寝袋としてシュラフカバーを使ってみませんか|素材の特性を生かそう

寝袋としてシュラフカバーを使ってみませんか|素材の特性を生かそう

CAMP 2018.08.10

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シュラフカバーはとても役に立つ

シュラフカバーの役割は、レインカバーのように結露などからシュラフを守ることです。シュラフとは、ドイツ語の寝袋のことで、キャンプ愛好家たちの間ではこの呼び方で呼ばれることが多いです。本来シュラフカバーはシュラフの補助用品なのですが、上手く使えばシュラフにない利点を活かすこともできます。
テント

シュラフカバーの必要性は

シュラフカバーは、もともとの用途から考えるとあまり必要となる機会はありません。しかしシュラフカバーの特性を見ていくと、それを別の使い方に応用できることも可能だと言えます。早速シュラフカバーの特性をみていきましょう。

シュラフカバーの役割はシュラフを守る

まず「カバー」という名前のとおりに、シュラフを守ることが一つ目の役割です。結露などの水分からシュラフを守ることを目的として作られているため、湿気などを防ぐこともできます。外からの湿気の侵入や体から出る汗などにも対応できます。
つまり水分によるシュラフの劣化や、汚れを防ぐ役割があるのです。

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シュラフカバーの保温性シュラフの保温効果をアップさせる

次にシュラフカバーには保温性があります。シュラフを包むことで保温力を上げ、冬場などの寒い時期でのキャンプに活躍できます。シュラフ自体も寝袋であるため、体全体を包んで保温してくれるのですが、「封筒型」などの四角いものだと隙間が多く、これだけでは足りない場合もあります。
そんなときにシュラフカバーがあれば、シュラフ自体の保温力を上げてくれるので、より温かく過ごすことができるのです。これならば冬の雪山などでもできるだけ体温を逃がさずに、夜を過ごすことができますね。

シュラフカバーの防水効果

最後に、シュラフカバーには防水効果があります。結露や雨水からシュラフを守ってくれるので、シュラフカバーは水辺などでのキャンプにおいても活躍できます。
シュラフが濡れてしまうと、膨らまなくなって保温力が低下します。そういった事態を防ぐためにも、水辺のキャンプや雨が降っているときなどはシュラフカバーの使用をおすすめします。こうすれば、シュラフの保温力を保ちながらシュラフを雨や結露などから守ることができます。
川

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風が強いため防風性能が高いものがおすすめです。高山や冬山でキャンプの場合、付属ガスは、プロパン配合の高出力のものをおすすめします。

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ガス式のものもあれば、灯油タイプのものなど様々です。灯油タイプは煤が付きやすいためメンテナンスがやや大変です。

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最近のテントは初心者でも簡単に設営できるようになっています。人数の目安は人数+1くらいの大きさを選ぶと良いでしょう。

シュラフカバーを使ってみる

シュラフカバーの本来の用途から考えて、これには「シュラフを汚れから守る」という役割もあります。もしシュラフが汚れることを嫌うのであれば、シュラフカバーをシュラフに被せるという選択肢もあります。
それだけではなく、もう一つ「別の用途」もシュラフカバーにはあります。その用途次第では、キャンプ地に持って行く荷物の量を減らすことだってできます。

シュラフを入れるだけの簡単さが魅力

シュラフカバーは中にシュラフを入れるだけで、シュラフを結露などの水分から守ることができます。その手軽さが魅力ともいえ、荷物が多い時にも簡単に持ち運ぶことができます。ただ「シュラフを入れる」ため、寝袋よりも小さいカバーを選ばないよう注意が必要です。

シュラフカバーの代用方法がない場合

シュラフカバーを何かで代用する場合、単に何かをシュラフに被せればよいわけではありません。防水透湿素材の性能が高くなければ、役不足でシュラフが濡れてしまうことも考えられます。
そのため防水透湿素材や「ゴアテックス」になったレインスーツを被せるのも選択肢に入ります。ただしあくまで代用であるため、実際のシュラフカバーを使ったほうがいいのは間違いありません。
またシュラフカバーをシュラフ代わりに、「単体で」使用することもできます。これは「あまりにも荷物が多くてシュラフを持って行けない」などの場合に便利ですが、夏場などの気温の高い時期にこのような使い方をするとよいでしょう。これがシュラフカバーの応用的な使い方なのです。
リュック

