れているとされています。縦方向の振動吸収性に優れ、より滑らかで速い走りを実現するとされています。

basso viper


カーボンフレームやアルミフレームとは違い、細身でシンプルなシルエットを求める方におすすめできます。チューブにはREYNOLDS 520を使っており、あまり重さを感じない快適な走りを実現してくれます。

「万能モデル」

他の二つのモデルからの派生形と位置付けることができるものです。ロードバイクのドロップハンドルをフラットバーハンドルに換装した「フラットバーロード」、オフロード用に太めのタイヤを履いた「シクロクロスバイク」や「グラベルロード」などが該当します。
場所を取らず、停止と発進を繰り返しやすいなどフラットバーハンドル仕様のロードバイクには、利点が数多くあります。近年では、「グラベルロード」が安定性を重視した設計だという理由で人気です。

SCOTT SOLACE30


乗り心地がよく、それでありながら「レースモデル」としての一面の両立に成功したモデルとされています。下り坂だとフレームが適度にしなり、地面に張り付いているかのように走ることができます。

長距離走行に適した装備

ロードバイクでの長距離走行をする場合には、きちんと装備をする必要があります。ロードバイクでの長距離走行は、気温やその他の外的条件によって体力の消耗や水分の消費が起こり得ます。これは夏場が顕著で、体力を大幅に消耗します。
夏場では水分補給をこまめに行うことが大事です。それだけではなく、肩や太ももに水をかけるのもよいでしょう。水部補給には脱水症状を防ぐだけでなく、熱中症を防ぐ効果もあります。
しかし肝心の水がなければどうしようもありません。そのため、「ボトルケージ」などをサドルに取りつけるようにしましょう。二つは必要です。特に夏場は必須となります。
また、水分だけではなく長旅ではカロリーも消費します。過剰消費に陥ることもあり、時には1000以上ものカロリーを消費します。「ダイエットになる」と喜んではいられません。体内のエネルギー枯渇して、動けなくなることも考えられる深刻な事態です。
極度のカロリー消費によって低血糖状態になってしまうと、手足がしびれたり頭がぼぅっとしたりなど、さまざまな症状が出てきます。意識を失うこともあります。
こういった事態を防ぐためにもこまめな水分補給と栄養補給が必要なのですが、近くにコンビニなどの手頃なお店があるなど都合のよいことがあるとは限りません。しかも補給したエネルギーの消化には時間が掛かるため、空腹を感じる前にゼリー飲料などの早く吸収できるものを摂取しましょう。

水分や栄養補給を効率よく行えるアイテム

長距離走行での水分や栄養補給は、なるべく消化吸収の効率がよいものがおすすめです。手軽に持ち運べて消化吸収の早いものというと、清涼飲料水などを連想しますが、これは糖分の補給もできるので確かにおすすめではあります。しかし、さすがにこれだけではロングランでの栄養補給には向いていません。
ゼリー飲料などは高カロリーのものもあり、消化吸収も早いのでこれも選択肢には含まれますが、値段が高く、一本で200円を超えるものもあります。そのため金額の面を考慮するとおすすめできません。
コンビニのレジ前などで売られている羊羹は水分量が多いので、水分補給も兼ねて補給食として摂取するとよいでしょう。しかも小さいのに高カロリーで、値段も安いのでおすすめです。

季節によって必要なものは変わる

ロングラン時は、気温によって影響を受けます。特に夏場や冬場などの寒暖差が激しい季節は、しっかりと暑さや紫外線への対策、防寒対策をする必要があります。
夏場のロングライドでは熱中症になる危険性もあるため、なるべく涼しく風通しのよい服装にするとよいでしょう。夏場は夜間でもそこまで気温が下がりません。よって、半ズボンと半袖といった普通の恰好でも構いません。
対する冬場は昼でも気温が低いので、しっかりと厚めの服を着るようにしましょう。ただ、あまり分厚い服にすると走行時に邪魔になることもあるので、注意して選ぶことが大切です。
そして夏だろうと冬だろうと紫外線対策も必要です。あまり肌を気にしない男性も多いでしょうが、肌の荒れが嫌だという方は日焼け止めなどの対策をされるとよいでしょう。

