ロードバイク通勤のメリット・デメリットとは|その全貌を徹底解説

ロードバイク通勤のメリット・デメリットとは|その全貌を徹底解説

CYCLING 2018.08.16

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ロードバイクで通勤してみよう

最近、漫画などの影響もありロードバイクに興味を持つ人が多くなっている気がします。そんなロードバイクで通勤をしてみましょう。今までは満員電車に乗っていた人や通勤渋滞に巻き込まれていた人、そんなあなたがロードバイクで通勤をしてみると新たな発見があると思います。
サイクリング

ロードバイクで通勤に適した距離

一般的に距離に応じて適正な自転車があります。仕事が忙しく自分の時間が取れない人や、ジムに行ったりランニングをしたりしたいけどなかなか踏み切れない人など、気持ちでは分かっていても運動しない人がほとんどです。
通勤時間を有意義に使うことで習慣化しやすいです。まずは一般的に言われている自転車のタイプ別による距離などから見ていきましょう。

1~5kmならママチャリでも可能

自宅から職場までが1〜5kmの距離であればシティサイクル(通称ママチャリ)などでも通勤に問題ないと思います。
ロードバイクで通勤している私も実は職場まで3kmくらいしかありません。むしろこの距離であれば、朝まず空気圧の確認をしてヘルメット・グローブ・アイウエアなどを着用して出発しなければなりませんが、ママチャリであればすぐに乗り出せます。
ロードバイクは長距離になったときに、ママチャリでは考えられないくらいの速度で走れ、目的地まで早く着くことができます。
しかし、距離が短いからロードバイクが通勤に向いていないかというと、そういうことでもありません。
真っすぐ通勤したら物足りない距離も、行き・帰りのどちらかで遠回りをすることをおすすめします。そうすれば通勤の時間に運動もでき一石二鳥です。

DODA

5~15km以上の距離はクロスバイクかロードバイク

今度は距離が5〜15km以上ですが、この距離が長くなればなるほどロードバイクをおすすめします。後は、通勤経路に坂の上りが存在する人にはクロスバイクかロードバイクをお勧めします。
クロスバイクは、MTB寄りだったりロードバイク寄りだったりと色々な種類がありますので、簡単には説明できません。ロードバイクは、やはり長距離を速く走るように造られているので、想像しているより速度は出ますし、坂などを上る時も想像できないほど軽く進みます。
さらに、自転車を趣味にしたい方などは、初めクロスバイクを購入しても、やはりロードバイクが欲しくなる場合が多いので、1台目からロードバイクを購入するのが良いと思います。

体力や交通量を考慮して決めよう

初めからさすがに10kmを超える距離を乗るのは難しいです。いくら体力に自信があったり自転車に乗るのが好きという人でも、大体練習をしたりしてから始めた方が良いと思います。
通勤でも今まで電車などを使っていた人は、電車と自転車で走行するルートも違いますのでルート確認をしてからにしてください。目安としては30分で10kmくらいが無理のない範囲だと思いますので参考にしてみてください。
サイクリング 橋

ロードバイクで通勤するメリット

まずはロードバイクで通勤するときのメリットを紹介していきたいと思います。毎日のように通勤する方がほとんどだと思いますし、通勤を有効に使うことが生活を充実させると思います。

ダイエットに効果的

ロードバイクはダイエット効果があるかというと、カロリーだけで考えるとランニングの方が同じ時間運動した際の消費カロリーが高いと言われています。しかし、ロードバイクの場合はギアの選択だったり走行経路の斜度による負荷だったりと、運動量を自由に変えられます。
ロードバイクに乗るとダイエットはできても足が太くなると思われていますが、これも漕ぎ方次第です。重い負荷でどんどん回すとパワーが必要で、筋肉が発達し太くなる傾向にあります。
足を細くしたいのであれば、軽いギアで回転数をあげて漕ぐことをお勧めします。さらに、20分以上行うことで有酸素運動になりますので、通勤時間を有効に使いダイエットに挑戦してみても良いかと思います。