シュラフカバーに使われている素材

シュラフカバーに使われているのは、防水性と透湿性の高い素材です。これがシュラフカバーの特性を作っているのです。それだけではなくこれらの素材はポリウレタンを挟み、3層構造をなしてシュラフカバーを形成しています。

3レイヤーのシュラフカバー

防水性のある表地にポリウレタン層の中地、これに透湿性の高い裏地、という3層構造でシュラフカバーはできています。これを「3レイヤー」といい、文字どおり「3層」という意味です。

ゴアテックスのシュラフカバー

「ゴアテックス」とは、一枚に見えて実は3層構造をなしている生地のことで、防風性も備わっています。防湿率や透過率がほかの防湿透過素材よりも高くて丈夫です。これはアメリカのWLゴア&アソシエイツ社が販売している防水透過性素材の名前です。湿気はもちろん雨などの外からの水分を通さず、衣類内部の湿気は外へ排出する性能になっており、機能性という点においては非常に優れた商品だとのことです。
ほかにも、これと同じことを考えて開発されたと推測できる技術があります。それが「ブリーズドライテック」という技術です。

モンベル独自の技術ブリーズドライテック

モンベルというメーカーが開発したブリーズダライテックという技術は、防水性能を高めた反面、衣類の通気性が悪くなってしまうこれまでの防湿透過素材の欠点を解消したものとなっています。
これによって生地の通気性で体温の上昇を抑え、同時に湿気や汗を防いでもくれます。このように二つの利点を活かした商品が世界中で人気になっているそうです。
登山グッズ

おすすめのシュラフカバー

ここからは、シュラフカバーにはどのような商品があるのかを見ていきましょう。ここで取り挙げるのは、ブリーズドライテックを使ったモンベルの商品で、価格帯は9,700円から21,000円となっています。
よく見ていけば、ここにお気に入りとなるシュラフカバーが見つかるかも知れませんよ。

モンベル(mont-bell) B-DRTC ウォームアップSBカバー シルバー(SV) 1121033


これにはモンベル独自技術のブリーズドライテックが使われていて、3レイヤーの構造になっています。表面にはフルシームテープを使っているので防水性に優れ、裏地には起毛地を使っています。そのため保湿性が高く、軽量化も達成しています。単体での使用もできるので、夏場の水辺でのキャンプなどにも重宝できるでしょう。コンパクトに収納することができます。

モンベル(mont-bell) UL.スリーピングバッグカバー ラズベリー RAS 1121024


防水性を徹底していますが、2レイヤーであるため単品での使用ができません。非常に軽く、コンパクトなため、シュラフと一緒にスタッフバッグへと詰め込んでおくことも可能です。

モンベル(mont‐bell) ブリーズドライテック サイドジップスリーピングバッグカバー


サイドジッパー付きなため出し入れがしやすく、軽量な上、収納する際の大きさも小さく済みます。高い防水性があり、単体での使用もできます(商品の色はブルーリッジですが、サイト内での選択次第でレギュラーにもできます。)。

モンベル(mont-bell) 寝袋 ブリーズドライテックU.L.スリーピングバッグカバー

高い防水性を確保しており、ブリーズドライテックを採用しているので通気性に優れ、蒸れを大幅に少なくできます。2レイヤーになっているため、単体で使うことはできません。


キャンプ

シュラフカバーで寝袋を守ろう

シュラフカバーはシュラフを守るために作られたものです。そのため、大事なシュラフを結露や雨水、汚れなどの様々な要素から保護することができます。
それ以外にも、シュラフカバー単体でもシュラフのように使うこともできるため、色々と重宝できます。数ある商品の中から、ご自分に合ったシュラフカバーを探してみてくださいね。どこかにお気に入りのシュラフカバーになるものがあるかも知れませんよ。

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