いざというときのための準備

いざというときの対策を忘れてはいけません。ロングランでは何が起こるか分からないもの。途中で自転車がパンクしたり、足りないものがあったりなどすることもあり得ます。
そんなときにある程度の金銭は必要です。コンビニで食べ物を買うこともできますし、トラブル時に電車で帰宅することもできます。また、いざというときにカプセルホテルに泊まることも可能です。
そういった事態にならないようにするためにも、パンク修理セットは必須です。スペアチューブやタイヤレバー、携帯用ポンプの三点セットです。山の頂上などでパンクした場合、これらの道具がないと危険な夜の山に野宿などになるかも知れません。そんなことにならないように、しっかりとパンク対策はしておきましょう。
パンク対策をしなかったがために、後でとんでもないことになったとしても、山の中などで一人の場合は誰も助けてくれる人もいないので、しっかりと事前に準備をすることが大切です。

疲労を軽減して楽しむ方法

ロードバイクでのロングランには疲れが伴います。そのため快適に走りたいのであれば、なるべく疲れを軽減することが大事になってきます。体力や乗用中の姿勢、ギア、栄養と水分補給李タイミングなど、さまざまな点に注目することで疲労を抑えて走ることもできます。

普段から体力をつけておく

ロードバイクでの長時間のライディングに耐えるには、普段から体力をつけておけば本番時の体力消耗やそのことによる疲れもある程度抑えられます。なかなか時間がとれないという方も居るでしょうが、ほんの少しの隙間時間を活用して運動を取り入れるようにするとよいでしょう。
例えば、ウォーキングなどの軽い運動やジョギングなどを継続していけば体力はつきます。仕事場から家まで歩いて帰る、帰宅後にジョギングをするなど、時間を見つけようと思えば見つけられるはずです。どの時間帯が自分にとって一番よいのかをしっかりと考え、運動する機会を設けるのも一興です。

疲れにくい姿勢を保つ

スポーツバイクは操縦時に独特の姿勢をとります。さらにサドルの材質や形状も普通の自転車とは違うため、初心者は通常の走行でもおしりや腰を痛めやすいとされています。特に長時間のライディングでは同じ姿勢が続くので、腰などへの負担が増す結果となるのです。
これには実に簡単なことで対策ができます。「立ち漕ぎ」をすればよいのです。立ち漕ぎは文字通り、サドルからおしりを離してペダルを漕ぐやり方です。これができさえすれば、通常のライディングで走るよりも坂道を楽に越えることができますし、おしりをサドルから浮かせるため、腰への負担はそれほどありません。
その一方で乗り手が自転車の上で立ち上がるので、空気抵抗が大きくなり、あまり効率的に進むことができません。また、本格的な立ち漕ぎとなると体幹で体を支えることができなければ、重心が安定せず、そんなに大きく前へと進めません。時々立ち漕ぎを挟むようにすれば、推進力をなるべく減らさずに進むことができるでしょう。

ぺダリングで足の疲労を軽減

乳酸とは、筋肉に蓄積する疲労物質のことです。軽いギアでペダルを回すようにすると、筋肉に蓄積する乳酸の量を少なくすることができます。心拍数が上がる反面、適度な休憩を挟んで走れば、疲れの溜まりにくい走りができるようになります。そのため長距離走行の際は、普段よりもギアを一枚以上軽くして走ったほうがよいのです。

水分・栄養補給のタイミングを考える

水分と栄養を適切なタイミングで補給することも大事です。空腹を感じてから栄養を補給していたのでは遅く、その間もロードバイクを漕ぎ続けた場合は消化吸収の間もエネルギーを消費するため、なるべく空腹を感じる前にエネルギーを補給するようにしましょう。
また、水分も喉の渇きを感じてからでは遅い場合もあるでしょう。なるべく喉が渇ききったり、めまいがしたりする前に飲むようにしてください。

ロードバイクでロングライドを楽しもう

ロードバイクでのロングランはさまざまな景色が楽しめ、風を切る感覚や達成感など、これでしか味わえない楽しみがあるといえるでしょう。確かに色々と準備は必要で体も疲れてしまいます。しかしそれを考慮しても「楽しい」と思う方が確かに居るのでしょう。現にロードバイクでの長距離走行が人気だというのが、それを証明しているといえそうです。
ただ、やはり入念な準備をしないと思わぬことがあったり、ロングランを途中でやめなければならなくなったりなど、多くのトラブルが発生することも考えられます。そのため適切なロードバイクを選び、準備にも力を入れることで、快適なライディングを楽しむことができるのです。特に初心者の方はきちんと情報を集めてロードバイクを選び、準備に力を入れてからロングランを楽しみましょう。

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