人ごみを回避できる

満員電車だったり、人の波にのまれながらの通勤は、修行とも言えるくらい大変なものだと思います。反対に、時間に縛られることもないロードバイクでの通勤は一度経験すると快適です。
電車の遅延で仕事に遅刻するという事態も回避でき、電車やバスなどよりも時間に正確に行動ができますので、計画的な行動や予定を組めると思います。

交通費や維持費の節約になる

ロードバイク通勤で気になるのは金銭面だと思います。結婚をしている人であればロードバイクを始めたいと思ってもロードバイクの本体の価格が高く、趣味として始めるのは奥様の許可がおりません。
しかし、通勤に使うとなれば許可が降りやすいのではないでしょうか。
初期投資は高いかもしれませんが、車やバイクに比べればランニングコストは低く、持っているだけでお金がかかるものではありません。
かかるものとすればケミカル用品やタイヤなどの消耗品です。消耗品といってもバイクより安いですし、他の乗り物よりはるかに安く抑えられます。
一度通勤費を年単位で計算し、ロードバイクに投資するのも良いでしょう。
サイクリング 道路

ロードバイクで通勤するときのデメリット

先述でメリットを述べてきましたが、やはりロードバイク通勤はメリットばかりではありません。デメリットをしっかりと把握し、最悪の状況の時にどう対処するかを念頭に入れながら通勤することが大事だと思います。
パンクや体調不良などでロードバイクに乗れなくなってしまった場合は、ロードバイクを置いて帰ったり、輪行バッグを用意しておいて電車で輪行するなどの対策をとらなくてはなりません。

天候によって乗れない場合もある

ロードバイクの天敵といえば雨です。雨はロードバイクが汚れるし、その後のメンテナンスが大変です。さらに泥除け等が無いので運転者自身も汚れます。
合羽を着ると漕ぎづらかったり難しいです。雨以外にも夏は日焼け対策が必要だったり、何よりも一番大変なのが冬の寒さです。
冬の装備は高いですし、距離が長い人は乗り始めた時と途中では体温が違いすぎて服での調整が難しかったりします。路面の凍結や雪は大変危ないので、注意や乗らない事が必要です。

体調が悪いときは乗れない

ロードバイクのエンジンは何といっても人間です。その人間が体調不良であれば動くことのできない乗り物です。健康のためやお金のためなど、ロードバイク通勤を始めるきっかけはさまざまかもしれませんが、無理をすると良いことはありません。
むしろ本末転倒になり仕事どころではなくなってしまいます。そんな時は無理をせずに会社を休むか、電車・バス・車など違う方法で通勤するのも必要です。その時にロードバイク通勤のメリットやデメリットの発見につながるかもしれません。

荷物の運搬ができない

ロードバイク通勤で悩みになる一つが荷物の問題です。会社に手ぶらで出勤しても問題ない人は少ないと思います。大抵の人は仕事道具の他にも手帳や弁当など、何かしら荷物のある人が多いでしょう。
しかし、ロードバイクは本来レース用の自転車であり、ロングライドでない限り極力車体には何もつけないのがロードバイクです。そのためスタンドやカゴがなく、少しでも軽くするということが考えられています。
では荷物はどうすれば、という人はリュックやメッセンジャーバッグなどを用意しましょう。今ではメッセンジャーバッグであれば大抵のものは防水になっていますし、リュックであっても防水の物もあればカバーがついているものなど、自転車を乗ることを考えて作られたものが沢山販売されていますので、自分に合った大きさや機能の物を探し、極力軽く快適な通勤ライフを楽しみましょう。

交通ルールに違反すると罰則の対象になる

デメリットと言ってはいけませんが、道路交通法では自転車は軽車両に位置づけられ、交通ルールを守る必要があります。
なので当たり前ですが、信号機無視、歩道通行、飲酒運転などバイクや車でやってはいけないことは自転車でも駄目なのです。
飲酒の予定や急な飲酒の際はロードバイクに乗らない方法での通勤を検討してください。

