投資のリターンとは何か|投資対象を選ぶために知っておくべきこと

投資のリターンとは何か|投資対象を選ぶために知っておくべきこと

BUSINESS 2018.08.15

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金融商品にはリスクとリターンがある

定期預金、株、先物取引、FXや仮想通貨。投資対象にはさまざまな方法があります。どの投資対象も必ず元本の保証がついているとは限りません。利益(リターン)がきちんと出そうなのか、失敗して損失をだす危険性(リスク)はどの程度なのか、しっかりと考えて投資対象を決めましょう。
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リターンについて

リターンと一言でいいますが、正確な意味を知りましょう。

リターンは投資で得られる収益のこと

投資用語のリターンは、投資で得られる収益のことです。そもそも株や先物取引などの金融商品に手を出そうと思うきっかけは、もともとのお金を増やしたいと思うからでしょう。つまりリターンのために、人は金融商品を購入するのです。
たとえば定期預金などをみてみましょう。ある一定の期間下ろさずに定期預金口座にお金をおいておけば、普通口座よりも多くの利息を得ることができます。銀行が倒産でもしない限り、預金した金額分プラスアルファとなります。リスクは少ないのですが、ゼロ金利時代ではそれほど多くの利息も望めないでしょう。つまりローリスクローリターンの商品と呼ばれます。
逆にFXや仮想通貨のように、大きなお金を出せば成功したときには大きな利益を手に入れられるけれども、失敗すると同じように大金を失う可能性があるものは、ハイリスク・ハイリターンといわれます。

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2種類のリターン

リターンは大きく分けて2種類あります。一つは配当や利子のようなインカムリターン。もう一つは株価などの値上がりによるプライスリターンです。通常わたしたちが「リターン」と一言で呼んでいるものは、このインカムリターンとプライスリターンを合わせたものだと考えてよいでしょう。
株などで利益を出そうと思った場合に、株を保持することでインカムリターンを得ようとするのか、それとも売り買いによるプライスリターンを得ようとするのか、戦略を立ててから購入することが大切です。
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リスクについて

リターンだけではなく、リスクについても知っておきましょう。

リスクはリターンの振れ幅

リスクは「結果が不確実であること」を意味し、リターン(収益)の振れ幅のことを指します。簡単にいえば、投資をする際には必ずしも利益が出ず、お金を失うこともある。その可能性のことがリスクです。
リスクの大きい金融商品には、先物取引やFX、仮想通貨などがあります。たとえばFXは各国の通貨を売買することによってリターンを得る方法です。
1ドル100円のときに購入し、それを110円のときに売ることができればリターンを得ることができます。しかし「こうしたい」という希望通りにいかないのが投資です。暴落してしまいどうしても100円以下で手放さなければならなくなる可能性もあるでしょう。それがリスクです。

リスクの種類と大きさ価格変動や信用などのリスクはさまざまある

金融商品により、リスクの種類や大きさは異なります。そのため、金融商品を購入する際には事前にリスクについて勉強をしておく必要があります。
リスクの種類には、文字通り価格が変動する価格変動リスク、市場情勢から期待される金額で売ることができない流動性リスク、財政難や経営不振などにより社会的信用を失う信用リスク、円と外貨の為替相場の変動による為替変動リスク、投資対象国の情勢悪化などにより市場が混乱して生じるのをカントリーリスクなどがあります。
リスクは資産分散などによってある程度抑えることもできるので、その方法を学んでおくとよいでしょう。またある程度の価格変動などを気にせずに長期的に金融商品を保持することで、インカムリターンを狙う方法もあります。
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リスクとリターンの関係性

リスクとリターンにはどのような関係性があるのか知り、金融商品などを選ぶ際の参考としましょう。

ハイリスク・ハイリターンの関係

リスクとリターンは表裏一体です。一般的にリターンを求めるほどリスクは高くなり、リスクが小さいほどリターンも小さくなると考えてよいです。
たとえば定期預金などの預貯金では、リスクがないかわりにリターンもほとんどありません。これはローリスク・ローリターンです。
逆にFXなどではレバレッジを使って大きな利益を得ることができますが、逆に振れてしまえば大損を出すこともあるでしょう。これはハイリスク・ハイリターンです。
誰もがローリスク・ハイリターンの金融商品を望みますが、そのような金融商品はほとんどありません。そのため自分自身でしっかりと投資の方針を定め、リスクをどのくらいとって投資をするのか、投資額や投資方法を選ぶ必要があります。

投資対象によって大きく異なる

株式や債券など、投資対象によってリスクとリターンは大きく異なります。ローリスク・ローリターンのものでは、預貯金や債券。バランスがとれているのが投資信託。そしてある程度のリスクもあるけれどもリターンも期待できるのが株式です。
それ以上にハイリスク・ハイリターンの金融商品もあります。先物取引やFX、仮想通貨などです。それらに手を出す場合には、家計や老後資金など必要経費を使用しないように気をつけたほうがよいでしょう。リスクの大きい投資の場合は、少なめの余剰資金で行わなければ、失敗したときに後戻りできなくなってしまいます。
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ローリスク・ハイリターンを目指すには

ローリスク・ハイリターンは理想ですが、それを目指すためにできることをみていきましょう。

複数の資産を組み合わせる

最も危険な投資方法は、ハイリスク・ハイリターンの金融商品一本に、資産をまとめて投資することです。もしもそれで大外れしてしまえば、資産をすべて失ってしまうことになります。
そのリスクを回避するためには、資金を1つの資産にまとめて投資せず、値動きの異なるさまざまな資産に分散投資することです。そうすることによりリスクも分散し、安定性が増します。
たとえばFXならば、ドルのみを購入するのではなく、ポンドやニュージーランドドルなどさまざまな国の通貨を組み合わせて購入してみましょう。購入数にもよりますが、ドルが下がったときに強い通貨を保有していれば、プラスマイナスゼロで切り抜けられる可能性もあります。

長期にわたって投資する

「初心者が株やFXなどのデイトレードに、手を出さないほうがよい」。よくいわれることですが、それはデイトレードはプロでも難しい投資方法だからです。
市場は、短期間で一時的な要因により大きく変動することがあります。初心者はそんなときに慌てやすく、冷静に心を保てないことが多いのです。自分の失敗を真っ正面から受け止められず、「次は勝てる」などと思い始めてしまったら、それは負けのパターンです。
長期間でみると、時間あたりのリスクは小さくなる傾向にあることを念頭に置いておきましょう。プライスリターン(値上がりによる利益)ではなく、インカムリターン(配当や利子による利益)を得る方法もあります。ときと場合により、柔軟に対応してください。
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目的に合った投資対象を選ぼう

自分は何のために、どのくらいの利益を得たいと思っているのか。投資を始める前にしっかりと自分の目的をみつめなおしてください。そのことにより、どの程度のリスクを負えるのか、どのくらいのリターンを得ることを目標にするのか決まり、投資対象を選びやすくなります。
投資には必ずリスクとリターンがあることを心にとどめ、目的に合った投資対象を選びましょう。

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