盗難に遭いやすい

デメリットの最後ですが、ロードバイクは車体が高額な上に軽いので、盗難に遭いやすいです。少しの時間しか離れない場合でもカギは確実に施錠しましょう。せっかくの自転車ですので、下の方にも鍵の事を書いてありますので参考にしてください
自転車 ハンドル

通勤用ロードバイクの選び方

ロードバイクと一言で言っても値段もピンキリですし、何を選べば良いかわからないと思います。初心者の方が今後、通勤以外に趣味としてロードバイクにハマったとしても問題の無いように選んでいきたいと思います。

10万円前後のモデルがおすすめ

まず、始めるのであれば10万円以上は必要です。10万円以下であったりすると、下手するとルック車という見た目だけドロップハンドルをつけた、なんちゃってロードバイクというのも存在します。さらに、ロードバイクはメーカーによってですが細かにサイズ展開されているものもありますので、信頼のできる店で購入することも大事です。そういう店であれば的確な情報を教えてくれたりします。
10万円くらいの入門車を購入し、物足りなくなったら車体ごと買い替えることをお勧めします。いきなり高いロードバイクを買っても乗らなくなったら勿体ないですし、試しにやってみて、車体に不満を感じたら買い替えを検討するのが良いでしょう。

フレームの種類にも注目

ロードバイクを探すうえで一番疑問に思うのが、「何でこんなに価格に幅があるのか?」というところだと思います。大きく違うのがフレームの素材で、各素材に良いところがあるので一概に価格が高いから良いというものでもありません。
まず、種類はクロモリ・アルミ・カーボンと3種類あります。クロモリは価格的には一番下ですが、素材の特性上、細くできシルエットもきれいでクラシック的です。
次にアルミですが、価格的には真ん中で、ロードバイクを始めるのであればアルミがお勧めです。アルミは軽いのが特徴で、カーボンのようなしなやかさはありませんが、十分すぎる物もあり、下手なカーボンバイクよりも乗り心地や軽さなどすべての面で上回っている車体もあります。
最後にカーボンですが、今のところ素材的に一番上です。レースの世界などで使用されている自転車はやはりカーボンです。しかし、高額なので初心者が手を出すには早い気がします。というよりも、しっかりとした物を選ばなければ、むしろアルミの方が良いのではという車体もありますので、一概に素材で選ばず信用できる店でしっかりと吟味して選ぶことをお勧めします。

本格的に乗りたいならコンポーネントにも注目

ロードバイクで車体の次に重要なのがコンポーネントです。コンポーネント(通称コンポ)はディレイラー(変速機)、ブレーキ、ギア、変速レバーなどのことを言い、グレードによって軽さや性能、ギアの段数が違います。
ロードバイクを購入する際、105(イチマルゴ)以上がいいということが多く書かれていたりしますが、コンポの違いが車体の価格にも影響されますので、十分に考慮しましょう。
まず、コンポのグレードが高いからと言って速く走れるものではありません。自転車は漕ぐ人が一番ですし、上で書いたようにコンポの違いは軽さやギアの段数です。105以上というのは、105というコンポが丁度真ん中のグレードで、DURA-ACE(デュラエース)やULTEGRA(アルテグラ)などの上位グレードのコンポになると、リアの段数が同じなため変速機だけの変更などが容易です。
初めに安い自転車でコンポのグレードも低いものを購入すると、グレードを上げる際にかなりの出費になってしまうのが105以上が良いと言われている理由です。
コンポのグレードを上げなくても、特にメンテナンスをしっかりしていればそこまで差はありません。むしろ買い替えることが難しい車体をしっかりと選ぶことの方が大事です。コンポのグレードを上げるより車体のグレードを上げた方が断然乗りやすくなります。
サイクリング

ロードバイクで通勤するときの服装

ロードバイクに乗り始めると一番悩むのが服装かもしれません。本気でロードバイクに乗るのであればやはりサイクルウエアだと思いますが、通勤には適さないと感じる人もいます。手持ちの物やできる範囲内で考えることが大事です。そうは言ってもかなりの運動になりますので仕事着とは別の物で通勤し着替えることをおすすめします。

専用ウェアが最もおすすめ

やはり、ロードバイクに乗るうえで一番お勧めするのは何といっても専用のサイクルウエアです。理由はロードバイクを乗るために作られた服だからです。しかし、通勤となるとハードルが高く、会社に着替えるスペースがあるかやサイクルウエアのまま職場に入れるかなどが懸念されます。サイクルウエアは体にぴったりと密着していたり、派手なデザインの物が多いので職場の環境で考えることが大事です。

手持ちのウェアでも可能

初めは手持ちのウエアでも問題ありません。運動ができる服装で、右足の裾が窄まっているか、ハーフパンツなどでクランクに絡まらないものが良いでしょう。
最近では登山メーカーのモンベルやアディダスなど、自転車専用メーカー以外からもウエアなどが出ており、自転車専用まではいかないくらいのウエアも多く販売されています。ユニクロのウエアなどもカジュアル過ぎずお勧めです。初めから本気ではなく、ゆるく始めてみてはいかがでしょうか。

自転車用スーツを着用する

最後に自転車用スーツというのが販売されています。一見普通のスーツにしか見えませんが、自転車を乗ることを考えられています。そのため吸水速乾に優れ、皺になりづらいなど自転車通勤を快適にしてくれるスーツです。2着用意し、洗って交互にという着方もどうでしょうか。
人 自転車

ロードバイクで通勤するときに揃えておくべきアイテム

使用前に揃えておくべきアイテムを紹介します。

ロードバイクに乗るならヘルメットは必須

ロードバイクに乗るのであればヘルメットは必須です。自転車に乗る時にヘルメットはと抵抗がある人や、周りからの視線が気になる方も多いかと思いますが、ヘルメットの着用は必要です。
たかが自転車と思っている人も多いですが、ロードバイクはスピードが出るように作られています。慣れてくれば時速30kmで走行することも普通です。むしろそれ以上の速度も出ますので、そんな状態で転んだり、車とぶつかったりでもしたらかなりの衝撃になります。
原付よりもスピードがでますので、ご自身の安全や命のためにもヘルメットは着用してください。むしろロードバイク乗りであれば着用していない方が気になります。

夜間の運転に必要なライト

夜間の運転には前後にライトが必要です。前のライトは400ルーメンくらいの物がお勧めです。さらに、ライトには充電式と乾電池式の2種類がありますが、充電式の方が軽く高性能の物が多いので、充電という煩わしさはあっても充電式の400ルーメン以上のものがお勧めです。
後ろ側ですが、法律で赤色または橙色の反射板か常時点灯のライトをつけることが決められています。なので法律違反を犯さないようにしっかりとつけ、事故防止に努めてください。

盗難防止用のロックは忘れず用意

鍵は必ず用意してください。通勤の途中でちょっと買い物などというときでも、鍵を掛けなければすぐに盗難に遭います。会社で駐輪場の駐車位置が決まっているのであればU型ロックや大きめのチェーンロックをそこに置いておくのも一つの方法です。そしていつもは軽めのワイヤーロックなどを携帯し会社以外で駐車するときに使用というのもスマートです。
鍵を掛けるときは、絶対に固定物に固定することをお勧めします。ロードバイクだけに鍵であれば、自転車は非常に軽く作られているので容易に持ち去られてしまいます。さらに、タイヤは前後とも工具不要で簡単に外れますので、フレームと固定物で確実なロックが重要です。
自転車

ロードバイクで通勤時間も楽しもう

どんな通勤方法にもメリットとデメリットがあり、メリットしかない通勤方法は存在しません。よって各通勤方法のメリットとデメリットを把握し、天候や荷物の量などで他の方法も考え、晴れている日は是非ロードバイク通勤を始めてみましょう。

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